【最新版】Amazonで売れるための施策5選!現役コンサルが解説!
「Amazonで商品を販売したいけど、どんな施策を行えば良いのか分からない」
「Amazonの売上比率を増やしたい」
今回は上記の悩みを解決する記事です。
Amazonは日本でユーザーが4,000万人を超えるECサイトで、ビジネスチャンスは非常に多いです。
しかしその分ライバルも多いため、Amazonで売れるための施策を知っておくことが大切です。
こんにちは!Amazon専門コンサルティングカンパニー「株式会社そばに」です!
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今回はAmazonで売れるために必要な施策「5選」を紹介します。
我々株式会社そばには、Amazon通販支援者数600社以上の実績があり、それらの知見を基に解説するのできっと参考になるはずです。
ぜひ最後までご覧くださいませ!
また今回の内容は以下の動画でも、そばに取締役代表:佐藤秀平が解説しているのでぜひご視聴ください!
目次
Amazonで売れるための施策①:市場の調査
もっとも基本的な施策が「Amazon市場の調査」となります。
なぜならAmazonは「商品カタログ型」なので、「モール型」の楽天・Yahooショッピングとは売り方が異なるためです。
以下からAmazonが具体的にどのようなサイトなのかを紹介するので、一緒に見ていきましょう!
商品単位で勝負する
前述のとおりAmazonは「商品カタログ型」と呼ばれるECサイトとなります。
楽天やYahooショッピングのようにショップ内に商品をたくさん並べ、アクセスしたユーザーに商品を買ってもらうECサイトではありません。
下記をご覧ください。
上記のとおりAmazonで主体となるのは「商品」で、楽天のように「ショップ」を作成し、セラーごとに独自性を生み出すことがむずかしいECサイトです。
イメージとしてはセラーが「Amazon」という巨大なショッピングセンターに商品を納品し、Amazonへ来店したユーザーに商品を買ってもらう形となります。
そのためAmazonでは「商品価値」と「商品ページ」が非常に大切です。
現実世界に置き換えるとわかりやすいのですが、ショッピングセンターで魚を買うときに、「〇〇店で卸された商品を買おう!」と思って購入する方は少ないと思います。
鮮度が良さそうな魚を見つけて購入しようと思う方が多いはずです。
ここでいう「鮮度」がAmazonでいう「商品価値」と「商品ページ」になるため、この2つをどれだけ向上させることができるかがポイントとなります。
検索キーワードを意識する
次にAmazonで特徴的なのが「検索キーワード」です。
ここでいう検索キーワードとは、ユーザーが欲しい商品を検索するときのワードで、商品の売上を大きく左右します。
たとえば本革のカバンが欲しいユーザーがいたとしましょう。
そこでユーザーがAmazonで「カバン 本革」と検索すると、
- 商品タイトル
- 検索キーワードフィールド
- 商品説明
などに「本革」と「カバン」というキーワードが盛り込まれた商品がヒットします。
そのためAmazonで商品を販売するときは、商品タイトルなどに検索キーワードを盛り込むことがポイントです。
ただ「パソコンモニター」を販売しているからといって、商品タイトルに「パソコンモニター」とだけつけるのはオススメできません。
なぜなら「パソコンモニター」という検索キーワードは、多くのユーザーが検索するワードなので、その分ライバルが多くなるためです。
そこで下記から効果的な検索キーワードの探し方を紹介するので、参考にしてください。
効果的な検索キーワードの探し方とは?
効果的な検索キーワードを探すときは、
- 検索ボリュームがあるキーワード
- 競合性が弱いキーワード
上記2つを意識しましょう。
まず「検索ボリューム」というのは、ユーザーがAmazonでどれくらい該当のキーワードを検索しているかを数値で表したものです。
その中で検索ボリュームが一定数あるキーワードを選びましょう。
なぜなら検索キーワードがあまりに少ないと、そもそもユーザーが検索しないので、商品を見つけてもらうことができません。
検索ボリュームを調べる方法としては、
- 検索バーで調べる
- SellerSpriteを使用する
の2つが代表的となります。
Amazonの検索バーで自社商品を検索し、検索ボリュームをチェックしてみましょう。
もう一つ「SellerSprite」というツールを使用し、参考値程度の検索ボリュームを確認することができます。
Amazonではユーザーに商品を見つけてもらうのが売上を増やす第一歩なので、検索キーワードを設定するときは慎重に検討することが大切です。
なお効果的な「検索キーワード」の設定については、下記の記事でさらに詳しく紹介しているので参考にしてくださいね。
🔗【出品者向け】Amazonの効果的な検索キーワードの選定方法とは?
