Amazon出品って実際どうなの?特徴やメリット・デメリットについてご紹介!
Amazonは海外の企業ですが、日本国内でもユーザー数は非常に多いです。
ユーザー数が多ければその分ビジネスチャンスも比例して高くなります。
そのためAmazonは、商品を販売するときに打ってつけの場所と言えます。
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その他にもAmazonで出店するメリットは多数。
しかしメリットがあれば、もちろんデメリットも存在します。
そこでこの記事では、
- Amazonの特徴
- Amazon出店のメリットとデメリット
- Amazon出店で成功するポイント
の3つを中心に紹介します!
「Amazonで出店しようか悩んでいる」
「Amazonで出店したいけどデメリットも知っておきたい」
という方はこの記事ですべて分かるので、ぜひ参考にしてくださいね。
出店する前に抑えるべきAmazonの特徴とは?
「Amazonで買ったわ」という言葉もごく当たり前に使われており、知名度は日本国内でもかなり高いです。
月間5,000万人以上が利用しており、ユーザーも多数。
商品を販売するときに最適な販路の一つと言えます。
もちろんメルカリや楽天など、複数の販売経路を持っておいても損はありません。
その中でもAmazonはただのECサイトではなく、「Amazonプライム」という会員サービスも充実。
年間4,900円支払うだけで「動画視聴」や音楽を聴くこともできます。
会員数も多く全体的なユーザーも多いため、「商品を買ってくれる見込み客が非常に多い」ということです。
見込み客が多いことはAmazonで出店するメリットの一つですが、他にもメリットがあります。
Amazon出店のメリットとは?
メリットとしては、
- 集客力
- 海外でも販売できる
- FBAを利用できる
- 手数料、固定費が安い
- 入金サイクルが早い
となります。
それでは一つずつ、カンタンに説明していきます!
集客力
冒頭でも軽く触れたように、Amazonにはアクティブユーザーがたくさんいます。
配送スピードも早くサイトも見やすいなど、ユーザーにとって「お買い物がしやすい」ECサイトです。
「Amazon以外で商品を購入しない!」というヘビーユーザーも多く、集客力は圧倒的。
海外でも販売できる
世界的に認知度が高いAmazon。
海外にもAmazonユーザーは多数おり、「プライム会員」のユーザーは全世界で2億人を突破しています。
さらに、
- アメリカ
- イギリス
- ドイツ
- インド
など、さまざまな国へ商品を出品することも可能。
世界的にユーザーがいるAmazonだからこそ海外でも販売ができます。
越境ECを検討している方にとっては、大きなメリットと言えるでしょう。
FBAを利用できる
Amazon出店で特徴的なのが「FBA」です。
FBAとは出品者が指定の倉庫へ商品を送るだけで、Amazonが「在庫管理・商品梱包・発送」を代行するサービス。
手数料はかかりますが、面倒な発送業務などする必要がありません。
さらにFBAを利用すると商品が売れやすくなる側面もあり、Amazonで出店するメリットの一つと言えます。
関連記事:Amazon新規出品者必見!FBAのメリット・デメリットとは?
手数料・固定費がやすい
ECサイトへ出品するときは、出店料などがかかることが一般的。
Amazonの場合は、まず「出品者登録」をします。
その中でも原則毎月かかってくる固定費は、
- 大口出品:4,900円/税別(月額)
- 小口出品:無料
となります。
毎月5,000円近くかかるので高く感じますが、楽天の場合高いと10万円ほどかかることも。
数値だけ見ればAmazonの方が安く、コストメリットがあります。
ちなみに「大口出品とか小口出品ってそもそも何?」という方は「Amazonの大口出品と小口出品の違いとは?」を参考にしてください。
入金サイクルが早い
Amazonの入金サイクルはシンプルかつスピーディーです。
原則「2週間ごと」にAmazonから銀行口座へ振り込まれます。
FBA利用の有無等も関係なく、2週間おきに手数料を引かれて入金されます。
Amazon出店のデメリットとは?
