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Amazonでかけるべき広告とは?種類と特徴、適切な広告運用の方法を解説します。

Amazon 広告

Amazonでかけるべき広告とは?種類と特徴、適切な広告運用の方法を解説します。

お世話になっております。
株式会社そばにAmazonコンサルタントの若月です。
当サイトをご覧頂きありがとうございます。

今回は「Amazonの広告運用」についてお話していきます。

世界最大級のECサイトであるAmazonには、多くの企業が商品を出品しています。
しかし、母体が大きいが故に、自社の商品を見つけてもらうためには施策を講じていく必要があります。

その中でも、確実に必要になってくるのがAmazon広告や外部広告です。
しかし、広告のかけ方を間違えてしまうと、なかなかに効果が合わない。

なので、

・Amazon広告の特徴とメリット
・Amazon広告の種類
・Amazon広告かけるべきポイントとタイミング
・外部広告の特徴とメリット
・外部広告の種類
・外部広告をかけるべきポイント

という内容を分かりやすく説明していきます。

 

1. Amazon広告の特徴とメリット

Amazonで自社商品を販売をしていくにおいて、SEO対策と共に必ず必要になってくるのがAmazon広告です。
また、Amazon広告は【とても費用対効果がよい広告】としても年々注目を集めています。

 

特徴としては、Amazonの検索ワードでターゲティングが出来るため、より購買意欲の高い層にアプローチが出来る点です。

 

一番基本のスポンサープロダクト広告の出稿場所は、検索上部に表示されます。

▼広告の表示場所はコチラ▼

検索から商品にたどり着くまでの距離が短いので、新規出品の際は”最初から”かけていくことで販売実績を伸ばしやすいという点があります。

SEOの観点からみると、

・販売実績
・カタログスコア

というところでランキングの上下は変わってきますが、販売していくうえで一番強化していきたいのは売上に直結する販売実績ですよね!

そこをポンプアップしてくれる役目もあるので、初めからSP広告はかけていくのは必須となってきます。

2. Amazon広告の種類

Amazonには大きく分けて4つの広告があります。

・スポンサープロダクト広告(SP広告)
・スポンサーブランド広告(SB広告)
・スポンサーディスプレイ広告(旧:商品ディスプレイ広告)
・AmazonDSP広告

Amazon販売をするのであれば、これらがどんな広告なのかを知っておきましょう。

スポンサープロダクト広告(SP広告)

これが1番基本のAmazon広告です。

検索キーワードや商品、カテゴリー、ブランドを指定して、Amazonの検索結果や商品詳細ページに広告を表示する広告です。

出稿方法に2種類あり、オートターゲティングとマニュアルターゲティングというものがあり、

オート→Amazonに全てお任せ!

マニュアル→広告の細かい設定を自分でします!

というもの。

Amazonに全てお任せしてしまいたい、、と思うものの、こちらはなかなか効果が合わない。

というよりも、オートの目的は「未知の検索KWの発掘」というところに置くものなので、こちらは回し続けていき、効果が合うKWをマニュアルに入れていくという運用が良いです。

スポンサーブランド広告(SB広告)

これはブランド自体の認知向上を図ることが出来る広告です。

・ブランドロゴ
・見出し(カスタマイズ可能)
・3つの商品

をAmazonの検索結果に表示することが可能になります。

検索結果上部に表示された先は、Amazon専用のランディングページもしくはブランドストアへ飛ばすような形になります。

商品バリエーションが増えてきたり、すでにリアル店舗を運営されているセラーは行いたいAmazon内のブランディングの1つと言えます。

スポンサーディスプレイ広告(旧:商品ディスプレイ広告)

こちらは商品詳細や商品ページ横に商品画像を用いたディスプレイが出てくる広告となります。

▼広告掲載場所はコチラ▼

こちらのターゲティングとしては

・商品ごと(ASINターゲティング)
・興味関心ごと(カテゴリターゲティング)
・Amazon以外のサードパーティのWebサイトやアプリ(Viewターゲティング)

という3つがあります。

初動として使用する場合は、カテゴリターゲティングをはじめにして、数値が合うものをASINターゲティングにしていく、という形が良いでしょう。

AmazonDSP広告

こちらは今までの3つとは全く属性の違う広告となります。

DSPという名前の通りなので、すでにわかっている方もいらっしゃるとは思いますが、こちらはAmazon外にも配信面を多く持っている広告になります。

詳細をいうと、Amazonの閲覧履歴や購買履歴をもとにしたターゲティングを行い、Amazonサイト内やAd Exchangeを通じた広告枠に配信する形を取ります。

Amazon外の広告となると、Facebook広告やGoogle広告、LINE広告を思い浮かべがちですが、そもそもAmazonで販売をするのにAmazonの購買データをもとに出稿できるのは大きいですよね!

出稿料金も150万円~と高額なため、Amazon広告で差別化を図るにはとてもよい広告です。

Amazon広告種類はコチラ

3. Amazon広告かけるべきポイントとタイミング

では、広告のかけるタイミングについてはいつなのか?

