【2024年版】Amazonブランド登録とは?やり方・条件、メリデメを解説!
「Amazonブランド登録ってなに?」
「Amazonブランド登録をするメリットとデメリットが知りたい…」
今回は上記の質問などに回答する記事となっています。
こんにちは!Amazon専門コンサルティングカンパニー「株式会社そばに」です!
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Amazonセラーの中で「商標権」のある商品を持っている、もしくはブランド力の強化・保護を考えている方は、この記事がきっと参考になるはずです。
本記事ではAmazonブランド登録をするときの、
- 条件
- 必要な情報
- メリットとデメリット
- 注意点
上記4つについて解説します!
なお私たちそばには、これまでに600社以上のAmazonコンサル実績があり、その実績が認められ、Amazonジャパン合同会社様との合同セミナーを複数回開催しています。
これまで培ってきた知見と経験をもとにお伝えしますので、ぜひ参考にしてください!
また、そばにではこれまでの実績をもとにセラー向け「コラム」を多数執筆しているので、あわせて参考にしてください。
目次
Amazonブランド登録をするときの条件とは?
「Amazonブランド登録」とは、「商標権のある商品」を持つセラーの方が利用でき、Amazonへ出品するときにブランド情報などを事前に登録できるサービスです。
Amazonブランド登録をするためには「商標権」が必要となり、言い換えると特許庁へブランド名の商標出願をしておく必要があります。
その他登録をするときに必要な情報も多く登録完了するまでの時間も長いため、Amazonブランド登録は労力的にも時間的にも非常に大変な作業です。
ただ、Amazonブランド登録をするとブランド構築・保護ができるため、セラーにとっては心強い味方となります。
Amazonブランド登録をするメリットとデメリットなどは記事後半で紹介するため、次章からはAmazonブランド登録をするときに必要な情報を見ていきましょう!
Amazonブランド登録をするときに必要な情報
Amazonブランド登録をするときに必要な情報は、
- ブランド名
- 商標番号or出願番号
- 商品画像
上記3つとなります。
ブランド名
まずもっとも大事なのが、「商標登録がすでに完了しているブランド名」が必要です。
先ほども軽く紹介しましたが、商標登録ができていなければAmazonブランド登録はできません。
また、商標登録ができるまでに「2ヶ月〜14ヶ月」と最長で1年以上かかるケースもあり、もしAmazonブランド登録をしたい方は早めに出願しておくことが大切です。
もちろん自社で商標登録もできますが、
「はじめて商標登録の申請をするからいまいち手順がわからない…」
「どこから手をつけていいかわからない」
という方もいると思います。
そのようなときは、「Cotobox(コトボックス)」を利用するのも一つの手です。
カンタンな操作で最短3分で商標登録の申し込みができるため、ぜひ検討してみてください。
商標番号or出願番号
次に大事なのが「商標番号」もしくは「出願番号」です。
商標登録の申請をするときに「出願番号」が発行され、商標登録ができると「商標番号」を取得することができます。
どちらか一方の番号がAmazonブランド登録をするときに必要なので、登録をするときに控えておきましょう。
なお、登録の申請をする段階で発行される「出願番号」をAmazonブランド登録に利用できるため、実は商標登録がまだ済んでいない方でも登録をすることが可能です。
商品画像
最後が「商品画像」です。
Amazonの商品画像の条件についてカンタンにまとめると、
・商品に恒久的に貼り付けられているブランド名・ロゴ・その他識別マークがはっきり表示されている画像であること
・ブランド名などをコンピューターで編集して商品に貼り付けるのはNG
と記載されています。
つまり商品の一部分にペンでロゴを書いたり、コンピューターで商品にロゴが貼り付けているよう編集するのはNGなので、注意しましょう。
Amazonブランド登録をする4つのメリット
ここからは「Amazonブランド登録」をする4つのメリットについて解説します!
ブランディングを強化・保護できる
1つ目のメリットが商品のブランディングを強化・保護できる、
- Amazonストア
- 商品紹介コンテンツ(A+)
- ブランドストーリー
を利用できることです!