メリットがあればデメリットもあります。
Amazon出店のデメリットとしては、
- リピーターが獲得しにくい
- Amazonが競合になる
- 独自性が発揮しづらい
- 価格競争がきつい
上記4つが挙げられます。
リピーターが獲得しにくい
Amazonで商品を買ったことがあると分かると思いますが、どこのショップから商品を買ったかは意識しないのが一般的です。
それよりも「Amazonで買った」という意識が強く、店舗の概念は薄いです。
店舗の概念が薄いため「次も〇〇ショップで買おう!」とはなりづらいです。
むしろ「次もAmazonで買おう!」となるだけで、Amazonのリピーターは増えます。
しかし店舗に対しての「リピーター」を獲得するのはムズかしく、その点はデメリットです。
「Amazon」が競合になる
Amazonでは、Amazon自身が商品を販売するケースがあります。
そもそもAmazonのプラットフォームで販売している以上、Amazonと競争しても勝てません。
さらにAmazonでは「カートボックス」という仕組みも導入しています。
結論から言えばカートボックスを獲得できるのは1事業者のみで、獲得すると売上面でかなり優位です。
Amazonも商品を販売したいので、Amazonがカートボックスを獲得するのが一般的。
上記のように、Amazonと競合をすると売上が落ちる可能性があります。
こちらが2つ目のデメリット。
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独自性が発揮しづいらい
ECサイトを大きく分けると「出店型」と「出品型」があります。
楽天は出店型。
イメージとしては、大きなショッピングモールにさまざまなお店が立ち並んでいる状態です。
一方Amazonは出品型です。
現実世界に置き換えると、Amazonという超巨大なモールにさまざまな商品が並んでいる状態。
楽天の場合は、お店の外装や内装にこだわることが可能です。
言い換えれば商品の販売ページを見やすくすることなどが可能。
一方Amazonの場合、大事なのは「商品」と「価格」です。
販売ページをこだわったりといった、店舗ごとの独自性を出しづらいのもデメリットと言えます。
価格競争がきつい
Amazonでは、何より「価格」がものを言います。
商品ページをこだわることができないため、ユーザーは欲しい商品を見つけたら後は価格で判断するのが一般的。
言い換えれば、Amazonでは価格を下げる必要があるということです。
ユーザーからすれば、安く商品を購入できるので最高の場所です。
しかし出品者は価格競争に巻き込まれる可能性は高くなります。
Amazon出店で成功するためのポイントまとめ
Amazonで出店するメリットとデメリットは上記のとおりです。
メリットも多数ある一方、デメリットもあるのでECサイト選びの参考にしていただければと思います。
ここからは、Amazon出店で成功するポイントを紹介します!
成功するポイントは、挙げればキリがありませんが…。
今回は特に意識すべき4つのポイントにしぼって説明します。
商品選定
一つ目は商品選定。
細かいことを省いて説明すると、
- 3万人がボールペンを販売している市場
- 10人が医薬品を販売している市場
どちらもユーザー数は同じだとします。
この場合、売上を上げるためには「②」の方が良いですよね。
3万人の中からユーザーに選んでもらうのと、10人の中から選んでもらうのなら、後者の方が圧倒的に選ばれる確率は上がります。
Amazonでは「商品」によって、ライバル(他の出品者)の数は異なります。
たとえばボールペンなど売りやすい商品であれば、その分ライバルも多数。
逆に「医薬品」は、さまざまな条件をクリアしないとAmazonで販売はできません。
そのためライバルは少なくなる傾向にあります。
もし可能であれば、ライバルが少ない市場を狙って商品選定をすることが大切です。
また、商品ごとにどのくらいのスパンで売れていくかなども異なります。
楽天で販売した方が早く売れるケースもあるため、比較検討しても良いでしょう。
FBAを利用する
次にFBAを利用することです。
前述もしましたが、Amazonが商品発送を代行してくれるサービス。
Amazon指定の倉庫に商品を送るだけで後はAmazonがすべて行ってくれます。
このようにFBAは業務量を大幅に減らしてくれますが、Amazon出店を成功させるためにも必要です。
理由はカンタンで、FBAを利用すると
- 24時間365日稼働する
- カート獲得率アップ
- 顧客からの信頼度アップ
