【出品者向け】amazonプライムマークとは?付け方・メリット解説!
Amazonで売上を増やす方法の一つとして「amazonプライムマーク」があります。
商品にプライムマークをつけることで、売上が大きく増える可能性があります。
理由はカンタンで、ユーザーにとって買いやすい商品になるためです。
結果的に売上へむすびつきやすいというのが、プライムマークをつける理由です。
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そこでこの記事では、Amazonプライムマークについて解説します。
記事後半からは、プライムマークをつける方法を2つご紹介。
最後にプライムマークをつけるメリットも4つ紹介するので、濃い内容となっています。
これからAmazonで出品する方や、売上があまり伸びていない方はぜひチェックしてくださいね(^^)
「Amazonプライム」とは?
「Amazonプライム」はユーザーが年間4,900円(税込)を支払うことで、下記のサービスを受けられるプログラムです。
- 迅速で便利な配送特典
- Prime Video
- Prim Music
- Amazon Photos
- Prime Reading
上記の特典を、追加料金なしで楽しめます。
ただ、この記事でPrime Video〜Prime Readingまでは関係ないので省略します。
大事なのは最初の「迅速で便利な配送特典」です。
どのような特典なのか、次章から見ていきましょう。
※ちなみにAmazonプライムは、月間プラン500円(税込)での支払いも可能です。
また、Amazonプライムの特典に興味がある方は下記のリンクを参考にしてください。
>Amazonプライムについて(Amazon公式サイト)
「Amazonプライムマーク」って何?
Amazonでお買い物をするとき、下記の「✔︎prime」というマークを見たことはないでしょうか?
このマークが付いていることで、「Amazonが設定した出荷・配送品質」をクリアしている商品となります。
具体的に説明すると「通常配送が無料」「決済から配送までの期間が1〜2営業日」などです。
またAmazonプライム会員であれば、お急ぎ便や配送日の指定も可能となります。
ユーザーのECサイトへの期待は年々高まっており「注文したらすぐに来る」ことは、もはや当たり前の時代になっていると言えるでしょう。
プライムマークの認知度はユーザーの中でも高く、信頼性と利便性をあらわすマークになっています。
同じ商品がふくすう出品されている場合、ユーザーはプライムマークが付いている方を選ぶケースもおおいです。
そのため出品者はプライムマークをつけて出品する方が、売上面でもメリットがあるでしょう。
それでは次章から、Amazonプライムマークをつける方法を紹介します。
プライムマークをつける方法は2つあります!
出品者が商品にプライムマークをつける方法は、下記の2つです。
- FBA出荷の利用
- マケプレプライムの利用
先に言っておくと、FBA出荷の方がカンタンです。
しかしマケプレプライムにもメリットがあるので、それぞれ次章から紹介します。
FBA出荷に登録する
FBA出荷とは、Amazonが出品者に代わって「商品の保管・注文処理・配送・返品対応」をする仕組みです。
出品者がAmazonへ手数料を支払うことで利用できます。
くりかえしますが「プライムマークのついている商品=Amazonが出荷・配送品質を認めた商品」です。
FBAはAmazonが代行して「商品の保管〜返品対応」までを出品者に代わっておこなうプログラムです。
Amazonが配送処理などをするため、商品には必然的にプライムマークがつくことになります。
Amazonが保有している倉庫は365日フル回転し、独自の配送網を形成しています。
そのためユーザーが当日注文した商品でも、次の日には届くスピード配送を実現。
出品者がFBA出荷の登録をすることで配送などの手間を省け、商品にはプライムマークがつきます。
FBA出荷の登録手順は、下記のとおりです。
- 商品登録をする
- 納品プランを作成し、発送準備をする
- Amazon倉庫へ発送をする
- Amazon倉庫が受け取った商品を販売する
まず、出品者用のアカウントを持っていない方は作成します。
通常のお買い物用のアカウントとは別なので、注意しましょう。
>Amazon出品用アカウント登録手順(Amazon公式サイト)
アカウントを作成すると、セラーセントラル(出品者の管理画面)を見ることができます。
セラーセントラルで商品の登録をすれば、下準備は完了。
その後、Amazonの専用倉庫へ納品する「納品プラン」を作成し、商品に貼り付ける「商品ラベル」を発行します。
商品ラベルを商品に貼り付け、Amazonが指定した倉庫へ送付すればFAB出荷の出品者対応は以上です。
Amazonの倉庫へ商品が届き「受領処理」されると、Amazonで商品が販売されます。
ちなみに商品ラベルは、基本的に「商品ラベル(FNSKU)」で、輸送用ダンボールの場合は「配送ラベル」となります。
つまり出品者はラベルを貼って倉庫へ送るだけで、後は商品が売れるのを待つだけ。
その後の配送などはAmazonが代行します。
規模が大きくなると配送処理や在庫の保管場所にも困ってくるはずです。
しかしFBAを利用すれば、たいていの配送にかかわる悩みは解決します。
さらにユーザーにとって買いやすい商品となるため、売上アップにも貢献するでしょう。
マケプレプライム登録する
マケプレプライムとは、Amazonが認めた配送基準を満たす場合にプライムマークが付くプログラムです。
つまりFBA出荷のようにAmazonの力を借りない方法となります。
