【売上に直結!?】Amazonユニットセッション率の伸ばし方や平均値を詳しく解説!
「ユニットセッション率ってどのくらいあればいいの?」
「ユニットセッション率を伸ばすにはどうすればいいの?」
こんな悩みを抱えている人もいるかと思います。
こんにちは!Amazon専門コンサルティングカンパニー「株式会社そばに」です!
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売上が上がってくると、ご自身の売上状況が良いのか悪いのかの判断が必要になります。
そのためにおすすめの確認方法が、ユニットセッション率をチェックすることです。
この記事では、ユニットセッション率の確認方法に加えて、ユニットセッション率の伸ばし方についても解説するので、ぜひ売上アップのために参考にしてみてください!
我々株式会社そばには、Amazon通販支援者数600社以上で、Amazonジャパン合同会社様との共同セミナーを複数開催した実績があります。
これまでの実績と知見をもとに解説していきますので、きっとあなたのお役に立てるはずです。
ぜひ、最後まで読んでみてください!
ユニットセッション率とは?
まず初めにユニットセッション率の概要と平均値について解説します。
ユニットセッション率の概要
ユニットセッション率とは、商品ページに訪問したユーザー数に対してどのくらいの数の商品が売れたのかを表した数値です。
計算式は、ユニットセッション率(%)= 販売数 ÷ セッション数 × 100 で表せます。
セッション数は、24時間以内にページにアクセスしたユーザー数のことを指します。
24時間以内なら、同じユーザーが何度同じページへアクセスしてもセッション数は1とカウントされます。
例えば、
- 1日に商品ページを訪問したユーザー数:1,000人
- 商品の販売数:100個
この場合のユニットセッション率は、100(個)÷ 1,000(人)× 100 = 10(%)となります。
平均値はどれくらい?
では、ユニットセッション率の平均値はどれくらいでしょうか?
ECサイトにおける平均的な数値としては約2.5〜5%となっており、5%を超えると良好な数値だと判断できます。
ただし、販売する商品のジャンルによって平均値は上下しますので、一つの目安として覚えておくようにしましょう!
ユニットセッション率と転換率の違い
ユニットセッション率と混同しやすい言葉に、転換率があります。
それぞれコンバージョン率と言い換えることができるのですが、厳密にはユニットセッション率と転換率は意味が異なるので注意が必要です。
では、どのような違いがあるのか解説していきます。
ユニットセッション率と転換率の概要・計算式のそれぞれの違いについて、以下の表にまとめていますので参考にしてください!
概要 | 計算式 | |
ユニットセッション率 | アクセスしたユーザー数に対する販売数の割合 | 販売数(個) ÷ セッション数 × 100 |
転換率 | アクセスしたユーザー数に対する購入者の割合 | 購入者数(人) ÷ セッション数 × 100 |
例えば、一人のユーザーが10個の商品を購入した場合で違いを見てみましょう。
セッション数は100とします。
【ユニットセッション率】
10(個)÷ 100 × 100 = 10(%)
【転換率】
1(人)÷ 100 × 100 = 1(%)
上記のように、ユニットセッション率と転換率の違いは、「販売数の割合を出すのか」または「購入者数の割合を出すのか」が異なるということです。
ユニットセッション率の確認方法
Amazonストアにおけるユニットセッション率は、Amazonが提供するビジネスレポートで確認できます。
ここでは、ビジネスレポートでユニットセッション率を確認する手順を解説しますのでチェックしてみてください!
2.セラーセントラルから 「レポートタブ」内の「ビジネスレポート」をクリック
3. 左側のメニュー一覧から調べたい条件を選択
商品ごとのユニットセッション率を確認したい場合は、「ASIN別」項目内にある「詳細ページ売上・トラフィック」より確認できます。
他にも、さまざまなデータがあるので確認→分析のPDCAを回し、改善していきましょう!
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ユニットセッション率を向上させるには?
ユニットセッション率の上げるためには、露出を増やしアクセス数を上げるとともに、訪問したユーザーに対していかに簡潔に商品の魅力を伝え「買いたい!」と思わせられるかが重要なカギとなります。
ここでは、ユニットセッション率を向上させるための方法として以下の5つの方法をご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
- サブ画像で商品の魅力を分かりやすく伝える
- 商品紹介コンテンツを充実させる
- 商品説明文も手を抜かずにしっかり記載!
- カートボックスを獲得する
- レビューと高評価を獲得して信頼性を高める!
1. サブ画像で商品の魅力を分かりやすく伝える
サブ画像はユニットセッション率を高めるためにとても重要な役割を果たす部分です。
なぜなら、サブ画像はメイン画像のように背景が白でなければいけないというような制限がないため、自由なデザインで商品の魅力を伝えられます。
サブ画像は、マイクロコピーで作成することのがおすすめです。
マイクロコピーとは、短い文章と大きな画像の構成で使用される、パッと見ただけで商品の訴求したい内容が伝わる簡潔な文章のことをいいます。(以下の画像を参照)
また、画像サイズは1,000ピクセル以上(理想は1,600ピクセル以上)にしましょう。
1,000ピクセル以上の画像は、カーソルを当てた部分が拡大される「ズーム機能」が使えるようになり、ユーザーが商品の詳細な部分を拡大して確認できるようになります。
Amazonストアのようなネットショップでは、実際に手に取って確認できないからこそ、商品の詳細を確認できる画像を用いることはユーザーの利便性を高めて購入率のアップにつながります。
2. 商品紹介コンテンツを充実させる
商品紹介コンテンツもユニットセッション率を上げるために活用できる大切な機能です。
Amazonでは、商品ページのレイアウトが予め決められているため、レイアウトや装飾を自由に変更できません。
しかし、商品紹介コンテンツでは、モジュールと呼ばれる画像とテキストの組み合わせによって比較的自由に商品の魅力を伝えることが可能です。
例えば、商品説明文の基本的なパターンは、以下の画像のように白色背景にテキストのみでの表示となっています。
上記の画像の商品説明は、綺麗にまとめられていてとても分かりやすい商品説明文の一例です。
しかし、これだけ綺麗にまとめられていてもすべての内容に目を通すことはユーザーにとって大きなストレスとなり、販売者側が伝えたい情報をユーザーに対して十分に伝えることが難しいと言えます。
そんな時に活用できるのが、テキストと画像を組み合わせた商品紹介コンテンツです。(以下の画像を参照)
画像があることで一目で商品の魅力が伝わりますし、テキストも最低限の文字数で済みます。
商品紹介コンテンツの作成についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事が参考になりますので、ぜひチェックしてみてください!
