Amazonページビューとは?増やし方やセッションとの違いも解説!
「Amazonにおけるページビューってなに?セッションとどう違うの?」
「ページビューってどうやって確認するの?どうしたら増えるの?」
このような悩みをお持ちではないでしょうか。
こんにちは!Amazon専門コンサルティング会社そばにです!
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Amazonで売上を拡大するには、より多くのユーザーに商品ページを見てもらうことが大切です。
ページビューは、商品の情報がユーザーに届いているかどうかが分かる指標のひとつですが、その意味や確認方法が分からない方もいると思います。
この記事では、
- ページビューの意味
- セッションとの違い
- ページビューの確認方法
- ページビューの増やし方
を解説します。
600社以上のクライアント様のAmazonコンサル実績と知見をもとに説明しますので、どうぞ最後までお読みください。
また、そばにではAmazonの売上をアップさせるためのヒントになるコラムも多数ありますので、ぜひご参考ください!
目次
【Amazon】ページビューとは?
ページビューとは一般的に、ホームページやブログといったwebサイトにおいて、
ページが閲覧された回数のことを指します。
そして、Amazonにおけるページビューとは、商品ページが閲覧された回数のことです。
たとえば、1人のユーザーが商品ページを10回閲覧した場合、ページビューは10となります。
10人のユーザーが1人当たり10回閲覧すると10人×10回となりますので、ページビューは100とカウントされるのです。
ページビューは、
- 商品がそもそもユーザーに見られているのか
- 見られているのに売れていないのか
など、分析する上でとても重要な数値になってきます。
そのため数値分析をするときは、ページビューを確認するようにしましょう。
【Amazon】ページビュー率とは?
Amazonにおけるページビュー率とは、
出品しているすべての商品ページの閲覧数の合計に対して、特定の商品がどのくらいの割合で閲覧されているのかを示す指標です。
つまり、出品している商品の内その商品が全体の何%見られているのかを測れるということです。
ページビュー÷出品している全商品のページビューの合計
で算出されます。
出品している商品のうち、極端にページビュー率が低い商品は、商品ページの画像や文章に原因となる要素があると考えられます。
ほかの商品ページと比較しながらこれらの原因を考え、商品画像の改善や商品説明文の修正など、必要な対策を取るようにしましょう。
ページビューとセッションの違いとは?
ここでよくある質問が、ページビューとセッションの違いです。
2つの違いは以下の通りです。
ページビュー | ページが閲覧された回数 |
セッション | ページを訪問した(アクセスされた)回数 |
たとえば、商品ページをAさんが5回、Bさんが10回見た場合、ページビューは15、セッションは2となります。
ページビューはページを閲覧した回数のみのカウントであるのに対して、セッションはある一定の時間内でカウントされることを指します。
そのため、ページが表示されたままその時間を超えると、新しく1とカウントされることもあわせて覚えておきましょう。
また、ページビューは閲覧するデバイスの数に関連して増えます。
これは、同じ人でも閲覧したデバイスが異なる場合、新たに1とカウントされるということです。
たとえば、Aさんがモバイルアプリで商品ページを1回見たあと、同じ商品ページをパソコンのブラウザで1回見たとします。
この場合、ページビューは2とカウントされることになるのです。
ページビューとセッションの表示について、以前はブラウザとモバイルアプリのカウントが合算されて表示されていました。
2022年3月の仕様変更によりブラウザとモバイルアプリのそれぞれのカウントが分かるようになっています。
それぞれのカウントがデバイスごとに分かることで、そのデバイスに合わせて売上分析や対策ができるようになりました。
ページビューの確認の仕方を解説!
