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【セラー向け】Amazonポイントの付与したほうが良い?メリデメから活用方法まで!

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【セラー向け】Amazonポイントの付与したほうが良い?メリデメから活用方法まで!

Amazonでは、出品者が商品にポイントを付与する「ポイントプログラム」があります。

名前のとおり、ユーザーが商品を購入するとプログラムを獲得できるサービスです。

ユーザーからすれば嬉しいサービスで、出品者もたくさん買ってもらえるのでWin -WIn…ということでもありません。

ユーザーはメリットしかありませんが、出品者がポイントを設定するときはデメリットも

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そこでこの記事では、

  • そもそもAmazonポイントとは?
  • Amazonポイントのメリットとデメリット
  • Amazonポイントの設定方法と活用方法

を紹介します。

ポイントを効果的に活用することで、売上を増やすキッカケになります。
ぜひ、この記事を参考にしてください!

Amazonポイントとは?

Amazonポイントは「1ポイント=1円」として、商品を買ったりサービスの利用が可能です。

有効期限はAmazonで最後に注文してから1年間以内。
ただ、お買い物をするたびに有効期限は1年延長します。

そのためユーザーは、継続的にお買い物をすればポイントは還元され続けます。

ユーザーは欲しい商品を購入して、さらにポイントまでもらえるので嬉しい限り。
もらったポイントで別の商品を買っちゃうかもしれません。

それは一旦置いておいて、そもそもAmazonポイントとは誰が設定するものなのでしょうか?

Amazonポイントは出品者負担?

結論として、出品者がポイントを負担します

たとえば出品者が「よし!この商品には100ポイントを付けよう」と考えます。

その場合みずから商品に「100ポイントの設定」をして、「100ポイントの支払い」も出品者自身です。
後述もしますが、ポイントを含めて利益を計算しないと、利益が非常に少なくなることも

メリット・デメリット

最大のメリットはなんと言っても差別化

購入者からすればポイントが付いている方がお得なので、付いていない商品との差別化になります。
もともと「これ欲しい!」と思っていたものにポイントが付いていると、ちょっと得をした気分になりませんか?

ユーザーが商品を買う後押しをするため、購買率UPにもつながるでしょう。

ポイント対象商品の抽出

(引用:Amazon公式サイト

二つ目のメリットはポイントの抽出。

Amazonの公式サイトをよく見てみると、「ポイント対象」の商品だけを抽出できる機能があります。

さらに「Amazonポイント」専用ページもあり、ユーザーの目に留まりやすいです。

インプレッションが高くなれば、購入につながる可能性も高くなります。

顧客満足度

前提として、Amazonは楽天に比べポイントは付きにくいです。

経営戦略の違いですが、楽天は「ポイント」に力を入れています。
利用したことがある方はご存知だと思いますが、楽天内のサービスを使うと獲得ポイントが2倍、3倍になります。

これでよく利益出るなあ」と思う一方、言い換えれば、楽天ではポイントがつかない商品の方が珍しいということです

一方Amazonの場合、そもそもポイントが付かない商品も多数あります
その中でポイントを付けることで、「あのお店ポイント付いてた気がする」と思い出してもらえるかもしれません。

もちろん1度や2度ポイントを付けただけでは覚えてもらえませんが、続けることでリピート客を獲得できる期待も

デメリット

逆にデメリットは、出品者がポイントを負担すること

Amazonはポイントを負担しないので、出品者がみずから設定し負担します。
言い換えると、値下げをしていることと同じ状態に…

つまり利益が減ってしまうので、仕入れ価格と販売価格をしっかり考慮して決定する必要があります。

補足ですが、手数料は「販売価格 − ポイント」に対してかかります。

たとえば

  • 販売価格:2,000円
  • ポイント:200ポイント

であれば、1,800円(2,000 − 200)に対して手数料がかかる計算。
細かいポイントですが、細部まで確認して利益を調整することが大切です。

ポイント競争に巻き込まれる

二つ目のデメリットが、ポイント競争です
先ほどメリットの部分で紹介したとおり、ポイントを付与することで差別化ができます。

言い換えれば価格競争から一旦逃れることが可能に。

しかし、次はポイント付与の競争が生まれる可能性も…

たとえば同じ商品を出品している人同士が「相手は20ポイントにしたから、うちは30ポイントにする!」とします。
すると相手も「こっちは40ポイント付ける!」と、ポイント競争が始まるケースがあります。

これではお互いに消耗して利益を減らし続けるという、最悪な結果を迎えます。

そうならないためにも、リミットを決めておくことが大切。
先に「50ポイントまで!」など決めておくことで、ポイント競争に巻き込まれることはありません。

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Amazonポイントの設定方法

Amazonでポイントを設定するときは、いくつか方法があります。

方法によって設定するポイントも異なるため、それぞれご紹介します。

設定方法を解説!