上記3つのツールを利用することで、商品に対する思いやこだわりをAmazon内で公開することができ、ブランドイメージの構築に役立ちます。
なぜならAmazonでは商品ページがどのセラーも同じで、他ECサイトのように差別化をすることはできません。
その中でAmazonストアやA+を利用していると差別化にもつながり、企業・商品に対する信頼性を高めることにもつながります。
結果的に売上を増やすきっかけとなる可能性もあり、大きなメリットと言えます。
それぞれの詳細については下記の記事でまとめていますのでぜひご確認ください!
🔗Amazon ストアページ開設で売上増加!? メリットや開設方法まで解説します。
🔗【売上UP!?】商品紹介コンテンツ(A+)とは?効果的な作成方法・メリデメご紹介!
🔗【2023年最新】Amazonブランドストーリーとは?事例や設定方法をわかりやすく解説!
JANコードの入力が免除
まず「JANコード」とは、製品に印字されているバーコードのことで、Amazon内で新規出品するときには原則JANコードを入力する必要があります。
日本国内のメーカー生産品の場合は必ずJANコードが登録されていますが、海外から仕入れた商品や自作のアクセサリーにはJANコードがありません。
しかしそのような商品にもAmazonブランド登録をしておけば、Amazonで新規カタログの作成ができ、申請した商品や同一カテゴリー内でJANコードが不要になります。
つまりJANコードの入力が不要で出品がしやすくなるため、こちらもメリットと言えるでしょう。
スポンサーブランド広告を活用できる
Amazonブランド登録をすることで、「スポンサーブランド広告」と呼ばれる広告を利用することが可能です。
こちらの広告の特徴は「ロゴ」と「表示したい商品(3つまで)」を掲載でき、購買促進とロゴの認知度UPが期待できます。
ロゴの認知度を上げることができる数少ない広告で、ユーザーはブランドの魅力が伝わる購買を体験することができます。
たとえば「Apple」のリンゴのマークを見るだけで、多くの方は「おしゃれ」「実用的」「他のパソコンとは違う」ことがわかりますよね。
ロゴの認知度が上がり信頼度も高まれば、結果的に高倍率が上がるキッカケにもつながるはずです。
なお、スポンサーブランド広告については下記の記事で詳しく紹介しているので、あわせて参考にしてください。
🔗Amazonスポンサーブランド広告とは?設定・運用方法まで解説!
商品ページの編集を優先してできる
通常Amazonでは、一つの商品ページを複数の出品者と共有する形になります。
なぜならAmazonでは原則「1商品=1商品ページ」なので、同じ商品を販売している業者が複数の場合は一つのページにまとめられることになります。
この場合レッドオーシャンになる可能性が高いですが、もしあなたがオリジナル商品を販売していれば、他の業者と販売する商品がかぶることはないでしょう。
つまりあなただけの商品ページを作成することができ、他出品者と商品ページを共有することもありません。
言い換えればブルーオーシャンを作り出すことができるのですが、一つ心配なことがあります。
それが悪質な相乗り業者です。
Amazonにも悪質な業者というのは一定数おり、あなたの商品ページを勝手に編集したり、同じ商品を安く販売したりするなどをされる可能性が十分にあります。
そのようなことをされると、労力・時間をたくさんかけて掴み取ったオリジナル商品の苦労が水の泡です。
ただAmazonブランド登録をしてある商品の場合、あなたの商品ページの編集権限が強化されるため、悪質な業者に相乗りされるリスクは大幅に低くすることが可能です。
結果的にブランドの保護につながります。
ここまで見てきたとおり、Amazonブランド登録はブランドの強化・保護に加えて、売上UPも期待できる強力なツールとなります。
なおブランド登録のやり方については、弊社が画像付きで資料にまとめているため、ぜひ参考にしてください!