Amazonのページビューは、セラーセントラルのビジネスレポートからチェックできます。
ビジネスレポートとは、売上やユーザーの動向などを把握し、分析や管理をするためのセラー向けのサービスです。
確認方法は以下の通りです。
①セラーセントラルのレポートタブから「ビジネスレポート」をクリック
②画面左にある「売上及びトラフィック」をクリック
③グラフの左下にある「表示する」の「曜日別」「週別」「月別」から確認したい期間をクリック
④下の表にあるページビューやセッションの項目を確認する
アクセス数の増加や減少なども表示されますので、できるだけ毎日確認し、ページビューやセッションに変化があった場合は、原因とそれにあった対策をとるのが望ましいでしょう。
また、ビジネスレポートは直近の過去2年間しか遡ることができません。
売上拡大の対策は長期的な目線で取り組むことが大切ですので、データをダウンロードしておくことをおすすめします。
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Amazonでページビューを増やすには?
ページビューを増やすための具体的な対策のポイントは以下の4つです。
- 検索キーワード
- メイン画像
- primeマーク
- SEO対策
1つずつ解説していきます。
検索キーワード
Amazonでは、商品を出品するときに検索キーワードを設定します。
検索結果に表示されるために、検索キーワードは適切に設定しましょう。
例えば、検索キーワードを「ノート A5」で設定すると、「ノート A5」で検索されたときに商品が検索結果に表示されるようになります。
しかし、検索キーワードのボリュームが大きすぎると、検索結果に競合の他店舗商品も表示されやすいため、自店舗の商品が埋もれてしまいます。
これを防ぐためにも、検索ボリュームが少なめのキーワードや、サジェスト(予測変換)に出てくるキーワードをリサーチして設定しましょう。
🔗【2023年版】Amazon 検索キーワードの選定・設定方法やツールをご紹介!
メイン画像
商品ページのメイン画像は、ユーザーが商品を選ぶ際や他店舗の商品と比較する際に、重要な判断材料となります。
より魅力のあるメイン画像にするためには、
- 高画質で明るめ
- 商品を大きくして見やすく
この2点が重要です。
また、Amazonのメイン画像は、文字による装飾が禁止されています。
背景は白で、商品のみの画像にしなければいけないルールがあるのです。
上記のポイントを見て、現在出品している商品ページのメイン画像が魅力的なメイン画像になっているか、確認してみましょう!
🔗【Amazon出品者向け】最適なメイン画像とは?コンサルが徹底解説!
primeマーク
primeマークとは、
- FBA(フルフィルメント by amazon)
- Amazonマケプレプライム
を利用すると、商品に付与されるマークのことです。
出荷や配送においてAmazonの基準を満たしている証で、購入者からすると通常配送が無料、商品がより早く届くといったメリットがあるためプライムマークがついていないと購入しないというユーザーも一定数存在します。
また、FBAは配送から出荷までをAmazonが代行してくれるサービスです。
返品対応もしてくれるので、出荷作業や商品到着後のフォローに充てるリソースがない事業者には特におすすめです。
🔗【2022年最新】フルフィルメント by Amazon(FBA)の手数料やメリットを解説!
FBAはAmazonに手数料を払うことで利用できますが、Amazonマケプレプライムは、配送において一定の品質を保ち、登録するとprimeマークをつけることができます。
🔗Amazonマケプレプライムとは?メリット・デメリットを解説します。
primeマークの有無で商品を購入するかどうかを決めるユーザーもいることも覚えておきましょう。
検索結果や商品ページにprimeマークが表示されていることが商品ページへのアクセス増加につながるので、対策しておいて損はありません。
🔗【出品者向け】amazonプライムマークとは?付け方・メリット解説!
SEO対策
ページビューを増やす対策として、SEO対策は非常に大切なポイントです。
具体的な対策の1つとして、クリックしたくなるような、ユーザーを惹きつける商品タイトルにすることが挙げられます。
なぜSEO対策が重要なのかというと、70%以上のユーザーは検索結果の2ページ目以降を見ないからです。
Googleで調べものをする場面を想像してみてください。
検索結果1ページ目の上位に出てきた記事は読むと思いますが、1ページ目の下部や2ページ目以降に表示されている記事までチェックするでしょうか。
そして、65%のユーザーが上位1~3つの商品をクリックします。
言い換えると、検索結果の上位3位以内に入ると、多くのユーザーに商品ページをクリックしてもらいやすくなるということです。
🔗【AmazonSEOで売上UP!!】上位表示のポイントを徹底解説!