Amazonで売れるための施策②:市場優位性を高める
次にAmazonの施策で大事なのが、市場の優位性を高めることです。
つまり「他社が販売している商品よりも優れた点を見極めましょう」ということになります。
なぜなら自社商品がライバル商品と比べて「価格」「性能」など全ての項目で優位性がない場合、Amazonで販売してもユーザーに選ばれないためです。
具体例を挙げましょう。
たとえばAmazonで「乳酸菌サプリメント(価格:15,000円)」を売ろうと考えたとします。
そこで「乳酸菌サプリメント」とAmazonで調べたところ、上位表示された商品価格が「2,000〜3,000円」の場合、価格の優位性はないことになります。
ユーザーが欲しいのは低価格の乳酸菌サプリメントであり、15,000円する高価な商品ではないためです。
もちろん15,000円の乳酸菌サプリメントがAmazonで絶対に成功しない、というわけではありません。
しかし高価な乳酸菌サプリメントで売上を増やすためには、「性能」など他の点で優位性を高めることが大切です。
このようにAmazonで商品を販売するときは、他社と比べて優位な点を見つけ、その優位性をユーザーに知ってもらうこともポイントとなります。
Amazonで売れるための施策③:レビューを分析する
「レビューを分析する」という施策は、これから商品開発を行いAmazonで販売していくセラーにオススメです。
まず実地して欲しいのが、Amazon内でライバルが販売している商品のレビューを見つけることです。
たとえば乳酸菌サプリメントを販売するなら、Amazonで「乳酸菌サプリメント」と調べて、他社のレビューをチェックしましょう。
その後レビューをコピーし「テキストマイニング」というツールにペーストしてください。
すると、
- 値段は安い
- 美味しくない
- 匂いがキツイ
など、レビューから読み取れる商品のメリットとデメリットが、ビジュアル的にわかります。
つまり上記の例で言えば「美味しくて」「匂いがキツくない」商品を販売できれば、Amazonで市場優位性を高めることが可能です。
むずかしいことではありますが、ユーザーのネガティブな意見を解消することで、ユーザーに選ばれる商品作りをすることができます。
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Amazonで売れるための施策④:差別化を図り強みを作る
次の施策が「差別化を図り強みを作る」ことです。
先ほど紹介した市場優位性と似ていますが、言い換えると、他社に勝てるポイントを作ることになります。
たとえば、
- 価格
- 量
- 品質
などが「差別化」で代表的な例です。
相場が1万円の商品の中で5,000円で販売できれば、それだけで大きな強みです。
ただ、価格・量・品質はライバルたちも対策を行うため、その中で勝っていくことは非常に大変なのもまた事実です。
そのような場合、下記のような強みを作っていくことも検討してみましょう。
- 色
- コラボ
- 同梱物
- 著名人のお墨付き
- 雑誌掲載、紹介
- 外部流入(SNS等)
たとえば変わったカラーの商品を販売しても差別化になります。
また「スポーツ選手のお墨付き」や「YouTuberに紹介された」ことも差別化になるため、強みの一つです。
もし「価格」などでは他社と比較して勝てそうにないと判断すれば、著名人に紹介されたという事実など、違った方法で強みを出していくのも戦略の一つとなります。
上記のように「環境を分析し、戦略を立て、実行する」ことを3C分析と言ったりします。
Amazonは商品単位での勝負になるため「勝てるショップ作り」ではなく、「勝てる商品」を作り上げることが非常に大切です。
Amazonで売れるための施策⑤:良い商品ページで正しく販売する
最後のAmazonで売れるための施策が、良い商品ページを作成し正しく販売することです。
ここまで紹介した施策はもちろん全て重要ですが、特にこちらの施策は売上を大きく左右します。
なぜなら弊社のクライアント様の中には、1つの商品ページを徹底的に作り込み、その1つの商品だけで月間1,000〜2,000万円の売上があるためです。
そのため商品ページを作り込むことはとても大切です。
下記から具体的にどのようにすれば良いかを紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
CV率を向上させる商品画像
1つ目が「商品画像」です。
なぜならほとんどのユーザーが商品ページを見たとき必ず目に入るのが商品画像なので、しっかりと作り込むことが大切です。
具体的には、
- スマホサイズに合わせた縦長の画像
- 解像度を高くする
- ベネフィットを伝える画像
上記3つを意識することです。
スマホが普及した昨今、Amazonの買い物をスマホで行うユーザーが多いため、スマホサイズに合わせた縦長の商品画像を用意しましょう。
さらに解像度を上げてわかりやすくし、ユーザーに対してベネフィットを伝えることができる画像を作成してください。
逆に悪い商品画像としては、
- 画像サイズがバラバラ
- 商品のパッケージ画像だけを表示
となります。
商品画像を作り込むだけでも売上に影響を与える可能性は高いため、しっかりと作り込みましょう。
ユーザーに刺さる商品画像については以下のリンクからそばにがまとめた記事があるのでぜひ参考にしてみてください!
