Amazonカート獲得とは?獲得条件と獲得率を上げる方法を解説

Amazon売上UP

「カート獲得ってどういうこと?」「カートを獲得する方法は?」今回は、上記の悩みを解決する記事です。

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Amazon販売で売上を向上させるためには、多くの場合「カートボックスの獲得」が必須となります。カートボックスの獲得とは、商品ページの「カートに入れる」ボタンに自分の商品が表示されている状態のことを指します。

カートを獲得することで、ユーザーから購入してもらえる機会が圧倒的に増えます。実際にカートボックスからの購入は約70%を占めると言われており、売上への影響は計り知れません。

2026年現在、Amazonではカートボックスは「おすすめ出品」という名称に変更されています。また、ポイント付与率を加味した「実質価格」もアルゴリズムの評価対象になるなど、獲得条件も変化しています。本記事では、カートボックスの仕組みから獲得条件、獲得率を上げるための具体策、確認方法まで、2026年最新の情報を踏まえて解説します。

確認したいポイント

結論

詳細

カートボックスとは?

商品ページで優先購入される仕組み

商品ページの「カートに入れる」ボタン付近の枠をカートボックスと呼び、獲得した出品者の商品が優先的に購入される。

なぜカート獲得が重要?

購入の約70%がカートボックス経由

ユーザーの約70%がカートボックスから直接購入するため、カート未獲得では売上の大半を逃すことになる。

カート獲得の前提条件は?

大口出品プラン+一定の販売実績

大口出品プランへの登録が必須で、かつ一定以上の販売実績があるASINが対象となる。新規出品者はまず実績づくりから。

獲得に影響する4つの要素は?

価格・在庫・出荷方法・パフォーマンス

販売価格の競争力、安定した在庫供給、FBA等の迅速な出荷方法、アカウントヘルスの4要素が獲得率を左右する。

FBA活用は有利?

Primeマーク付与で獲得率が大幅に向上

FBA利用でPrimeマークが付き、配送品質がAmazon基準を満たすため、カートボックス獲得率が飛躍的に高まる。

獲得率の確認方法は?

ビジネスレポートで数値を確認できる

セラーセントラルのビジネスレポート「詳細ページ 売上・トラフィック」からカートボックス獲得率を確認可能。

カートが取れない場合の対処法は?

価格調整・在庫確保・FBA導入・評価改善

競合と比較した価格見直し、在庫切れ防止、FBA導入によるPrimeマーク獲得、出品者評価の改善が主な対策となる。

2026年の最新動向は?

おすすめ出品への名称変更と実質価格評価

2026年現在、カートボックスは「おすすめ出品」に名称変更され、ポイント付与率を加味した実質価格も評価対象に。

<本記事から分かる5つのポイント>

  • Amazonカートボックス(おすすめ出品)を獲得すると、商品ページの「カートに入れる」ボタンに自分の商品が表示され、購入の約70%を占める。
  • 獲得には大口出品プランへの登録と一定の販売実績が必要で、価格・在庫・出荷方法・パフォーマンスの4要素が評価される。
  • FBA(フルフィルメント by Amazon)を活用すると、Primeマークが付与されカートボックス獲得率が大幅に向上する。
  • カートボックスを獲得するとスポンサープロダクト広告の出稿も可能になり、さらなる売上拡大が期待できる。
  • 2026年はポイント付与率を加味した実質価格が評価対象になるなど、獲得条件が変化している。

Amazonカート獲得とは?

Amazonのカート獲得とは?

Amazonのカート獲得とは、商品ページに大きく表示される「カートに入れる」ボタンを獲得することです。

Amazonというモールは「カタログ型」と言われるモールになっています。店舗ごとに商品ページを作るわけではなく、1商品1商品ページというようにして、エンドユーザーが迷いにくい形を作っています。

そのため、1商品ページの中に相乗りをしていくというのがAmazonなわけです。その相乗りの中でも「カートに追加する」というワンクリックで購入されるセラー、それが「カートボックス獲得」と言われるものになります。

