【転換率UPがカギ!】ECサイトで転換率を上げる方法!Amazonにおける方法まで解説!

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【転換率UPがカギ!】ECサイトで転換率を上げる方法!Amazonにおける方法まで解説!

転換率は大事って聞くけど、あまり意味が分からない…

どうやって転換率を上げるか分からない

ECサイトでビジネスを行う中で「転換率」と言う言葉を聞いたことはあっても、よく意味が分からないと言う方も多いのではないでしょうか?

日常生活でもあまり聞かない言葉ですよね。

こんにちは、Amazon専門コンサルティングカンパニー「株式会社そばに」です!
本記事では「転換率」について解説します。

「転換率」の意味を知り、上げる方法を知っておくことはECサイトで売上を増やすために大切です

そこでこの記事では、

  • そもそも転換率とは?
  • 転換率の計算方法
  • Amazonにおける転換率の上げ方

上記3つのテーマを分かりやすく解説していきたいと思います!

我々株式会社そばには、Amazon通販支援者数600社以上の実績がありAmazonジャパン合同会社様と共同セミナーを複数開催した実績もあります

それらの知見を基に解説するのできっと参考になるはずです

ぜひ、最後までご覧くださいませ。

また、そばにではAmazonの出品者様向けの記事を多数公開しています。
ぜひそばにの他の記事もあわせてチェックしてくださいね。

転換率とは?

転換率をカンタンに言えば、訪問したお客さんのうちの購入者の割合です。

お店に100人のお客さんが来て、その内20人が商品を買えば転換率は「20%」となります。(計算方法は後述)

コンバージョンレート(CVR)と呼ばれることも多く、パーセント(%)で表します。

数値で表されるため、結果が出ているかどうか明確にわかることも特徴の一つです。

転換率の数値が高ければ、その分売上アップも期待できます
逆に下がっていれば売上も比例して下がっている可能性が高く、改善する必要があると言うことです

どのように改善するかは後述するので、もう少し転換率について学んでいきましょう。

転換率の計算方法

転換率の計算方法は、

(売上個数÷アクセス数)×100

となります。

この式だけではよく分からないので、じっさいに具体例を紹介します。

たとえばあなたが商品を販売しているページに、1日「100人」のアクセスがあり、
その内「20人」が商品を一個ずつ買ったとします。

上記の式に当てはめると「20個(売上個数)」÷「100人(アクセス数)」×100=20%となります。

つまり転換率は「20%」です。
売上個数が上がれば、転換率は上がります。

言い換えれば、転換率が高くなれば比例して売上もアップするということです。

転換率=リピート率のときもある

転換率は一般的に「CVR(コンバージョンレート)」として使用します。
先述のとおり、購入者の割合を示した指標ですね。

ただ、たまに「リピート率」として活用されることもあります。

たとえばあなたのサイトで商品を初回購入した新規顧客が「100人」いたとしましょう。
その後、もう一度同じ商品を買ったリピーターが100人中「50人」いたとします。

この場合転換率(リピート率)は、50%(50人÷100人)となります。

覚えておく必要はありませんが、このように使われることもあるので覚えておいてください

ECサイトにおける転換率の上げ方

①価格設定

ユーザーが商品を買うときに、必ずチェックするのは価格です。

当然のことですが、価格が高すぎればユーザーは買いません
しかし安くしすぎると、今度は利益が減ってしまいます。

理想的な価格設定をするためには、競合商品単価・相場をチェックすることです
マーケティングの一つですね。

ライバルとなる商品や相場を調べ、ユーザーが手を出したくなるコストメリットを提供することもポイントとなります。
もちろん、しっかり利益も取れるよう対策することも大切です。

②レビュー数&質の向上

ユーザーが商品を買うときに参考にするのが「レビュー」です。

たとえばあなたが商品を買うとき、レビュー数が「10」と「0」と2つの商品があれば、前者から購入すると思います。

理由はカンタンで、みんなが商品を買っていることがわかるからです。
レビューが複数あれば、自分も安心して買うことができます

しかし、レビュー数を増やせば良いと言うことではありません
最悪だった」「商品の説明と違う」など悪いレビューばかりでは、誰も購入してくれません。

そのため悪いレビューが集まらないように、

  • 商品説明と商品の整合性を取る
  • 注文から配送までの時間はできる限り早くする

など、悪い評価となりそうなことを事前に潰しておくことが大切です。

レビューを集めるなら「レビュー依頼メール」も効果的

人間心理的に、良いレビューより悪いレビューの方が書きたくなるものです。
言い換えると、「良いレビュー」は集まりづらいということです

つまり、良いレビューは書いてもらうことが大切となります。

たとえばAmazonなどでは購入者に「レビュー書いてもらっても良いですか?」とメールを送ることができます。

このようにレビューを依頼することで、レビュー数と質の向上を図ることが可能です。

ただ、レビューを依頼するときに「高評価にしてくださいね」「1万円上げるから評価は最高にしてください」などの催促は原則NG

もしAmazonで上記の行為を行うとアカウントバンの可能性もあります。

Amazonのレビューについて詳しく知りたい方は以下のリンクからそばにのコラムをチェックしてください!
🔗【出品者ができること】Amazon カスタマーレビューの低評価への対処法からレビュー依頼まで解説!

