Amazonでの転売対策方法を解説!販売機会を増やす施策もご紹介
「転売ってどうにかできないの?!」
「相乗り出品をされたらどうすればいい?!」
他の出品者に相乗り出品をされてしまい困っていませんか。
こんにちは!Amazon専門コンサルティングカンパニー「株式会社そばに」コラム編集部です。
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転売ヤーという言葉が存在するように、正規出品者ではない個人または店舗が安く仕入れて高額な利益を得るという転売行為は、よく見受けられます。
これはAmazonにおいても同じで、相乗り出品をされて困っている方は少なくないと思います。
そこで今回は、Amazonでの転売対策方法について解説。
また、併せて売上アップの施策もご紹介します。
現在相乗り出品されて困っている方、また、現在お困りでなくても今後Amazonでの出品をご検討されている方もぜひチェックしてください。
我々そばには、これまでに600社以上のコンサル実績があり、Amazonジャパン合同会社様との共同セミナーも複数開催した実績があります。
これまでに積み上げてきた知識と経験をもとにお伝えしますので、きっとお役に立てるはずです。
目次
Amazonにおける転売はどのように行われる?
まずは、Amazonでの転売の仕組みについてお伝えします。
転売の流れとしては、転売屋がAmazonや他のECモールなどから商品を購入し、Amazonで再販するといった形です。
Amazonで転売する場合は、基本的には相乗り出品という形で、正規出品者と同じ商品ページに掲載されます。
転売屋の中には、イベントやセールなどを活用し安く仕入れることで、正規品よりも安く消費者に提供しようとするケースもあるため要注意です。
またAmazonの規約上、一度購入したものを再販する場合は中古品として出品しなければなりませんが、そのまま新品として出品する悪質な出品者がいることにも注意が必要です。
ここからは、転売対策や違法な出品者を通報する手段についてもお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
転売によって正規出品者が被るリスク
では、転売されることによって正規出品者にはどのようなリスクが発生するのでしょうか。
リスクとしては、以下のことが考えられます。
- 販売機会の損失
- ブランドイメージの低下
- 余分なカスタマーサポートの手間が発生
- 転売対策のためにかかる人的・時間的コスト
それぞれの具体的な内容についてお伝えします。
販売機会の損失
一つ目は、販売機会の損失です。
これは、単純に同じ商品を販売する出品者が増えることで、顧客が流れてしまうことが考えられます。
特に、転売屋にカートを獲得されてしまうと、その損失はかなり大きくなります。
なぜなら、Amazonでは購入者全体の70%がカートから商品を購入しているからです。
また、価格競争に陥る可能性もあり、利益が下がってしまう恐れもあります。
カートの獲得については以下の記事で詳しく解説していますので、そちらを参考にしてください。
🔗【2023年版】Amazonカート獲得とは?獲得率を上げる方法や確認方法を解説!
ブランドイメージの低下
相乗り出品をされることで、ブランドイメージの低下を引き起こす恐れがあります
転売される行為自体がブランドイメージ低下につながるわけではありませんが、転売屋の品質と配送クオリティが懸念されます。
なぜなら、転売屋の品質と配送クオリティが懸念点となり、自社商品のブランドイメージに悪影響を及ぼす場合があるからです。
しかしこれは、正規出品者側が気を付けていても、対処のしようがないところが厄介です。
もし、転売者が出品した商品状態が良くなかったり、配送クオリティに問題があった場合、それに対するクレームが正規出品者であるメーカーやブランドに送られてしまう可能性があります。
そうなれば、ブランドイメージの低下につながる危険性があり、そこから顧客離れにつながる恐れがあります。
余分なカスタマーサポートが発生する恐れ
カスタマーサポートの手間については、前項と通じる部分があります。
転売者の商品の質や配送クオリティに問題があり、正規出品者にクレームが入った場合、本来必要のなかった余分なカスタマーサポートに手間と時間を割かなければならなくなります。
転売対策のためにかかる人的・時間的コスト
転売によって高い利益を出そうという人たちがたくさんおり、Amazonにおいても転売は横行しているのが現状です。
そのため、しっかりと対策をしておかなければ上記に挙げたリスクを被る恐れがあります。
しかし、転売対策は一筋縄では行かず、意外と多くの時間と手間が発生してしまいます。
正規出品者としては、本来行う必要のなかった業務に人的・時間的コストをかけることとなるため、コスト面において損失を被ることになります。
Amazonでの転売対策方法
ここでは、Amazonで転売された場合の対処法についてお伝えします。
結論からお伝えすると、転売対策としては以下のことが挙げられます。
- Amazon Brand RegistryからAmazonへ申告する
- Amazonへ規約違反を通報する
では、一つずつ見ていきましょう!
