Amazonの集客って大変?その悩みを解消する集客の重要ポイントをご紹介
「Amazonでの集客って大変なの?」
「集客はどうすればいいの?」
こんな疑問や悩みを抱えていませんか?
こんにちは!Amazon専門コンサルティングカンパニー「株式会社そばに」コラム編集部です。
Amazonは、国内において利用者数が多く集客しやすいイメージを持たれている人も多いかと思います。
また利用者が多いだけではなく、膨大な数の商品が出品されているのも事実です。
そのため、ただAmazonへ出品しただけでは、ライバル商品に埋もれてしまい全く売上につながらないという事態にもなりかねません。
また、もし売上につながったとしても、価格競争に巻き込まれてしまえば思ったような利益にならないというケースも起こりえます。
そこで今回は、Amazon集客の悩みを解消するためのポイントをご紹介します。
なお我々そばには、商品や出品者様のご状況に応じた戦略を立案することを得意としており、当時Amazonに全く市場がなかった段ボール製造企業様の売上を、3ヶ月で単品月商350万円まで引き上げた実績があります。
これからAmazonへ出品予定の企業様もしくは集客が上手くいかずに悩まれている集客ご担当者様は、ぜひこの記事で集客成功のポイントを押さえてください!
目次
Amazonの集客って大変?
冒頭で述べたように、Amazonには膨大な数の商品が出品されているため、集客は一筋縄ではいきません。
そして、Amazonの集客が大変だと言われる理由の一つとして、『Amazon』というECサイトの特性が関わっています。
Amazonは、楽天やYahoo!ショッピングのようなモール型のECサイトではなく、「カタログ型」のECサイトです。
Amazon | 楽天・Yahoo!ショッピング | |
形態 | カタログ型(出品) | モール型(出店) |
特徴 |
・1商品1ページ ・商品ページのフォーマットが決まっている |
・ECサイトに自社ページを作成する ・デザインの自由度が高い |
Amazonでは、商品ページのフォーマットが決まっており、デザインでの差別化が難しいことがネックです。
また、Amazonでは1商品1ページというルールがあり、同じ商品を出品する出品者が複数いる場合は相乗り出品という形が取られ、すでに掲載されている商品ページに『他の出品者』として出品することになります。
もし、Amazonでの集客を成功させるなら、いかに自社商品ページをユーザーへ露出させるかが大きなポイントとなります。
では、どのようにして自社商品ページをユーザーへ露出させていけば良いのでしょうか?
次の項で、集客に重要なポイントについて6種類ご紹介します。
Amazon集客で重要なポイント6選
ではここからは、Amazon集客のために押さえておきたいポイントを6種類ご紹介します。
全て重要なポイントとなりますので、一つも漏らさず実行するようにしてください。
①カテゴリー選定
適切なカテゴリーを選定することは、集客の基本中の基本となります。
Amazonユーザーの中には、カテゴリーから条件を絞って商品を検索する人もいるため、カテゴリー選択を誤るとユーザー獲得機会の損失につながります。
カテゴリー選定については、間違えようがないと思われる方もいるかもしれませんが注意が必要です。
なぜなら、Amazonではルートノード(上位カテゴリー)>ブランチノード(中位カテゴリー)>リーフノード(下位カテゴリー)と、カテゴリーが細かく分類されているためです。
例えば、「家電・カメラ・AV機器」のカテゴリーを見てみましょう。
家電用品を出品する場合には、まずこの上位カテゴリーを選択することになります。
ですが実は、「家電・カメラ・AV機器」の下には、次のようにさらに細かくカテゴリーが分かれています。
- キッチン家電
- 生活家電
- 理美容家電
- 空調・季節家電
- 証明
- 大型家電
- すべての家電
- カメラ・ビデオカメラ
- アクションカメラ
- 双眼鏡・望遠鏡・光学機器
- 携帯電話・スマートフォン
- テレビ・レコーダー
- オーディオ
- イヤホン・ヘッドホン
- ウェアラブルデバイス
- アクセサリ
- すべてのカメラ・AV機器
(引用:Amazon)
そして、このカテゴリーの下にもさらに細かくカテゴリーが分かれています。
そのため、正しく設定しているつもりでも、実は適切なカテゴリーではなかったというケースも珍しくありません。
適切なカテゴリー選定については、以下の記事で詳細を記載していますので併せてチェックしてください。
ちなみに、ブラウズノードの意味は、簡単にいうと「商品をカテゴリー別に分ける設定」のことです。
🔗【2023年最新版】Amazonブラウズノードとは?設定・修正方法を解説!