ほとんどのユーザーは、カート獲得している店舗から購入するので、売り上げアップにつながりやすくなるのです。

例えば、水筒を販売する場合、一つの水筒のページに何社もの出品者が登録されます。しかし商品ページに大きく「カートに入れる」ボタンとしてメインに表示されるのはカートを獲得した1社だけです。

カートを獲得できなかった出品者は、「新品(〇)件の出品」というリンクの先にしか表示されません。わざわざそのリンクをクリックして他の出品者から購入するユーザーは少なく、カートを獲得していない出品者はほとんど購入されないという結果になります。

なお、2026年現在、Amazonではカートボックスの正式名称が「おすすめ出品」に変更されています。セラーセントラルやAmazon公式ドキュメントでは「おすすめ出品」と表記されていますが、一般的には引き続き「カート獲得」「カートボックス」と呼ばれることが多いです。

Amazonが公開したカート獲得の4つの要素

カートボックスの獲得方法については長らく非公開となっていましたが、Amazonが「Amazonでカートを獲得するために重要な4つの要素」を発表しました。

カート獲得の前提条件

まず、カートボックスを獲得するためには、以下の前提条件を満たしている必要があります。

・大口出品プランに登録していること:小口出品プランではカートボックスの獲得対象になりません。Amazonで本格的にビジネスを展開するなら、大口出品プランへの登録は必須です。

・一定の販売実績があること:新規出品者の場合、すぐにはカートボックスが獲得できないことがあります。Amazonセラーフォーラムの報告では、7〜14日後、長い場合は3ヶ月ほどでようやくカートが取れたという声が一般的です。焦って大幅値下げに走るよりも、適正価格で少しずつ販売実績を積み上げる方が、結果的に早くカート獲得につながります。

・新品のコンディションであること:中古品やコレクター品はカートボックスの対象になりません。

①販売価格

価格をできるだけ安くすることで、カートボックスの獲得が近づきます。ただし、品質を無視した無理な値下げはNGです。Amazonでは、顧客に対して「安くて良い品質のもの」を提供することが求められるからです。

カートボックスの獲得でいう「安い」とは「他の出品者との比較」となります。例えば、あなたが出品している商品と同じ商品を他の出品者が1,500円で出品していて、あなたは2,000円で出品している場合、他の出品者にカートボックスを取られる可能性が高くなります。

そのため、日頃から他の出品者の価格を定期的にチェックし、適正な価格帯を維持しましょう。ただし、過度な価格競争に陥ると利益が確保できなくなるため、商品の品質や付加価値を踏まえた価格設定が重要です。

2026年現在は、ポイント付与率も加味した「実質価格」がアルゴリズムに影響を与えています。たとえば、1,000円の商品に10%のポイントを付与している場合、実質的には900円として評価される可能性があります。価格面での競争力を高めるために、ポイント施策も含めた総合的な価格戦略が必要です。

②在庫の安定性

在庫が十分に確保できており、今すぐ迅速出荷できることもカートボックス獲得に貢献します。在庫切れを起こすとカートを失うだけでなく、再獲得にも時間がかかるため、常に適切な在庫量を維持することが重要です。

 

売上予測に基づいて過不足なく在庫を仕入れ、在庫切れを起こさないように留意しましょう。FBAを利用している場合、在庫数を競合店舗より多くAmazon倉庫に納品できれば、カートボックスを獲得できる可能性が高まります。

③出荷スピード・配送方法

Amazonでは「速さ」が求められます。お届け日時指定サービスやお急ぎ便などの対応も、カートボックス獲得の評価対象とされています。

FBAを利用すれば、Amazonの倉庫から迅速に発送されるため、出荷スピードの面で大きなアドバンテージがあります。FBAを利用した場合、Primeマークが付与されるため、カートボックス獲得率が飛躍的に高まります。

自社出荷を行う場合は、配送スピードを可能な限り速めましょう。マケプレプライムの要件を満たせば、FBAを使わなくてもPrimeマークを付けることが可能です。

関連記事:【徹底解説】FBA(フルフィルメント by Amazon)とは?メリット・デメリットから手数料まで詳しく紹介

④セラーのパフォーマンス

アカウントの健康状態(アカウントヘルス)もカート獲得に影響します。Amazonは「顧客至上主義」のプラットフォームのため、出品者のパフォーマンス指標を厳格に管理しています。

