Amazonのセラーセントラルでユーザー権限を付与する方法|外注化における注意点も解説

Amazon販売をしている方で、
「取り扱う商品が多く、自社だけでは対応できなくなってきた」
「商品登録が多すぎて、業務を外注化したい」
と悩んでいますか?
そのような場合は、今回紹介するAmazonの機能「ユーザー権限」で解決できるかもしれません。
こんにちは!Amazon専門コンサルティングカンパニー「株式会社そばに」コラム編集部です。
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ユーザー権限を活用することで、Amazon販売の業務を分担することができるため、業務の効率化をすることが可能です。
そこでこの記事ではユーザー権限についての、
- 概要
- 設定方法
- 管理(種類と変更方法)
- 注意点
上記4つについて、わかりやすくこの記事で紹介します!
我々そばには、Amazon通販支援者数1,000社以上と実績を重ね、Amazonジャパン合同会社様と共同セミナーを複数開催した実績があります。
それらの経験・知見を踏まえて解説するので、ぜひ参考にしてください!
また、そばにではAmazonの出品者向けてに「コラム」を多数公開しているので、ぜひあわせて参考にしてくださいませ。
| 重要項目 | 概要 | 施策内容 |
| セラーセントラルのユーザー権限の概要把握 | 第三者に特定の管理機能(在庫・価格・注文等)を分担させる仕組み。大口出品者向けの業務効率化ツール。 | 自分のリソースを確保するため、商品登録や顧客対応などのルーチンワークを誰にどの範囲まで任せるか、権限付与の全体像を設計する。 |
| ユーザー権限の設定・管理方法の実行 | 「設定」メニューからの招待手順と、4段階(なし・表示・編集・管理)のアクセス権限の割り当て。 | 外注先や広告代理店に対し、必要最小限の権限(例:分析なら「表示」、入札調整なら「編集」)を選択して付与し、作業環境を整備する。 |
| 外注化におけるリスクと対策の徹底 | 誤操作による利益損失や、メインアカウントと連動したアカウント停止(紐付け)リスクの回避。 | 「管理」権限は身内以外に付与せず、外注先との契約終了時には即座に権限を削除。アカウント停止リスクを抑えるため、信頼できるパートナーを選定する。 |
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<本記事から分かる5つのポイント>
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目次
Amazonの「セラーセントラル」とは
Amazonの「セラーセントラル」とは、個人や法人がAmazon上で商品を出品・販売するための管理ツールです。商品登録や在庫管理、注文処理、顧客対応、売上分析などを一括して行えるのが特徴です。
効率的に販売活動を進めるために必要な機能が揃っており、初めての出品者でもスムーズに運用できるよう設計されています。
セラーセントラルのユーザー権限とは?