いいかえれば、FBA出荷のように手数料をかけず、商品にプライムマークをつける方法です。
さらにマケプレプライムでは、FBA出荷でもプライムマークをつけることができない「生鮮食品」「大型商品」などにもプライムマークをつけることが可能。
売上アップにもつなげることができるでしょう。
そのため通常商品+生鮮食品を販売している出品者は、FBA出荷とマケプレプライムどちらも利用している方がおおいです。
ただ、誰でもマケプレプライムを利用できるわけではありません。
利用するためには「マケプレプライムトライアル期間をクリア」することが必須条件です。
トライアル期間中とは「Amazonがプライムマークをつけて良いかを判断する期間」です。
このときに判断される項目として
- 期日内配送 96%以上(予定日までに配送できた割合)
- 追跡可能率 94%以上(お問い合わせ番号・追跡番号の入力率)
- 出荷前キャンセル 1.0%未満
- 「お急ぎ便」の提供
- Amazonプライム会員に対して、無料で対象地域への通常配送・お急ぎ便を提供
- Amazonで追跡可能な配送業者を使用(ヤマト・日本郵便等)
- Amazonの返金・返品ポリシーにしたがった対応
上記だけでもかなりキビしいルールなのですが、最近さらにルールが追加されました。
下記のとおりです。
- 週末出荷の設定(土日の配送も必須)
- 配送時間目標の目標値達成(お届け予定日までに配送)
- 標準サイズ商品の全国配送(北海道・沖縄・離島をのぞきプライム配送に対応)
上記のとおり、マケプレプライムを利用するためにはかなりキビしい条件をクリアしなければいけません。
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ただ、FBA出荷に対応していない「生鮮食品・大型商品」などを販売するときは、マケプレプライムを利用する方が売上に貢献するはずです。
リソースが十分にないとキビしいはずなので、マケプレプライムを利用するときは十分に考えた上でおこないましょう。
マケプレプライムは資格を失うこともある
マケプレプライムは、資格を失うこともあります。
パフォーマンス指標が下回った場合や、違反行為をした場合などがあげられます。
つまりマケプレプライムをずっと利用するためには、配送品質をずっと高く維持することが大切です。
ちなみに資格を失っても、改善することで再度復活することもできます。
マケプレプライムについてもっと知りたい方は
「マケプレプライムの参加要件が変更!厳格化された3つの要件とは?」
「Amazonマケプレプライムとは?メリット・デメリットを解説します。」
上記2記事をあわせて読むのがオススメです。
どちらも参考になります。
次章からは、プライムマークをつけるメリットを紹介します。
「Amazonプライムマーク」のメリットは?
プライムマークをつけるメリットは、下記の4つです。
- セッション数が増える
- 購買率が増える
- 作業負担を大幅カットできる(FBA)
- 高い配送品質のアピール
セッション数が増える
プライムマークが付くことで、セッション数が増えるでしょう。
セッション数とは訪問者の意味で、プライムマークが付くことで商品ページなどのセッション増加が期待できます。
購買率が増える
プライムマークが付くことで、ユーザーにとって買いやすい商品になります。
配送条件をユーザーが設定できるため、選ばれやすくなるでしょう。
結果、購買率アップにつながります。
作業負担を大幅カットできる(FBA)
FBAを利用しプライムマークをつけることで、出品者の負担がかなり減ります。
前述のとおり、出品者はAmazonの指定倉庫へ商品を送るだけです。
後の「配送〜返品対応」はAmazonが代わりにおこなうため、負担がカットされます。
高い配送品質のアピール
ユーザーの配送への期待は年々上がっています。
当日注文したら、1〜2日後には届くこともいまや普通です。
プライムマークを商品につけることで、ユーザーに対して「高品質な配送」をアピールすることが可能。
結果、売上・購買率アップにもつながるでしょう。
まとめ
いかがでしょうか?
Amazonでプライムマークをつけることで、ユーザーは配送設定ができるメリット、出品者は配送が楽になるメリット(FBAの場合)があります。
手数料はかかりますが、たくさんの商品を販売しているならばFBA出荷・マケプレプライムを利用して「プライムマーク」を付けることがオススメです。
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プライムマークを利用することで売上面にもプラスの影響が出るはずです。
ぜひ、設定してみてくださいね!
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
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大阪府出身。学生起業でAmazon OEM自社ブランド事業を行いながらコンサルタントして活動。
その後新卒で(株)船井総合研究所に入社し、Amazonを中心としたECコンサルティングに従事。
独立し、ECコンサルとシステム開発を行う(株)NOVASTOを設立。
その後「(株)そばに」にEC支援事業を移管。Amazon販売支援歴10年、Amazon プラチナム・パートナー・エージェンシー認定企業として累計800社のAmazon販売事業者様のサポートし、多数のベストセラー獲得商品、Amazon.co.jp販売事業者ワード受賞企業を複数輩出してきた実績を持つ。
ゴルフパター練習機ブランド「PuttOUT」をM&Aで取得し、売上を1年半で10倍に成長させる。