具体的には、以下の指標が重要です。

・注文不良率(ODR):1%未満を維持する必要があります。1%を超えるとカート獲得が難しくなるだけでなく、アカウント停止のリスクも高まります。

・出荷遅延率:商品の発送が遅れるとユーザー満足度が低下し、カート獲得にも悪影響を及ぼします。

・キャンセル率:出品者都合のキャンセルが多いと、アカウント評価が下がります。

・出品者評価:★4以上を維持することが理想的です。

日頃からセラーセントラルのアカウントヘルスでこれらの指標をモニタリングし、基準を下回らないように運用しましょう。

参考:Amazonセラーセントラルヘルプ「おすすめ出品の対象になるには」(https://sellercentral.amazon.co.jp/help/hub/reference/external/G200418100)

カート獲得率の確認方法

Amazonでカートを獲得・獲得率を上げる方法とは?

自店舗がカート獲得できているかどうかを確認するためには、商品ページの「発売元」をチェックしましょう。「販売元」の名称が自店舗の名称であれば、カートを獲得しています。

より詳細なカート獲得率を確認するには、セラーセントラルの「レポート」→「ビジネスレポート」→「詳細ページ 売上・トラフィック」を開きます。ここで「おすすめ商品(ショッピングカートボックス)の割合」を確認することで、商品ごとのカート獲得率を数値で把握できます。

カート獲得率が低い商品がある場合は、上記で解説した4つの要素(価格・在庫・出荷方法・パフォーマンス)を見直し、改善策を講じましょう。

カート獲得率は週次や月次で定期的にチェックすることをおすすめします。競合の参入や価格変動によってカート獲得率が急落することもあるため、変動があった場合はすぐに原因を分析し、対策を講じることが重要です。特に、大型セール(プライムデー、ブラックフライデーなど)の前後は競合の動きが活発になるため、こまめなモニタリングが求められます。

また、SKU単位のカート獲得率も確認しましょう。ビジネスレポートの画面で「SKUパフォーマンスを表示する」をクリックすれば、SKU単位の獲得率が表示されます。特定の商品だけカート獲得率が低い場合は、その商品に特有の問題(価格・在庫・競合の存在)がないか確認してください。

カート獲得するとどうなるの?

売上が大幅に向上する

カートを獲得すると、ユーザーがカートボックスから商品購入に繋がる割合は約70%と言われており、売上に大きく貢献します。逆にカートを獲得できていない出品者は、残り約30%のユーザーを他の出品者と奪い合うことになります。

カートを獲得できるかどうかで、売上は天と地ほどの差が出ると言っても過言ではありません。

スポンサープロダクト広告が利用できる

カート獲得すると、Amazonスポンサープロダクト広告が利用できます。正確には、カート獲得していなくても利用できますが露出されることはありません。

スポンサープロダクト広告を通じて商品露出を増やし、さらなる売上アップを狙いましょう。

関連記事:Amazon広告の効果を最大化!売上をアップさせる運用方法とは?

カート獲得率を上げるための具体的な施策

適正価格の維持と定期的な見直し

競合の価格を定期的にモニタリングし、極端に高すぎる価格設定は避けましょう。ただし、安易な価格競争は利益率を圧迫するため、付加価値や品質面での差別化も並行して行うことが重要です。

価格改定ツール(マカド!、プライスターなど)を活用すれば、競合の価格変動に合わせて自動で価格を調整する仕組みを構築できます。手動で毎日価格チェックする手間を省きながら、常に競争力のある価格帯を維持できるのでおすすめです。

FBAの積極的な活用

FBAを活用することで、Primeマークの付与・出荷スピードの向上・カスタマーサービスの品質向上が同時に実現でき、カート獲得率が大幅に高まります。

FBAを利用することで、商品の梱包・発送・返品対応もAmazonが代行してくれるため、出品者は商品開発やマーケティングに集中できます。また、FBA利用時に配送に関する低評価レビューが付いた場合は、Amazon側の責任としてレビュー削除を依頼できる点も大きなメリットです。

