Amazonフルフィルメントレポートとは?確認方法や活用法を解説!
「Amazonフルフィルメントレポートって一体何?」
「どのように活用すればいいの?」
こんな悩みを抱えていませんか。
こんにちは!Amazon専門コンサルティングカンパニー「株式会社そばに」コラム編集部です。
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Amazonフルフィルメントレポートは、FBAの在庫管理においてとても役立つツールです。
この記事では、フルフィルメントレポートの概要や確認方法、活用方法について解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
なお我々そばには、これまでに600社以上のコンサル実績があり、Amazonジャパン合同会社様との共同セミナーを複数開催しております。
これまでの知見と経験を元に、フルフィルメントレポートの効果的な活用法をご紹介しますので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
目次
Amazonフルフィルメントレポートとは?
Amazonフルフィルメントレポートは、FBA倉庫へ納品した在庫情報を確認できるレポートです。
フルフィルメントレポートには以下の6種類のレポートがあり、
- FBA在庫商品レポート
- 発注推奨レポート
- 在庫照合レポート
- 納品不備レポート
- 手数料見積額レポート
- 在庫保管手数料レポート
FBAに納品した在庫状況や、FBAの保管料・手数料などを確認できます。
特に、在庫状況に問題が発生した場合などは、在庫状況を一目で確認できるのでとても重宝します。
Amazonフルフィルメントレポートの活用法!
では、具体的にどのような活用方法があるのでしょうか。
ここでは、フルフィルメントレポートを活用法として以下の3種類に分けて解説します。
- FBAに納品されている在庫数を管理する
- 問題が発生した場合に在庫状況確認する
- 販売手数料や配送代行手数料を確認する
それぞれのケースにおいて利用するレポートの種類もお伝えしますので、活用の仕方が分からないという方は参考になるかと思います。
FBAに納品されている在庫数を管理する
一つ目の活用法は、FBAに納品した在庫数の管理です。
ここで活用できるのは、以下の2つのレポートです。
FBA在庫商品レポート | FBA在庫の直近の販売可能な在庫数を確認可能 |
発注推奨レポート | 今後28日間で在庫切れが起こる可能性がある商品を確認可能 |
「FBA在庫商品レポート」は、直近の販売可能在庫数をチェックできるため、在庫切れを起こさないための在庫管理に役立ちます。
例えば、小型軽量プログラムを利用している出品者。
小型軽量プログラムでは納品数が最低24個以上というルールがあるため、「FBA在庫商品レポート」を活用することで24個を下回らないよう在庫調整する目安にできます。
また、「発注推奨レポート」でも、在庫切れの可能性がある商品を把握することが可能です。
推奨出荷日と推奨される在庫補充数量が表示されるので、納品数や出荷時期を考える手間を省けます。
Amazonでは在庫切れが起こると検索順位や売れ筋ランキングなどに影響が出るため、在庫が切れないようFBAへの納品対応を行うようにすると良いでしょう。
問題が発生した場合に在庫状況確認する
二つ目の活用法は、FBA在庫に問題が発生した場合の在庫状況の確認です。
ここで活用できるのは、以下の2つのレポートです。
在庫照合レポート | FBAに納品されている在庫状況の全体像を把握することが可能 |
納品不備レポート | 指定した期間の在庫状況を確認できる |
「在庫照合レポート」では、指定期間内の在庫の動きを把握することが可能です。
例えば、納品が受領された数・売れた数・廃棄数など、指定した期間の在庫数の詳細が確認できます。
そのため、納品数と在庫数に誤差が生じた際に在庫状況を確認するのに役立ちます。
また、「納品不備レポート」は、名前の通り納品に不備が生じた際に確認するのがおすすめです。
こちらのレポートでは、納品の不備が発生した商品名やSKU・問題のタイプや商品数などを把握することが可能です。
販売手数料や配送代行手数料を確認する
三つ目の活用法は、FBAにかかる各種手数料の確認です。
手数料の確認には、以下の2つのレポートが役立ちます。
手数料見積額レポート | 配送代行手数料や販売手数料を確認できる |
在庫保管手数料レポート | 在庫保管手数料を確認できる |
FBAを利用すると、配送代行手数料や保管料などの各種手数料が発生します。
その各種手数料の金額や見積額の確認は、上記2つのレポートを活用するのがおすすめです。
FBAの利用にあたってのコスト管理にご活用ください。
Amazonフルフィルメントレポートの確認方法
Amazonフルフィルメントレポートは、Amazonセラーセントラルから確認することが可能です。
確認手順は、以下の通りです。
セラーセントラルのレポートタブのフルフィルメントをクリックします
非常に簡潔なステップで確認することができますね。
FBA在庫と納品数に差異が発生する原因と対処法
FBAを利用していると、納品数と在庫数に差異が生じることがあります。
ここでは、在庫数の差異が発生する原因と対処法について解説します。
いざ問題が発生したときに焦らず対応できるよう、事前にチェックしておきましょう。
FBA在庫数に差異が発生する原因
FBA在庫数に差異が発生する原因としては、以下のことが挙げられます。
- データとして反映されるまでのタイムラグ
- フルフィルメントセンターへ移動中
- まだ受領されていない
- 紛失
納品数と在庫数が違うと焦ってしまうかと思いますが、必ずしも問題が発生しているわけではありませんので、しっかりと状況を確認することが大切です。
場合によっては、データが反映されるまでのタイムラグやFBA倉庫への配送中などが原因で差異が発生しているケースもあります。
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FBA在庫数に差異が発生した場合の対処法
では、もし在庫数に差異が発生した場合、どのように対処すれば良いのでしょうか。
対処法としては、以下の2通りの方法があります。
- テクニカルサポートへ問い合わせる
- 「在庫照合レポート」・「納品不備レポート」を確認する
基本的には、FBA在庫に問題が発生した場合は、テクニカルサポートへ問い合わせるのがおすすめです。
テクニカルサポートへ問い合わせれば、状況を確認してもらえます。
そして、ご自身で状況を把握する場合は、「在庫照合レポート」と「納品不備レポート」が役に立ちます。
在庫の動きや在庫不備の原因を把握することで、テクニカルサポートへの問い合わせもスムーズに行うことが可能です。
テクニカルサポートへの問い合わせ方法については、以下の記事をご確認ください!