という特徴があり、どれもAmazon出店で成功させるためには大事です。
24時間365日稼働する
FBAを利用すると、Amazonが24時間365日稼働します。
つまり、いつでもユーザーへ商品発送を代行してくれます。
そのため出品者から出荷がムズかしい「年末年始」「ゴールデンウィーク」も発送してくれるため、購入者からの評価も高くなります。
言い換えれば、選ばれやすくなるということです。
販売機会を損失することもなく、安定して売上を伸ばしていくことができます。
カート獲得率アップ
FBAを利用するとカート獲得率がアップする傾向にあります。
カートを獲得している事業者、していない事業者では売上に大きな差が出ます。
ただ、あくまで「傾向」として考えておきましょう。
顧客からの信頼度アップ
FBAを利用すると、「Amazon .co.jpから発送」という表記になります。
顧客からすると「安心して購入できる」と思ってもらえる可能性が高く、間接的に売上へ貢献するでしょう。
SEOを攻略
3つ目に大事なのが「SEO」です。
SEOとは、検索結果画面で「上位表示」されるように工夫することです。
たとえばAmazonで「パソコン」と検索し、結果画面の1ページに表示される商品が「上位表示されている」となります。
上位表示されるには、「商品名」や「関連キーワード」を、
- 商品タイトル
- 商品キーワードフィールド
- 商品説明
に含めることがポイントです。
もう少し詳しく知りたい方は「【2022最新版】AmazonのSEO対策!検索上位表示で売上を増加させる」を参考にしてください。
Amazon広告利用
Amazonにはユーザーが多数いる一方、出品者も大勢います。
先ほど紹介した「SEO」だけでは、なかなかユーザーに商品を見つけてもらえない可能性も。
そのため「広告」を活用することも、Amazon出店を成功させるポイントです。
Amazonの広告には、
- スポンサープロダクト広告
- スポンサーディスプレイ広告
- スポンサーブランド広告
などがあります。
中には「動画広告」もあります。
広告と聞くとコストがかかるイメージがあるかもですが、そうでもありません。
クリックされたときだけ課金される広告や、予算を事前に決めておくことが可能です。
Amazonの広告についてもっと知りたい方は、
- Amazonでかけるべき広告とは?種類と特徴、適切な広告運用の方法を解説します。
- Amazonスポンサープロダクト広告とは?運用方法やその効果の指標についてまとめます。
- Amazonスポンサーブランド広告とは?設定・運用方法まで解説!
上記3つの記事を合わせて参考にしてください。
動画広告について知りたい方は「【売上げアップ】Amazonスポンサーブランド動画広告とは?」も参考になります。
まとめ
Amazonを利用して出品することで、ビジネスチャンスはかなり大きいと言えます。
ユーザー数の多さはもちろん、FBAを利用することで発送業務なども不要。
月々にかかるコストも相対的に低価格で、「はじめてECサイトで商品を出品したい!」という方にもオススメです。
ぜひ出店を検討して欲しいところではありますが、
「Amazonの出店・出品方法がわからない」
「Amazonの出店ルールが多くて、すべてに対応するリソースが割けない」
と、悩む方もいると思います。
そんなときはAmazon代行専門会社へ依頼する方が良いと思います。
理由はカンタンでAmazonのルールに適した出店・出品をしないと、アカウント停止などのリスクがあるためです。
せっかく良い商品を出品しているのに、出品できない状態になっては努力が水の泡…。
そうならないためにも私たち「そばに」へAmazonの運用をお任せいただけないでしょうか?
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大阪府出身。学生起業でAmazon OEM自社ブランド事業を行いながらコンサルタントして活動。
その後新卒で(株)船井総合研究所に入社し、Amazonを中心としたECコンサルティングに従事。
独立し、ECコンサルとシステム開発を行う(株)NOVASTOを設立。
その後「(株)そばに」にEC支援事業を移管。Amazon販売支援歴10年、Amazon プラチナム・パートナー・エージェンシー認定企業として累計800社のAmazon販売事業者様のサポートし、多数のベストセラー獲得商品、Amazon.co.jp販売事業者ワード受賞企業を複数輩出してきた実績を持つ。
ゴルフパター練習機ブランド「PuttOUT」をM&Aで取得し、売上を1年半で10倍に成長させる。