🔗【売上UP!?】商品紹介コンテンツとは?効果的な作成方法・メリデメご紹介!
3.商品説明文も手を抜かずにしっかり記載!
商品説明文は、以下の画像のようにテキストのみで構成される項目です。
商品説明文の項目では、テキストのみで商品概要や仕様・使用方法など、ユーザーに知っておいてほしい商品情報を記載します。
テキストのみのため、あまり目立つ項目ではありませんし、詳細に書けば書くほど文章が長くなるため、ユーザーに全ての情報に目を通してもらえる確率は下がってしまいます。
しかし、商品説明文を見て商品情報を知りたいと思うユーザーは多いですし、テキストだけでも商品の魅力や効果を伝えることは可能なので、ユーザーを取りこぼさないためにも手を抜くことなくしっかりと記載しましょう!
商品説明に関しては以下のリンクでそばにが詳しくまとめているので、ぜひご確認ください!
🔗【Amazon】商品説明文と商品の仕様のすべてがわかる!
4. カートボックスを獲得する
カートボックスとは、商品ページに表示される「カートに入れる」ボタンのことです。(以下の画像参照)
全体の70%のユーザーがカートボックスから購入しているので、カートボックスを獲得できるかどうかで売上は大きく左右されます。
もし、カートボックスが獲得できていない場合は、相乗り出品となり「他の出品者」というボタンをクリックしてもらわない限り商品ページが表示されない状態になります。(以下の画像参照)
カートボックスを獲得したい人は、以下の記事が参考になりますので、ぜひ一度ご確認ください!
5. レビューと高評価を獲得して信頼性を高める
Amazonで購入する人の多くは、購入前にカスタマーレビューを確認します。
そのため、多くのレビュー数と高い評価を獲得していることは、商品のブランディングに大きな影響を与えます。
では、どのようにレビューと評価を獲得すればいいのでしょうか?
レビューと評価を獲得できる方法には、以下の2つがあります。
- レビュー依頼メールを送る
- Amazon VINEを利用する
レビュー依頼メールは、購入者に対して送ることが可能です。
レビュー依頼メールを送りたい場合は、セラーセントラルの「注文管理」ページから購入者に対してレビューのリクエストを送信できます。
また、Amazon VINEを利用すれば、Amazonが選定したカスタマーに対して無料サンプルや予約商品を送付し、レビューを書いてもらうことができます。
Amazon VINEで選定されるカスタマーは、招待条件をクリアしたユーザーなので、いたずら・誹謗中傷のような低質なレビューが書かれる心配がないので安心です。
注意点としては、購入者に対してレビューを依頼する場合に、高評価を付けるよう促したり、レビューに対して報酬を支払うことは禁止されているので気をつけましょう!
禁止行為が発覚すればアカウントがBANされる場合があります。
Amazon VINEを活用してみたいという人は、以下の記事が参考になりますのでチェックしてみてください!
🔗【2022年最新】Amazon VINEの効果的な使用方法とは?
まとめ
いかがだったでしょうか?
ユニットセッション率の平均値は、商品ジャンルによって異なりますが、約2.5〜5%となっています。
この記事で、ユニットセッション率の確認方法について解説していますので、ぜひご自身のユニットセッション率を確認してみてください!
もし、ユニットセッション率が思ったように伸びていないという人は、以下の対策を実施してみましょう。
- サブ画像で商品の魅力を分かりやすく伝える
- 商品紹介コンテンツを充実させる
- 商品説明文も手を抜かずにしっかり記載!
- カートボックスを獲得する
- レビューと高評価を獲得して信頼性を高める
上記の5つの項目の中から、まずは、ご自身が取り組みやすいところから始めていくことをおすすめします。
とは言っても、
「本業が忙しくてなかなか時間を取れない」
「カートボックスを自分一人で獲得できる自信がない」
と思われる方もいると思います。
そんな時は、ぜひ一度そばににご相談ください!
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大阪府出身。学生起業でAmazon OEM自社ブランド事業を行いながらコンサルタントして活動。
その後新卒で(株)船井総合研究所に入社し、Amazonを中心としたECコンサルティングに従事。
独立し、ECコンサルとシステム開発を行う(株)NOVASTOを設立。
その後「(株)そばに」にEC支援事業を移管。Amazon販売支援歴10年、Amazon プラチナム・パートナー・エージェンシー認定企業として累計800社のAmazon販売事業者様のサポートし、多数のベストセラー獲得商品、Amazon.co.jp販売事業者ワード受賞企業を複数輩出してきた実績を持つ。
ゴルフパター練習機ブランド「PuttOUT」をM&Aで取得し、売上を1年半で10倍に成長させる。