②検索キーワード
検索キーワードを正しく選定することも、カテゴリーと同様に集客の基本となります。
なぜなら、Amazonでは検索から購入する人が、全体の約70%を占めているというデータがあるからです。
検索キーワードを選定する際は、出品する商品がどのようなキーワードで検索されるのかをリサーチした上で選定するようにしてください。
リサーチする方法としては、『サジェストキーワードツール』を活用するのがおすすめです。
『サジェストキーワードツール』を活用したキーワード選定方法については、以下の記事で詳しく解説していますので、併せてチェックしてください。
🔗【2023年版】Amazon 検索キーワードの選定・設定方法やツールをご紹介!
③メイン画像
Amazonでは、メイン画像に次のようなルールが決められています。
- 完全な白抜き背景
- 販売商品のみが写っている
- テキストやカラーなどの装飾不可
など。
メイン画像を制作する際には、Amazonの厳しいガイドラインに沿って作らなければなりません。
もし、ガイドラインに違反すれば、検索対象外となってしまう恐れがありますので要注意です。
ただし、このような差別化が難しい中でも、より商品を魅力的に見せ集客率を高めるための画像制作のポイントがあります。
商品画像を制作するポイントについては、以下の記事で詳しく解説していますのでご確認ください。
とても簡単にできることなので、ぜひ取り入れるようにしてみてください。
🔗【Amazon出品者向け】最適なメイン画像とは?コンサルが徹底解説!
④primeマーク
FBA(フルフィルメント by Amazon)またはマケプライムを利用すると、商品ページに『primeマーク』が表示されるようになります。
ちなみにFBAは、24時間365日、商品の保管・梱包・配送・カスタマーサービスまでAmazonが代行してくれるサービスのことです。
商品ページに『primeマーク』が付くことで、信頼性が高まり集客率と購入率が高まることが期待できます。
『primeマーク』が付いていない商品は購入しないというユーザーも増えているので、効果は大きいと言えます。
「FBAの利用を考えていないけど、primeマークは欲しい」という場合は、マケプライムがおすすめです。
商品の発送スピードなど一定の条件を満たすことでAmazonマケプライムを利用することができ、FBAを利用していなくてもprimeマークをつけられます。
FBAとマケプライムの概要について詳しく知りたい方は、それぞれ以下の記事をご確認ください。
🔗【2022年最新】フルフィルメント by Amazon(FBA)の手数料やメリットを解説!
🔗Amazonマケプレプライムとは?メリット・デメリットを解説します。
⑤SEO
SEOとは、簡単にいうと、Amazonの検索結果で上位表示させるための施策のことです。
検索結果ページで上位を獲得することで、集客率と購入率の大幅な向上につながります。
実際にAmazonにおいて、商品ページへ流入するユーザーの70%は「検索」からだというデータが出ているほどです。
注意点としては、AmazonとGoogleは、異なるアルゴリズムを使用していることです。
そのため、GoogleにおけるSEO対策を得意としていても、Amazonでは別問題となりますのでご注意ください。
Amazonで検索トップを狙うなら、「A9」というAmazon独自のアルゴリズムを攻略する必要があります。
この「A9」では、直近の売上・レビュー・コンバージョン率・在庫数などが検索順位に反映されると言われています。
では、具体的にどのような対策を行えば良いのでしょうか?
そのためのポイントについては、次の記事で詳しく解説していますので、ぜひチェックしてください。
🔗【AmazonSEOで売上UP!!】上位表示のポイントを徹底解説!
⑥Amazonスポンサー広告
Amazonスポンサー広告は、専門的な知識と分析・検証が必要となるため、苦手意識がある方が多いのではないかと思います。
しかし、Amazonで集客を成功させるためには切っても切り離せないほど重要な手段です。
特に、販売実績のない商品には効果的な手段となります。
なぜなら、まだ売れていない商品は検索上位に表示されにくく、ユーザーへ露出させることが難しくなるからです。
Amazonでの出品し始めはAmazonスポンサー広告を活用し、見込み度の高いユーザーへ積極的に露出させ、販売実績を築いていくようにすると良いでしょう。
また、スポンサー広告が重要なもう一つの理由としては、SEOとの相乗効果が生まれることが期待できるからです。
AmazonのSEOの仕組み上、直近の売上が高い商品ページが検索結果の上位に表示されるようになっています。
そのため、スポンサー広告を活用し、売上を上げていくことで検索結果での上位表示も実現できる可能性が高まります。
ただし一つ注意点としては、Amazonスポンサー広告は、広告費が発生するため闇雲に利用するのは危険です。
しっかりと分析と検証を重ねた上で、戦略を立てて実行するようにしましょう。
広告運用のコツについて知りたい方は、以下の記事も併せてチェックしてください。
🔗【最新版】Amazonスポンサー広告とは?メリデメや運用のコツも解説!