Amazonにおける「ユーザー権限」とは、一部の権限を第三者に付与できる機能です。
具体的にどのようなシーンで使用するかというと…
「Amazonで一部の商品の管理を外注したい」
「社内で分担してAmazon販売を行いたい」
というときに便利な機能となり、カンタンに言えばAmazon内で作業を分担化するためのツールです。
具体的に第三者へ付与できる権限の種類は、
- 在庫
- 価格
- 注文
- ストアデザイン
の4つで、作業を分担して効率化を進めることが可能です。
たとえばユーザー権限を使用して「在庫」についての権限を付与すれば、商品登録の編集や確認を行ってもらうことができます。
そのため外注化を検討している方にピッタリのツールと言えるでしょう。
なお、ユーザー権限を付与できる条件として、
- Amazonセラーセントラルへ出品していること
- 自分がマスターユーザーであること
- 大口出品を利用していること
の3つとなります。
※マスターユーザー:初回のログインID等の取得を行なったユーザー
また、大口出品についての説明は下記記事で詳しく紹介しています。
🔗Amazonの大口出品と小口出品の違いとは?大口から小口へ変更する方法まで解説!
在庫権限を付与した場合に可能な操作内容
在庫権限を付与すると、商品登録や在庫数量の変更、商品情報の編集などが可能になります。例えば、新商品のASIN登録、既存商品の在庫補充、商品タイトルや説明文の修正などの作業を担当者が行えるようになります。
広告代理店やコンサル会社に商品ページ改善を依頼する場合にも、この権限が必要になります。ただし、在庫数量の誤入力や誤った商品情報の更新が起こる可能性もあるため、信頼できる担当者に限定して付与することが重要です。
価格権限を付与した場合に可能な操作内容
価格権限を付与すると、商品の販売価格やセール価格の変更、クーポン設定などが可能になります。例えば、タイムセールの価格調整や競合状況に応じた価格改定を外部担当者が実施できるようになります。価格戦略を代理店に任せる場合には必須の権限です。
ただし、誤った価格設定は利益損失やブランド毀損につながるリスクがあるため、価格変更履歴を定期的に確認するなど、管理体制を整えた上で付与することが大切です。
注文管理権限を付与した場合に可能な操作内容
注文管理権限を付与すると、注文情報の確認、出荷処理、返品対応、購入者へのメッセージ送信などが可能になります。FBM運用を行っている場合、外注先が出荷処理を行うためにこの権限が必要になります。
また、顧客対応を担当するスタッフに付与することで、問い合わせ対応や返金処理がスムーズになります。顧客情報を扱うため、情報管理体制を整えた上で最小限の範囲で付与することが重要です。
ストアデザイン権限を付与した場合に可能な操作内容
ストアデザイン権限を付与すると、Amazonブランドストアのページ編集やA+コンテンツの作成・修正が可能になります。例えば、季節ごとのキャンペーンページ作成や、商品紹介ページのデザイン改善などを外部制作会社が行えるようになります。
ブランドイメージの統一やCV率向上に直結する作業が可能になる一方、誤った情報掲載やブランド毀損のリスクもあるため、デザインガイドラインを共有した上で権限を付与することが重要です。
ユーザー権限の設定方法
ここからは実際にユーザー権限を設定する方法について解説しますが、非常にカンタンです。
まずはセラーセントラルのトップページへログインし、その後の流れは下記のとおりとなります。
1.ユーザー権限をクリック
トップページ右上にある歯車の部分から「ユーザー権限」を選択してください。

2.招待をクリック
次にユーザー権限を与えたいユーザーの「氏名」「Eメールアドレス」の2つを入力し、招待をクリックしましょう。


追加するユーザーが複数いる場合は、上記の手順を繰り返すことになります。
ここまでがユーザー権限を付与する側の手順です。
その後、ユーザー権限を付与される側の方にはAmazonから「ユーザー登録用のURL」が届くため、氏名・パスワードを入力してアカウントを作成すれば完了です。
なお、ここで設定するパスワードはセラーセントラルへログインするときに必要で、いつでもユーザー自身で変更することが可能です。
ここまででユーザー権限を付与することはできましたが、もう一つ大事な設定があり、それが「第三者にどのくらいの規模の権限を付与するか」となります。
たとえばAmazonの商品の一覧をExcelなどにまとめる作業であれば、第三者にAmazon内で「編集」や「管理」ができる権利を付与する必要はありませんよね。
その辺りのユーザー権限の「種類」と「変更方法」について、次章から解説します。
ユーザー権限の管理
「ユーザー権限」と一言で言っても、実は種類があります。
ここからはユーザー権限の種類と、権限の変更方法について見ていきましょう。
権限の種類
下記の表のとおり、第三者にどのくらいの規模の権限を付与するかによって種類があります。
| 権限の種類 | 内容 |
| なし | ・表示自体されない ・編集もできない ・アカウントを所持するのみ |
| 表示 | ・該当項目が表示される ・閲覧は可能 ・編集はできない |
| 表示と編集 | ・該当項目の表示と編集ができる |
| 管理 | ・該当項目の管理と編集ができる |
たとえば第三者に編集や管理などすべてお任せしたい場合は「管理」を選択することになりますし、編集してほしくないのであれば「表示」です。
では次章から、画像を使いつつ権限の種類を変更する方法を見ていきましょう。
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権限の変更方法
まずはセラーセントラルトップページへログインし、その後の流れは下記のとおりです。
1.ユーザー権限をクリック
まずはトップページ右上の歯車から「ユーザー権限」をクリックしましょう。