③画像を魅力的なものにする

ユーザーはじっさいに商品を見ることはできないので、画像はとても大切です
ユーザー目線になると、

  • 細部までハッキリとわかる商品画像
  • ピンボケしていて細部までよく分からない商品画像

であれば、前者を選ぶはずです。

また、ピンボケしていたりすると「この商品を買って本当に大丈夫なのかな…?」と不信感につながる可能性もあります。

商品画像を魅力的にするコツとしては、

  • 高品質で明るめの画像を使用
  • 商品をできるだけ大きくする

ことです。

まずは上記2つを意識して、画像を作成してみましょう。
費用をかけず、売上を改善できるかもしれません。

ABテストも大切

「魅力的な画像」かどうかは、じっさいに試してみる必要があります。そこでオススメなのがABテストです。

複数の画像を用意して、反応が良い画像を検証する方法となります。
画像一つで転換率が大きく変わったケースもあるので、ぜひ試してくださいね。

Amazonにおける転換率の上げ方

amazon

ここからはAmazonにおける転換率の上げ方を3つ紹介します。
上記の施策も当然大事ですが、以下の3つもすべて大事な施策なので、ぜひ参考にしてください。

①商品の仕様と商品説明で商品の魅力を訴求する

Amazonでは、「商品の仕様」と「商品説明」を効果的に入力することで、転換率の向上が期待できます。

「商品説明」とは、下記のように商品の特徴を紹介するスペースです。

(引用:Amazon公式サイト

文章で商品の魅力を伝えることができます。
商品説明を書くときのコツは、

  • 資料のように長々と書かない
  • 漢字とひらがなのバランスを考える
  • わかりやすく簡潔に書く

ことがポイントです。

 

商品の仕様」は商品ページにある箇条書きで書かれている商品説明のことです。

「商品の仕様」は商品ページにある箇条書きで書かれている商品説明のことです。

(引用元:Amazon

こちらは商品説明と違い商品ページの目につくところにあるので、しっかりと商品の魅力を記載するようにしましょう!

ポイントとしては、一つの箇条書きにつき、一つの訴求ポイントを入力してください。

最大5つの表示ができるので、すべて入力するようにしましょう!

商品説明商品の仕様漢字が多すぎると読みづくなってしまうので、ひらがなをおおめにすることもポイント。

また、できる限りカンタンで誰でも読むことができる文章を意識しましょう。

②商品紹介コンテンツ(A+)で魅力を深掘り!

②商品紹介コンテンツの充実で転換率をあげる。

商品紹介コンテンツ(A+)とは、商品ページに「テキスト装飾」や「商品画像」できるツールです。

先ほど紹介した商品の仕様・説明でも魅力を伝えることはできますが、文字なので読み飛ばされる可能性もあります
最悪ブラウザバックされて、離脱するケースもあります。

しかし商品紹介コンテンツは画像がメインなので、ユーザーの目を惹くことが可能です。

たとえば下記は、商品紹介コンテンツを利用して作成している商品ページです。

ユーザーに商品を買ってもらえなければ、転換率の上昇は見込めません。

そのため商品の魅力を高め、ユーザーに「買いたい!」と思ってもらうためにも、商品紹介コンテンツは必須と言えるでしょう。

具体的な商品紹介コンテンツの作成方法やコツ、注意点については「商品紹介コンテンツとは?作成方法・メリデメご紹介!」が分かりやすいので参考にしてください!

③カートボックスの獲得

転換率を上げるためには、カートボックスを獲得することも大切です。

基本的にAmazonでは「1商品=1事業者」のみが、上記の「カートに入れる」ボタンを獲得できます。

よく「カートボックスの獲得」を言ったりもしますが、このボタンを獲得できるかどうかで売上は天と地ほど変わります。

それほど重要なボタンです。

なぜならユーザーは、基本的にカートボックスを獲得している事業者から商品を買うためです。
カートボックスを獲得していない事業者は目立たない所にまとめられ、商品を買ってもらえる可能性はかなり低くなります

そのため、カートボックスを獲得することで「転換率」はもちろん、売上や集客力を大幅にアップさせることが期待できます。

カートボックスの基礎知識や、具体的にどうやって獲得するかについては「Amazonカートボックス獲得の4つの要素が公開!」を参考にしてくださいね。

まとめ

いかがだったでしょうか?

転換率」を上げる施策を行うことで、売上アップにもつながります。
今回紹介した方法を取り入れつつ、ぜひ転換率向上を目指しましょう!

とはいっても…

自社商品の転換率がどうしても上がらない

他の業務が忙しくてコンテンツ作りに時間が割けない

カートボックスの獲得ができない!

と悩む方もいると思います。

そんなお悩みを持つ方は、Amazonの運用代行を依頼することでいまの業務に専念しながら、効率的にAmazon販売することができます!

我々そばには、Amazonのコンサルティング業務に加えて運用代行も行っています。

これまで担当させていただいたクライアント様の中には2年で月商3,600万、伸び率360%を達成した企業様もいらっしゃいます

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※設定や手続きなどのご不明点はこちらからテクニカルサポートにお問い合わせください。
 ※お電話からのお問い合わせは初めに一次受付にてご対応となります。

監修者紹介

若月 菫

取締役

株式会社 そばに 取締役。
東京都板橋区出身。学生起業でAmazonから越境ECに渡り多角的なモールで自社商品を取り扱い、Amazonのみの売上は1.6億円。
販売事業者として実績を積んだ知識を基にECコンサルティングへと参入。
主にフロントコンサル業務を担当。もともと広告代理店に3年程従事し、化粧品や健康食品系を主とした広告戦略の立案から作成までの知見を活かし、Amazon広告以外にも、Youtuber施策・インフルエンサーマーケティングなどの知識も含めての販売戦略のノウハウで支援を行う。

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