ということについてお話しすると…

販売開始直後~
スポンサープロダクト広告(オート)
販売開始1か月後
スポンサープロダクト広告(オート)
スポンサープロダクト広告(マニュアル)
商品点数が複数になってきたタイミング
スポンサーブランド広告・スポンサーディスプレイ広告
販促費が大きくかけられる場合
DSP広告
Amazon広告が回らない場合
外部広告(Facebook広告・LINE広告・Google広告)

という形ですね。

まず初動として、SP広告のオートは販売開始と同時にかけるようにしましょう。

KW収集をしていった1か月後にマニュアルも増やしていく、という形が良いでしょう。

※販促費の余裕がある場合は、初動でメインKWなどはマニュアルでも回した方が良いです。(ACoSは合わないけど、KWのブーストがかけられるため。)

また、商材によっては、競合の商品が強すぎて広告がなかなか出稿されないケースがあります。

その場合は外部広告でセッション数を稼ぎ、Amazon広告が回るまでのブーストをかけてあげることが重要になってきます。

4. 外部広告の特徴とメリット

Amazonといえば、Amazon内広告がとても優秀。

ずっとそういわれてきました。

しかし、最近ではAmazonSEOにおいて、外部サイトからの購入が重要視されるようになってきました。

参照元:https://www.similarweb.com/

弊社の事例としては、

ヘルスアンドビューティー商材でSNSから流入を行ったASINとそうでないASINを比較すると、SEO順位上昇率は平均15%変わっています。

つまり、外部広告も積極的に取り入れることが重要、ということが言えます。

5. 外部広告の種類

商材によりけりになりますが、基本ベースとしては

・Facebook広告
・Google広告
・LINE広告
・インフルエンサー起用(Instagram / YouTube)

という4つを抑えておきましょう。

最後のインフルエンサー起用は広告というより販促ですが、そのほかの3つに関しては、ユーザー数が多く、最適化もかかりやすい広告となっています。

不特定多数の興味を持ちそうな人種に出稿されることで、新規顧客の開拓ができていくわけですね!
また、インフルエンサー起用に関してはファンが購入してくれたりと、プラス面は大きくあります。

 

また、その際に重要になってくるのは

【1度きりで終わらせない】

ということ。

 

しっかりとSEO対策をしたURLを使用して、購入だけでなく検索部分のランキングも上げるように施策を講じていく方が良いでしょう。

6. 外部広告をかけるべきポイント・時期

外部広告をかけていくのは、ある程度商品登録して売れ始めてから!

という風に思われがちなのですが、販促費が確保できる場合は初動からFB広告やGoogle広告は回せるととても良いです!

(販促費がない場合は後回しに。)

 

そもそもAmazonSEOに於いては初動での売り上げがあることが重要。

その期間にいかに多く売れるか、可能性を広げられるかという部分で今後の売上は大きく左右されるので、早めに広告を打つに越したことはありません。

また、ただ出稿すればよいというわけではなく、広告出稿はCRが命なので、商品画像の撮影時にCRでも使用できる素材を撮影することを意識づけておけば、ギリギリの準備にならずに済むので意識しておきましょう!

<まとめ>Amazon販売で適切な広告運用の流れとは?

Amazonの中で販促費はかけられるに超したことはないというのが正直なところ。

なので、自社の販促費はいくらまでかけられるのか?

というところが大事になってきます。

 

まず販売開始と同時に必須なのはSP広告。

 

こちらは目標売上の10%を予算にしましょう。

それ以外の金額というところで、どこまでかけられるのか?という考え方で、外部広告であったり、DSP広告を検討していくと良いでしょう。

また、申請まで時間がかかるブランド広告の準備を販売開始後はしていき、売上が上昇するとともに伸ばしていく部分になってきます。

 

▼広告出稿優先順位▼

=====

SP広告

外部広告・DSP

ブランド登録(新規出店の場合はブランド登録自体に時間がかかる為、最後にしています。)

=====

広告は売上を伸ばすためには欠かせないもの。

適切な部分にかけて、カタログをしっかりと伸ばしていきましょう!

 

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監修者紹介

佐藤 秀平

代表取締役 CEO

株式会社そばに 代表取締役 CEO。
大阪府吹田市出身。大阪教育大学卒。
学生起業でAmazon EC事業を立上げ、メーカー在庫処分品販売・OEM商品販売・食品ブランド販売を行い、販売事業者とコンサルタントして活動。その後新卒で株式会社船井総合研究所に入社し、Amazonを中心としたECコンサルティングに従事。
その後独立し、ECコンサルティングとシステム機開発を行う株式会社NOVASTOを設立。その後老舗味噌屋をM&Aし、「株式会社そばに」に社名変更し、EC支援事業を移管。
Amazon販売支援歴10年、累計600社のAmazon販売事業者様のサポート行ってきた実績を持つ。

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