2.アクセス権限の管理をクリック
権限を変更したいユーザーアカウント右横にある「アクセス権限の管理」を選択してください。


3.ユーザー権限を変更する
ユーザーに付与する権限を「なし・表示・表示と編集・管理」の中から項目ごとに選択して、下にある「次に進む」をクリックし、変更を保存すれば完了です。


権限「なし」「表示」で委託できる業務内容
「なし」は該当機能に一切アクセスできない状態を指します。「表示」はデータ閲覧のみ可能で、編集や変更はできません。例えば、外部コンサルに売上レポートの分析を依頼する場合や、広告代理店に現状数値を確認してもらう場合は「表示」権限で十分です。
数値確認や改善提案を受けるだけであれば編集権限は不要です。不要な編集権限を与えないことで、誤操作や不正変更のリスクを抑えることができます。
権限「表示と編集」で委託できる業務内容
「表示と編集」は、データの閲覧に加えて設定変更や登録作業が可能になる権限です。例えば、商品情報の修正、価格変更、広告入札調整、在庫数量の更新などを外注先に委託する場合に必要となります。
実務を任せる場合はこの権限が中心になります。ただし、編集操作は売上やアカウント評価に直接影響するため、業務範囲を明確にし、定期的に変更履歴を確認することが重要です。
権限「管理」で委託できる業務内容と注意点
「管理」権限は最上位権限であり、ユーザー追加や権限変更など、アカウント全体の設定を操作できます。社内責任者以外に安易に付与することは推奨されません。管理権限を持つユーザーは他のユーザーの削除や権限変更も可能なため、権限の濫用や情報漏洩のリスクがあります。
外注先には原則付与せず、必要最小限の編集権限にとどめることが安全な運用につながります。
権限付与時に注意すべき情報漏洩とリスク管理
セラーセントラルには売上情報、顧客情報、広告データなど重要な情報が集約されています。不必要に高い権限を付与すると、情報流出や意図しない設定変更が発生する可能性があります。権限付与時は「必要最小限の原則」を徹底し、業務終了後は速やかに権限を削除することが重要です。
また、誰にどの権限を付与しているかを定期的に確認し、不要なアカウントを放置しないことが、安全なアカウント運用につながります。
Amazonでのユーザー権限付与のメリット3選
業務の外注化やチーム体制の強化を考える上で、Amazonセラーセントラルの「ユーザー権限付与」は極めて有効です。ここではユーザー権限付与によって得られる3つの具体的なメリットを紹介します。
業務の効率化と専門性の活用
Amazonでの販売業務は、商品登録や在庫管理、広告運用やレポート分析など多岐にわたります。業務を1人でこなすのは負担が大きく、非効率な面も目立つ業務が大半です。
ユーザー権限を活用すれば、作業ごとに適した専門スキルを持つ担当者に業務を振り分けられるため、処理スピードが上がるうえに精度も向上します。
たとえば、広告運用を得意とする外部スタッフに広告管理だけのアクセス権を与えることで、成果を出しやすい運用が可能になります。
役割を明確にしたチーム編成が実現できるため、ミスの削減と売上アップの両立も期待できるでしょう。
関連記事:Amazon広告代理店おすすめ9選!上手な選び方や注意点を徹底解説
セキュリティの向上
Amazonセラーセントラルは売上データや銀行口座情報など、重要な機密情報を扱うシステムです。アカウントのIDとパスワードを他人に共有する行為は、情報漏洩やアカウント乗っ取りのリスクを高めてしまいます。
その点、ユーザー権限機能を活用すれば必要な範囲だけに限定してアクセスを許可できるため、情報を守る観点でも非常に有効です。たとえば在庫管理のみを担当させる場合でも、注文情報や顧客データにアクセスされることはありません。
機能ごとの制限が細かく設定できるため、安心して他者と業務を分担できます。