全商品に一括してポイントを設定する場合

①ポイントをクリック

セラーセントラル」のトップページから「広告>ポイント」の順番で進めます。

①ポイントをクリック

②ポイントを選択

すると、下記の画面に飛びます。

②ポイントを選択

全商品に一括して付けるポイントを「1%〜50%」の範囲で選択が可能です。

一括で登録して問題ない方は、プルダウンからパーセンテージを選択。

③今すぐ適用をクリック

最後に「今すぐ適用」ボタンをクリックして、終了です。

一部商品に対して異なるポイントを設定する場合

異なるポイントをそれぞれ付与するときは、設定がやや複雑です。

まずは先ほどと同じく「セラーセントラル」のトップページから「広告>ポイント」の順番で進めます。

①除外を追加をクリック

下記の画面が表示されるので、「例外を管理」をクリックします。

①除外を追加をクリック

②テンプレートファイルをダウンロードする

次に「アカウントレベルのポイントの例外を管理する」が表示されるので、「テンプレートファイル」を選択。

②テンプレートファイルをダウンロードする

③テンプレートファイルにパーセンテージを記入

テンプレートファイルは、下記のようにテキスト形式でダウンロードされます。

「SKU」に対して「points_percent」の部分に、何%のポイントを付与するか記入します。もし2%であれば、points_percent部分に「2」と記入。

④テンプレートファイルをアップロード

SKUとpoints_percentを記入できたら、最後にアップロードです。
かならずテキスト形式でアップロードしてください

⑤いますぐ適用

アップロードが終了した後「いますぐ適用」ボタンを押すと、指定したポイントが付与されています。

設定していないポイントは、同率のポイントです。

Amazonポイント設定注意点とは?

ポイント分も考慮した商品価格の見直し

前述もしましたが、Amazonポイントを設定するときは販売価格を考慮する必要があります

当然のことですが、100円の商品に100ポイント付与したらムナしいだけです。

上記の例はあまりないケースですが、ポイントを付与することで利益は減ります。

そのため価格を下げすぎないことがポイント。
…とは言っても、価格を上げすぎたらそもそもユーザーが買ってくれません

ポイントを付与する場合は、売上の利益に加えて「他社の商品価格」と「買い手のニーズ」を総合的に判断することが大切です。

競合の大量付与

先ほど「他社の商品価格」を参考に、販売価格を考えるべきと説明しました。

しかし一つ注意点があります!

たとえば平均価格が5,000円の商品があるとして、「1」と「2」の事業者がそれぞれ

  1. 8,000円で商品を販売して、3,000ポイントを付与
  2. 6,000円で商品を販売して、1,000ポイントを付与

の場合、どちらも出品者は5,000円の売上です。

しかし、ポイントは①の方が多くもらえます。

この場合、商品価格だけを見て「②」の事業者が8,000円で販売してもなかなか売れないでしょう。

そのため他社の「販売金額」に加えて「ポイントをいくら付与しているのか」も確認してください。

Amazonポイントの効果的な活用方法とは?

最後にAmazonポイントの効果的な活用方法をいくつか紹介します。

ビックセールのタイミング

プライムデーなどのキャンペーンが開催されると、ユーザー数は多くなる傾向にあります。

そのときにAmazonポイントを付与することで、購買率上がる可能性も。

ただ、他の出品者も同じように考えているケースもあります
先述したとおり、ポイントで他社と戦っても、利益は減り労力だけが残ります。

もしポイントを付与するときは、最大どのくらいのポイント数までなら付与するかを事前に決めておきましょう。

価格を変更するとき

イレギュラーな使い方ですが、価格を変更するときです。

価格を頻繁に変更すると、カテゴリーによっては商品削除のケースも。
さらにカートボックスも取得しらづい傾向にあります。

そのときに少額のポイントを付与することで、価格のコントールが安全にできます

まとめ

Amazonでポイントを付けるときは、購買率が上がる期待は大きいです。

一方ポイントについては出品者が負担するため、デメリットも。

とは言ってもユーザーからのインプレッションは増える傾向にあるため、利用を検討しても良いと思います。

ただ、

どのくらいポイントを付与すればいいかわからない

ポイントを付けてもなかなか商品が売れない

という事業者の方は、専門のAmazon代行会社への依頼を検討しましょう。

せっかくポイントを付けても売り上げにつながらないと、費用対効果も減ってしまいます…。

そんなときは、ぜひ私たち「そばに」へお任せください!

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そばにではセラーを経験し、Amazonのことを熟知したプロが多数在籍しています。

ポイントを付与してライバルと差をつけたい!」という方は、ぜひ下記のボタンから問い合わせてください!

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監修者紹介

佐藤 秀平

代表取締役 CEO

大阪府出身。学生起業でAmazon OEM自社ブランド事業を行いながらコンサルタントして活動。
その後新卒で(株)船井総合研究所に入社し、Amazonを中心としたECコンサルティングに従事。
独立し、ECコンサルとシステム開発を行う(株)NOVASTOを設立。
その後「(株)そばに」にEC支援事業を移管。Amazon販売支援歴10年、Amazon プラチナム・パートナー・エージェンシー認定企業として累計800社のAmazon販売事業者様のサポートし、多数のベストセラー獲得商品、Amazon.co.jp販売事業者ワード受賞企業を複数輩出してきた実績を持つ。
ゴルフパター練習機ブランド「PuttOUT」をM&Aで取得し、売上を1年半で10倍に成長させる。

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