そばにのAmazonアカウント運用代行で売上拡大の対策をまるっとお任せ!
Amazonのページビューを増やすために、毎日のページビューやセッションの確認、分析と対策を行うといっても、
「ページビューがなかなか増えない」
「毎日ページビューを確認したり分析したりするのは手間とコストがかかる」
こういった課題もありますよね。
そばにのAmazonアカウント運用代行なら、売上を最大化するための施策をまとめて代行できます。
そばにAmazonのアカウント運用代行ってどんなサービス?
Amazonアカウントを事業者様に代わって運用し、売上を拡大していくのがそばにのAmazonアカウント運用代行です。
- SEO最適化
- 商品カタログ最適化
- ブランディング
これらはそばにのAmazonアカウント運用代行サービスのメニューの一例ですが、どれもページビューを増やすための対策として必要な施策です。
たとえば、そばにではSEO最適化の施策としてキーワード選定やデータ解析を行います。
ページビューを増やすための対策として、検索結果に表示されやすいキーワードを選定することが大切でしたよね。
そばにのAmazonアカウント運用代行なら、検索結果の上位を狙えるキーワード選定もすべて丸投げでOKです!
2年弱で注文商品売上が190%アップ!
Amazonで食品を出品していたクライアント様は、そばにのAmazonアカウント運用代行を利用した結果、2年弱で注文商品売上が191.09%アップしました。
ひと月の注文数が約16,000だったのが、約2倍の30,000以上の注文数になったのです。
こちらのクライアント様のアカウント運用代行では、
- SEO最適化
- 画像最適化
- 広告運用最適化
- レビュー施策
- シーズン商品販売
を行いました。
このように、クライアント様の現状にあわせて必要な施策をまとめてお任せいただけます。
売上拡大のための対策が分からなくて困っていることはありませんか?
そんなときは、ぜひそばににお問い合わせください!
◆お電話・WEBからのお問い合わせはこちら
Amazon専門の運用スペシャリストによる売上UPをご希望の企業様はお気軽にご相談ください。
コンサルティング・運用代行・広告運用のサービスや事例に関する質問/相談はこちら↓
※設定や手続きなどのご不明点はこちらからテクニカルサポートにお問い合わせください。
※お電話からのお問い合わせは初めに一次受付にてご対応となります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ページビューは「ページが閲覧された回数」のこと。
閲覧された「回数」をカウントするのがページビューで、閲覧した「人数」をカウントするのがセッションです。
ページビューはセラーセントラルのビジネスレポートから確認できます。
できれば毎日確認して、数値の変化にあわせた適切な対策をとることが、売上アップのポイント。
日々の確認や分析と対策を積み重ねていきましょう。
しかし、
「ページビューの確認や増やすための施策に割けるリソースがない」
「ページビューは増えてきたのに売上が伸び悩む」
といった課題も出てくると思います。
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また、この記事のほかにもコラムを多数公開しているので、ぜひご参考ください!
大阪府出身。学生起業でAmazon OEM自社ブランド事業を行いながらコンサルタントして活動。
その後新卒で(株)船井総合研究所に入社し、Amazonを中心としたECコンサルティングに従事。
独立し、ECコンサルとシステム開発を行う(株)NOVASTOを設立。
その後「(株)そばに」にEC支援事業を移管。Amazon販売支援歴10年、Amazon プラチナム・パートナー・エージェンシー認定企業として累計800社のAmazon販売事業者様のサポートし、多数のベストセラー獲得商品、Amazon.co.jp販売事業者ワード受賞企業を複数輩出してきた実績を持つ。
ゴルフパター練習機ブランド「PuttOUT」をM&Aで取得し、売上を1年半で10倍に成長させる。