関連記事:Amazon手数料の完全ガイド|出品プランからFBAまで解説
権限の柔軟な管理
ユーザー権限付与の大きなメリットは、業務内容や外注先の立場に応じて権限の範囲を柔軟に設定できる点にもあります。
- 表示のみ可能にする
- 編集まで許可する
- 完全に管理権限を付与する
上記を選択可能で、必要なときに必要な機能だけを解放できます。また、契約終了後には該当アカウントを停止すれば済むため、リスク管理の面でも優れています。
外注化が進んだあとも、担当者の変更や役割の見直しに応じてスムーズな調整が可能です。状況に応じた柔軟な運用ができる点は、継続的なEC運営において欠かせない要素となるでしょう。
外注化におけるリスクと対策
セラーセントラルの運用を外注化することで、業務効率化や売上向上が期待できます。しかし、ユーザー権限を外部に付与することは、情報漏洩や不正アクセスなどのリスクも伴います。安全に外注化を進めるためには、事前にリスクを理解し、適切な対策を講じることが重要です。
情報漏洩リスクとその原因
外注先にユーザー権限を付与すると、売上データ、顧客情報、商品情報などの機密情報にアクセスできる状態になります。管理体制が不十分な場合、これらの情報が第三者に漏洩するリスクがあります。
例えば、共有パソコンの使用や不適切なアカウント管理が原因で情報が流出するケースがあります。また、業務終了後も権限を削除せず放置すると、不要なアクセスが継続される可能性があります。外注先の管理体制を事前に確認することが重要です。
不正アクセスや権限濫用のリスク
必要以上の権限を付与すると、意図しない設定変更や不正操作が行われる可能性があります。例えば、商品価格の変更、商品削除、広告停止などの操作は売上に直接影響します。また、管理権限を付与している場合、他ユーザーの削除や権限変更も可能になります。
こうしたリスクを防ぐためには、業務内容に応じた最小限の権限のみを付与することが重要です。管理権限は社内の責任者のみに限定することが推奨されます。
秘密保持契約(NDA)の締結によるリスク対策
外注先と業務を開始する前に、秘密保持契約(NDA)を締結することが重要です。秘密保持契約を締結することで、外注先に対して情報管理の義務を明確にし、情報漏洩時の責任範囲を定めることができます。
契約書には、情報の取り扱い方法、第三者への開示禁止、契約終了後の情報削除などの内容を含めることが一般的です。契約を締結することで、外注先の情報管理意識を高めることにもつながります。
アクセス管理と定期的な権限見直しの重要性
安全に外注化を行うためには、権限付与後の管理も重要です。誰にどの権限を付与しているかを定期的に確認し、不要になったアカウントは速やかに削除する必要があります。また、アクセスログを確認することで、不審な操作や不正アクセスの早期発見が可能になります。
さらに、パスワードの定期変更や二段階認証の設定を行うことで、セキュリティを強化できます。継続的な管理が、安全な運用につながります。
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ここまでのとおり、ユーザー権限を利用することで第三者に一部の権利を付与できるため、外注化をするときに便利です。
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まとめ

いかがったでしょうか?
Amazonの「ユーザー権限」を利用することで、業務の効率化を図ることができるため、作業量が増えてきた出品者の方はぜひ検討してください。
作業量が増えることで作業スピードが上がる一方、外注化すればリソースが増えるため、結果的に売上を増やすキッカケにもなります。
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