Amazon Brand RegistryからAmazonへ申告する
Amazon Brand Registryでは、知的財産権の侵害はもちろんのこと、知的財産権に関係ない違反についても報告することが可能です。
ちなみに、このAmazon Brand Registryとは、悪質な出品や行為から出品者を保護するためのものです。
このサポートでは、悪質な出品を掲載される前に停止してくれたり、出品者自身が商標や特許・意匠権などの疑いがある出品情報を探しやすくなります。
また、Brand Registryサポートによって、問題解決のためのサポートを受けることも可能です。
Amazon Brand Registryの概要や登録手順については、以下の記事で詳しく解説していますので、そちらを参考にしてください。
🔗Amazonブランド登録(Amazon Brand Registry)がマストな理由と登録手順
Amazonへ規約違反を通報する
直接Amazonへ規約違反を通報することもできます。
通報する場合は、Amazonのカスタマーサービスへ以下の2つの情報を報告します。
- 商品を特定するための内容(商品名・商品ページURL)
- 不安全、不快又は法令違反の恐れがあると思われる内容の詳細
通報の手順は、以下の流れに従って行なってください。
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1.カスタマーサービスの画面で「各種サービス」を選択
2.「サイトの不具合」を選択
3.「カスタマーサービスへ連絡」を選択
4.お電話もしくはチャットの、いずれかご希望の連絡方法を選択
販売機会を増やすために絶対にやっておくべき施策
次に、ユーザーへの露出を増やして販売機会を獲得するための方法を解説します。
売上を上げていくために必要なことでもありますので、一つでも実践していないことがあれば取り入れるようにしてみてください。
カートを獲得する
一つ目は、カートを獲得することです。
カートを獲得することで、商品カタログページからの購入率が大幅に高くなり、相乗り出品されたとしても転売者へ顧客が流れるリスクを最小限に抑えられます。
カートの概要や獲得する方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
🔗【2023年版】Amazonカート獲得とは?獲得率を上げる方法や確認方法を解説!
FBAを利用する
FBAを利用することで得られるメリットは複数あります。
- カート獲得率が向上する(購入率アップ)
- 商品ページに「Primeマーク」が付く(信頼性アップ)
- お急ぎ便やお届け日時指定便などが利用できる(顧客満足度アップ)
上記以外にも、出荷・配送〜カスタマーサポートまで代行してくれるので、Amazon物販の手間を大幅に削減できるのも大きなメリットです。
FBAについて詳しく知りたい場合は、以下の記事も併せてご確認ください。
🔗【2022年最新】フルフィルメント by Amazon(FBA)の手数料やメリットを解説!
Amazonのスポンサー広告を出稿する
スポンサー広告は、商品数の多いAmazonで、商品ページ流入数を獲得するためには必要不可欠な手段です。
スポンサー広告には、
- スポンサープロダクト広告
- スポンサーブランド広告
- スポンサーディスプレイ広告
など複数の種類があり、利用目的に合わせて使い分けられます。
スポンサー広告は、自社商品に対する見込み度の高いユーザーへ商品ページを露出させるためにおすすめの方法です。
ある程度の知識や経験が必要なため、取っ掛かりにくい部分はあるかと思いますが、売上アップのためにもぜひ取り入れるようにしましょう。
以下の記事で、Amazonスポンサー広告の運用のコツを解説していますので、そちらも参考にしてみてください。
🔗【最新版】Amazonスポンサー広告とは?メリデメや運用のコツも解説!
おまけを付けて販売する
おまけを付ける目的は、お得感の演出による購買意欲の向上ですが、転売対策としては相乗り出品を防止する効果があります。
なぜなら、Amazonでは相乗り出品をする際は、100%同一の商品でなければなりません。
そのため、おまけ付きの商品とおまけなしの商品は、別商品扱いとなり商品カタログページも別となります。
このように、おまけを付けることで、転売者に対して相乗り出品しにくくさせることが可能です。
転売対策をしっかり行いたいならそばににお任せください!
Amazonで売上を拡大していくなら、販売機会を損失しないためにも転売対策はしっかりと行なっておくべきでしょう。
ただ、そのためには当然ながら多くの手間と時間が発生してしまいます。
そして対策を実施するには、Amazonの出品ルールやAmazon Brand Registry・カートの獲得方法など、専門的なノウハウや知見もある程度必要です。
しかし、
「そこまでAmazonに時間をかけられない」
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という方も多いのではないかと思います。
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Amazonビジネスで実績を上げてきたプロが在籍しておりますので、転売対策はお任せください。
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そばにのアカウント運用代行では、以下のサービスを提供しています。
弊社のブランディングでは、そばにが所有するノウハウを活かして、クライアント様の商品が転売されることのないよう対策を実施します。
その上で、ブランドと商品の魅力を最大限に訴求していきますので、最短最速での売上アップを実現することが可能です。
実際に、弊社のクライアント様の多くは1年以内に大幅な売上アップを達成しています。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
Amazonで自社商品を出品する場合は、転売対策をしっかりと行うことをおすすめします。
もし、転売対策を怠った場合、売上が下がるだけでなくブランドイメージの低下や、カスタマーサポートなど余計な手間が発生する恐れがあるからです。
そのような損失を受けないためにも、この記事で転売対策についてチェックしていただき実行していきましょう。
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大阪府出身。学生起業でAmazon OEM自社ブランド事業を行いながらコンサルタントして活動。
その後新卒で(株)船井総合研究所に入社し、Amazonを中心としたECコンサルティングに従事。
独立し、ECコンサルとシステム開発を行う(株)NOVASTOを設立。
その後「(株)そばに」にEC支援事業を移管。Amazon販売支援歴10年、Amazon プラチナム・パートナー・エージェンシー認定企業として累計800社のAmazon販売事業者様のサポートし、多数のベストセラー獲得商品、Amazon.co.jp販売事業者ワード受賞企業を複数輩出してきた実績を持つ。
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