🔗【完全版】Amazon テクニカルサポートへの問い合わせ方法解説!電話番号や対応時間も紹介!
物流コストを最適化したいなら、そばにのアカウント運用代行がおすすめ
フルフィルメントレポートを活用することで、FBA倉庫の在庫管理を行いやすくなり、何か問題が発生した場合でもその原因をすぐにチェックできます。
しかし一方で、在庫管理はこまめに行う必要がありますし、在庫を切らさないよう納品手配・FBA納品手続きを行うなど、時間と手間が発生します。
特に売上が上がり注文数が増えるほど、その対応は大変になっていくでしょう。
これはとても嬉しい状況ではありますが、できることなら手間を削減したいですよね。
そこでおすすめしたいのが、そばにのアカウント運用代行です。
そばにのアカウント運用代行とは?
そばにのアカウント運用代行では、在庫状況を監視いたしますので、在庫状況を気にすることなく注力すべき業務に集中していただけます。
また、ご状況に応じて輸送費や保管費の改善案もご提案いたしますので、物流コストを最適化したい方にもおすすめです。
その他にも以下のメニューを提供しており、出品〜集客・販売〜カスタマーサポートまでAmazon物販にかかるほとんどの業務を代行します。
「在庫管理を任せたい!」
「手間少なく、効率よく売上アップしていきたい!」
このようにお考えでしたら、そばにのアカウント運用代行をご検討ください。
【実績】1年で約207万円/月(334.15%UP)を達成!
実際に弊社のクライアント様には、1年以内に大幅な売上アップを達成した事例が複数あります。
その内の一社で雑貨販売を行うクライアント様は、1年で約207万円/月の売上を達成しました。
こちらのケースで実施した内容は、以下の通りです。
- SEO最適化
- 画像最適化
- 広告運用最適化
- レビュー施策
- 配送面の強化
SEO対策や広告運用など集客面はもちろんのこと、商品の魅力を訴求するための画像制作にも力を入れました。
スマートフォンからの購入が多いAmazonでは、スマホで閲覧することも考慮した画像制作が大切となります。
しかし、こちらのクライアント様がご使用いただいていた商品画像はスマホ閲覧向きではなかったため、スマホユーザーファーストな画像作成指示書の作成〜画像制作までサポートいたしました。
弊社のアカウント運用代行では、このような形でクライアント様に最適な改善プランを提案し、1年という短い期間での大幅な売上アップを達成しています。
「最適なプランを知りたい!」
「売れない原因を打開したい!」
もしこのような悩みを抱えていましたら、ぜひ一度そばににお問い合わせください。
現在そばにでは、Amazon物販に関するご相談を承っております。
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Amazon専門の運用スペシャリストによる売上UPをご希望の企業様はお気軽にご相談ください。
コンサルティング・運用代行・広告運用のサービスや事例に関する質問/相談はこちら↓
※設定や手続きなどのご不明点はこちらからテクニカルサポートにお問い合わせください。
※お電話からのお問い合わせは初めに一次受付にてご対応となります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
フルフィルメントレポートを活用することで、FBA倉庫に納品した在庫管理がより行いやすくなります。
在庫管理は、Amazon物販を行う上でとても重要な業務となりますので、この記事でフルフィルメントレポートの活用法をマスターしておきましょう。
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大阪府出身。学生起業でAmazon OEM自社ブランド事業を行いながらコンサルタントして活動。
その後新卒で(株)船井総合研究所に入社し、Amazonを中心としたECコンサルティングに従事。
独立し、ECコンサルとシステム開発を行う(株)NOVASTOを設立。
その後「(株)そばに」にEC支援事業を移管。Amazon販売支援歴10年、Amazon プラチナム・パートナー・エージェンシー認定企業として累計800社のAmazon販売事業者様のサポートし、多数のベストセラー獲得商品、Amazon.co.jp販売事業者ワード受賞企業を複数輩出してきた実績を持つ。
ゴルフパター練習機ブランド「PuttOUT」をM&Aで取得し、売上を1年半で10倍に成長させる。