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Amazonブランド登録をするデメリット
ただ、Amazonブランド登録をするためには2つのデメリットがあるため、こちらも紹介します。
ブランド登録できるまで時間がかかる
大きなデメリットが、ブランド登録できるまでにとにかく時間がかかることです。
アカウントの紐付けを行なったり、商標登録も行う必要があります。
(商標登録は完了していなくても申請中であればブランド登録が可能です。)
さらに申請を行うための準備も多く、もし不備があればやり直しになる可能性もあります。
そのためブランド登録できるまでに時間がかかることが大きなデメリットとなるでしょう。
ブランド登録の注意点
次にAmazonブランド登録をするときの注意点について解説します。
登録商標を変えることはできない
一つ目の注意点が、登録商標のフォント・デザインを勝手に変更してはいけないことです。
もし登録している商標と異なったフォントなどを利用した場合、登録の取り消しになる可能性もあります。
そのため登録をするときは、以後絶対に変更が起きない状態にしてから申請をしましょう。
画像のみの登録はできない
Amazonでは画像のみブランド登録をすることはできません。
つまり「文字だけの商標」もしくは「文字と画像が掛け合わされた図形商標」のどちらかでないと登録ができないので、注意しておきましょう。
Amazonでブランド力の向上・売上UPを図りたいならAmazon 運用代行がオススメ!
Amazonは他のECサイトと異なり、出品者(セラー)ごとに個性を出すのがむずかしいECサイトです。
その中でブランド力や売上UPを図るためには、今回紹介した「Amazonブランド登録」を利用したり、スポンサーブランド広告を利用することがポイントとなります。
もちろんそれらの施策を自社で行い、Amazon運用のノウハウを貯めながら売上UPを図るのも一つの方法です。
しかしそれでは、同業他社へ追いつくまでの時間がかなりかかってしまいます。
そこで見てほしいのが、我々そばにが提供している「Amazon 運用代行」サービスです。
そばにのAmazon運用代行では、お客様は商品の情報や、アカウントの基本的な登録をするだけです。
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基本的に普段の運用はそばにが行いますので、空いた時間に他の業務に従事していただき会社全体の売上アップに専念できることでしょう。
突然のエラーや出品停止などにも、チャットやお電話ですぐに対応しますので、販売機会の損失を最低限に抑えることができます。
また、そばにと実際に契約したクライアント様の実例もあわせて見てみましょう。
契約後2ヶ月で月間売上300万円越えを達成!
弊社のとあるクライアント様は、2022年9月まで月の売上が10万円代でした。
実際、Amazonでの販売を始めたばかりで、どのように販売したら売上が伸びるのかまったくわからないという状況でした。
ですが10月から弊社の運用代行を開始し、商品登録やさまざまな施策を徹底的に運用すると、10月の売上は58万円、さらに翌月の11月には売上300万円を達成しました!
こちらのクライアント様のように、Amazonではシステムに沿った正しい戦略を行うことで売上アップを図ることができるのです!
現在そばにでは、Amazon販売に関する無料相談を承っております。
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まとめ
Amazonでは「Amazonブランド登録」を利用することで、ブランド力の強化・保護に加えて売上UPも期待できます。
ただ、Amazonブランド登録の他にも売上UPのための施策は山のようにあります。
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そのようなAmazonの施策に関するノウハウや重要情報を発信しているのが、私たちそばにのLINE@です。
Amazon運用をする方にとって有益となる情報しか発信しておりませんので、ぜひ下記から友達追加をしてみてくださいね。
なお、そばにではこれまでの実績をもとにセラー向け「コラム」を多数執筆しているので、あわせて参考にしてください。
監修者紹介
佐藤 秀平
代表取締役 CEO
株式会社そばに 代表取締役 CEO。
大阪府吹田市出身。大阪教育大学卒。
学生起業でAmazon EC事業を立上げ、メーカー在庫処分品販売・OEM商品販売・食品ブランド販売を行い、販売事業者とコンサルタントして活動。その後新卒で株式会社船井総合研究所に入社し、Amazonを中心としたECコンサルティングに従事。
その後独立し、ECコンサルティングとシステム機開発を行う株式会社NOVASTOを設立。その後老舗味噌屋をM&Aし、「株式会社そばに」に社名変更し、EC支援事業を移管。
Amazon販売支援歴10年、累計600社のAmazon販売事業者様のサポート行ってきた実績を持つ。