Amazonで売上を上げるためにやっておくべき施策5選
集客に加えて、転換率の向上を図ることも重要です。
せっかく集客したユーザーが商品ページから離脱してしまえば、集客に費やした手間やコストもマイナスになってしまいます。
ちなみに転換率は、商品ページに訪問したユーザーのうち商品を購入した人の割合です。
例えば、100人中10人が購入すると、転換率は10%という計算になります。
この転換率を上げるには、次のことが効果的な手段として挙げられます。
- サブ画像で商品の魅力を訴求する
- 商品紹介コンテンツ(仕様文・説明文・A+テキスト)を充実させる
- カートボックスを獲得する
- レビュー数の向上と高評価獲得で信頼性を高める
これらの具体的な方法は、そばにが提供するホワイトペーパーにまとめていますので、ご興味のある方は以下のホワイトペーパーよりチェックしてください!
Amazon出品初心者が知っておくべきAmazon出品の流れ
この記事を読まれている方は、これからAmazon出品を開始していく方が多いかと思いますので、Amazon出品のおおまかな流れについて簡単に解説します。
出品までの流れは、次のようになります。
- Amazon出品用アカウントの作成
(店舗名/クレジットカード・銀行口座情報/配送設定など) - 大口出品/小口出品の選択
(事業者の方は『大口出品』がおすすめ) - 商品登録
- 販売開始
事業者様は、大口出品の選択がおすすめです。(※もちろん、個人の方でも選択可能です)
大口出品者になるとビジネスレポートを活用できるようになり、ユーザー属性/商品ページへの流入数/ページセッション数/商品が売れている時期/カートボックスの獲得率/ユーザーあたりの購入金額、などの数値をチェックできます。
各項目の具体的な手順まで書いてしまうと、とても長くなってしまいますので、各手順は以下の記事にてご確認ください。
🔗【完全版!】Amazon出品の流れを解説!手数料から売上の振込日まで!
うまく集客できるか不安なら、アカウント運用代行へ依頼しましょう
商品ページでの差別化が難しいAmazonでは、いかに商品ページを見込み度の高いユーザーへ露出させるかが売上につながる大きなカギとなります。
そのために必要なことは、Amazonで活用できる販促サービスを自社や商品のご状況に応じて戦略を立て、適切に運用することです。
適切に運用することができれば、広告出稿▶︎売上アップ▶︎SEO評価向上▶︎さらに売上アップといった、相乗効果を生み出すことができます。
注意点としてはSEO対策だけ、Amazon広告だけといったように、どれか一つに絞らないことです。
一点集中で実施した場合には、相乗効果を生み出すことができず、なかなか大きな結果にはつながりません。
とは言っても、SEO・Amazonスポンサー広告・商品カタログページ制作など専門的な知識を必要とする項目が多く、初心者の方がいきなり最初から満足のいく売上を上げることはなかなか難しいのが実状です。
しかし、企業様の場合ですと、売上目標金額や達成期日などをすでに決められており、そこまでに何とか売上目標を達成できるように動きたいと思われているかと思います。
「1年以内には、月商100万は超えたい!」
「でも、ノウハウや知識が足りない!」
もし、このような悩みを抱えていましたら、『アカウント運用代行サービス』の利用も効果的です。
アカウント運用代行に委託すれば、Amazon物販のプロに運用を任せられるので、売上目標達成までの期間を大幅に縮められます。
そばにのアカウント運用代行サービス
弊社でもアカウント運用代行サービスを提供しており、実際にAmazonセラーとして活躍してきたプロが、クライアント様の代わりに販促活動を実施しています。
そばにのアカウント運用代行サービスは、ECサイト運営代行やWeb制作とは異なり、Amazonに特化した代行サービスです。
実際にそばにで提供しているメニューは、次のとおりです。
出品登録〜集客・販売〜カスタマーサポートまで、Amazon物販にかかるほぼ全ての業務を丸投げいただけます。
中でも特に、商品カタログ最適化・SEO最適化・広告運用のサポートは、これからAmazonへ参入する方にとっては、売上を上げるまでのスピードを速められる大きなメリットとなります。
【商品カタログ最適化】
商品カタログ最適化では、主に商品紹介コンテンツを充実させ、差別化が難しいAmazonのフォーマットの中で最大限商品の魅力を訴求できるページに仕上げます。