在庫管理の徹底

在庫切れはカート喪失に直結します。需要予測に基づいた適切な補充タイミングを設定し、安定した在庫供給を維持しましょう。在庫管理ツールの導入も効果的です。

出品者パフォーマンスの改善

注文不良率(ODR)1%未満、出荷遅延率を低く維持し、出品者評価は星4以上を目指しましょう。これらの数値はセラーセントラルのアカウントヘルスで確認できます。

関連記事:AmazonのSEO対策方法を徹底解説!上位表示で売り上げUP

関連記事:【コンサル直伝】Amazonレビューを増やして購買率を高めよう!

自社ブランド(オリジナル)商品のカート獲得について

相乗り出品とは異なり、自社ブランドのオリジナル商品の場合は、基本的にカートボックスを獲得しやすい状況にあります。自社でしか販売していない商品であれば、競合する出品者がいないため、カートボックスは自然と自社に付きます。

ただし、自社ブランド商品であっても、転売業者に相乗り出品されるケースがあります。この場合、転売業者が低価格で出品すると、カートボックスを奪われる可能性があります。

転売・相乗り対策としては、Amazonブランド登録を行った上で、以下の施策が有効です。

・ブランド登録をすることで、不正な出品者に対してAmazonへ権利侵害の申し立てを行える

・JANコードの管理を徹底し、相乗りの抑止力とする

・独自のパッケージやロゴを使用し、正規品と転売品の区別を明確にする

・定期的に自社商品ページをモニタリングし、不正な出品者が現れたらすぐに対応する

自社ブランド商品を安定的に販売するためにも、カートボックスの維持と転売対策は常に意識しておくことが重要です。

関連記事:Amazonブランド登録(Amazon Brand Registry)がマストな理由と登録手順

Amazonカート獲得なら「株式会社そばに」へご相談ください

ここまでAmazonのカート獲得について解説してきましたが、「カートを獲得できず売上が伸びない」「価格を下げてもカートが取れない」「カート取得率を改善する方法がわからない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

株式会社そばには、Amazonプラチナム・パートナー・エージェンシーとして1,000社以上のAmazon運用を支援してきた実績があります。Amazonのカート獲得率向上に向けて、価格戦略の見直し、在庫管理、配送品質の改善、商品ページの最適化、広告運用、データ分析まで、売上アップにつながる施策を一気通貫でサポートしています。

そばにの強みは、カート取得率や価格競争力、在庫状況、競合データなどを分析し、カート獲得につながる最適な運用をご提案できることです。単に価格を下げるのではなく、利益を確保しながらカート獲得率を高める戦略をご支援します。

私たちの強みは、

  • Amazonカート獲得に向けた戦略立案と運用改善
  • 商品ページ改善・SEO対策・広告運用による売上拡大支援
  • 1,000社以上の支援実績を活かした、利益を重視したAmazon運用ノウハウ

「Amazonでカート獲得率を改善したい」
「価格競争だけに頼らず売上を伸ばしたい」
「カート対策からSEO・広告運用まで一貫して支援してほしい」

このようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ株式会社そばにへご相談ください。Amazonのカート獲得に向けた戦略立案から商品ページ改善、SEO対策、広告運用まで、売上と利益の最大化につながる最適なAmazon運用をご提案いたします。

関連記事:【今日からできる!】Amazonの売上を伸ばす方法11選!

まとめ

まとめ

カート獲得は、Amazon販売において売上を大きく左右する重要なポイントです。カートボックスを獲得することで、ユーザーの約70%が「カートに入れる」ボタンから購入するため、売上に大きなインパクトをもたらします。

カート獲得に必要な4つの要素は、適正な販売価格、安定した在庫供給、FBA等の迅速な出荷方法、セラーパフォーマンスの維持です。

2026年現在は、「おすすめ出品」への名称変更やポイント付与率を加味した実質価格の評価など、カート獲得のアルゴリズムも進化しています。定期的にセラーセントラルのビジネスレポートでカート獲得率を確認し、4つの要素を継続的に改善していくことが、安定したカート獲得と売上成長を実現するための鍵です。

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