🔗【Amazon出品者向け】最適なメイン画像とは?コンサルが徹底解説!
🔗Amazon商品ページのサブ画像の効果的な設定方法とは?
SEO対策を施した商品タイトル
2つ目がSEO対策をした商品タイトルです。
商品タイトルを効果的につけることで、Amazon内で上位表示される可能性が高くなります。
結果的にユーザーから商品を見つけてもらいやすくなり、売上も増えやすくなります。
たとえば自社商品として「本革のカメラケース」を販売していたとしましょう。
その場合商品タイトルに「本革 カメラケース」というキーワードを含むことが大切です。
「カメラケース」単体のキーワードを盛り込んでも良いのですが、「カメラケース」だけだとライバルが多く、なかなか上位表示されることは難しくなります。
そのため自社で販売している商品がユーザーにどのように検索されるかを分析し、その上で商品タイトルにキーワードを盛り込みましょう。
※Amazonの有効的なSEOについては以下のリンクにまとめているのでぜひご参考にしてみてください!
🔗【AmazonSEOで売上UP!!】上位表示のポイントを徹底解説!
箇条書き項目(商品の仕様)とA+(商品紹介コンテンツ)
3つ目に大事なのが箇条書き項目(商品の仕様)とA+(商品紹介コンテンツ)です。
下記の画像をご覧ください。
赤枠で囲った部分が商品ページの「箇条書き」部分となり、この部分に商品の特徴・ベネフィットを抜け漏れなく記入します。
またあわせて検索キーワードを盛り込むことも大切です。
商品ページの箇条書きに検索キーワードを盛り込むことで、SEO対策として有効な可能性があるためです。
なお、Amazonでは「A+」と呼ばれる商品ページ作成機能もあり、画像を使ってビジュアル的に商品の特徴などをユーザーに伝えることが可能です。
非常に有益な機能となるため、詳しく知りたい方は下記の記事を参考にしてください。
🔗【売上UP!?】商品紹介コンテンツ(A+)とは?効果的な作成方法・メリデメご紹介!
🔗【Amazon】商品説明文と商品の仕様のすべてがわかる!
まとめ
いかがったでしょうか?
Amazonは他のECサイトと異なり商品単位での戦いになるため、今回紹介した施策を実行していくことが、売上を伸ばすコツです。
とは言っても…
「Amazonの施策に割くリソースがない」
「どうしてもAmazonで売上が伸びない」
など、悩む事業者の方もいるかと思います。
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そのような場合は、ぜひそばにへご相談ください!
そばには2022年現在600社以上のAmazon実績を積み重ね、その実績が認められAmazonジャパン合同株式会社とも共同セミナーを複数開催しています。
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また、そばにでは出品者向けに「コラム」を多数公開しているので、あわせて参考にしてください。
大阪府出身。学生起業でAmazon OEM自社ブランド事業を行いながらコンサルタントして活動。
その後新卒で(株)船井総合研究所に入社し、Amazonを中心としたECコンサルティングに従事。
独立し、ECコンサルとシステム開発を行う(株)NOVASTOを設立。
その後「(株)そばに」にEC支援事業を移管。Amazon販売支援歴10年、Amazon プラチナム・パートナー・エージェンシー認定企業として累計800社のAmazon販売事業者様のサポートし、多数のベストセラー獲得商品、Amazon.co.jp販売事業者ワード受賞企業を複数輩出してきた実績を持つ。
ゴルフパター練習機ブランド「PuttOUT」をM&Aで取得し、売上を1年半で10倍に成長させる。