その上でABテストを実施し、収集したデータを元にコンバージョンの改善対応を実行していきます。
【SEO最適化】
SEO最適化で一番重要視することは、適切なキーワード選定です。
そのために、弊社システムを使用したAmazonキーワードの抽出を行います。
また、商品カタログを制作する中でもSEO対策を実施し、検索からの流入を獲得できる商品カタログページへ仕上げます。
【広告運用】
広告運用では、商品のご状況に応じて戦略的に広告を運用していきます。
例えば、初動3ヶ月はKW indexを狙った広告運用を行い、検索からの流入が伸びてきたタイミングで費用対効果を見ながら運用方法を変えていくなど。
分析と検証を行いながら最適化していきます。
実績
例えば、実際に弊社の『アカウント運用代行サービス』を利用して、大幅な売上アップに成功したクライアント様では、次のような施策を実施しました。
- SEO最適化
- 画像最適化
- 広告運用最適化
- レビュー施策
- 配送面の強化
商品カタログページに関しては、SEO評価を高めるために既存の商品ページをリニューアル。
その他には、Amazonはスマホから閲覧するユーザーが多いことを考え、スマホユーザーファーストの画像制作を実施しました。
このような施策を行った結果、こちらのクライアント様は1年で約207万円/月(前年比334.15%)を達成されました。
全てをご紹介することは難しいのですが、弊社ではクライアント様の状況に応じて戦略立て、最速最短で結果につながる方法をご提案しています。
「最短最速で売上アップを果たしたい」
「Amazonの売上アップをサポートして欲しい」
もしこのようなご要望がありましたら、ぜひ一度そばににお問い合わせください。
下記ボタンより無料でお問い合わせいただけますので、Amazon物販のこと、アカウント運用代行サービスのことなど、ご不明点などありましたらお気軽にご相談ください。
◆お電話・WEBからのお問い合わせはこちら
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コンサルティング・運用代行・広告運用のサービスや事例に関する質問/相談はこちら↓
※設定や手続きなどのご不明点はこちらからテクニカルサポートにお問い合わせください。
※お電話からのお問い合わせは初めに一次受付にてご対応となります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
Amazonは、日本において最もメジャーなECサイトと言っても過言ではなく、出品すれば大きな集客効果を期待できます。
しかしその反面、ライバル商品が多いことも事実です。
そのため、ただ出品登録するだけでは、多くの商品に埋もれてしまい全く売上につながらないという事態になりかねません。
この記事では、そんなAmazon集客を成功させるために押さえておきたいポイントをご紹介しました。
再度まとめますと、集客においては次の6つの施策を実施することが大切です。
- 適切なカテゴリーを設定する
- 適切な検索キーワードを選定する
- 魅力的なメイン画像にする
- primeマークを表示させる
- SEOを最適化する
- Amazonスポンサー広告を運用する
これからAmazon物販へ参入される方は、ぜひこの記事で集客方法をマスターしていただき、売上アップにお役立てください。
なお現在そばにでは、LINE公式アカウントにて売上アップ、集客力アップのために知っておきたい情報を余すことなく配信しています。
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大阪府出身。学生起業でAmazon OEM自社ブランド事業を行いながらコンサルタントして活動。
その後新卒で(株)船井総合研究所に入社し、Amazonを中心としたECコンサルティングに従事。
独立し、ECコンサルとシステム開発を行う(株)NOVASTOを設立。
その後「(株)そばに」にEC支援事業を移管。Amazon販売支援歴10年、Amazon プラチナム・パートナー・エージェンシー認定企業として累計800社のAmazon販売事業者様のサポートし、多数のベストセラー獲得商品、Amazon.co.jp販売事業者ワード受賞企業を複数輩出してきた実績を持つ。
ゴルフパター練習機ブランド「PuttOUT」をM&Aで取得し、売上を1年半で10倍に成長させる。