Amazon A10(A9)とは?上位表示する方法も解説!
「AmazonのA10(A9)っていったいなに?」
「A10(A9)は大事って聞くけどいまいち意味が分からない」
今回は、上記の悩みを解決する記事です。
A10(A9)を知ることで、売上を伸ばすきっかけにもつながります!
こんにちは!Amazon専門コンサルティングカンパニー「株式会社そばに」です!
本記事では、
- AmazonのA10(A9)とは?
- A10(A9)の検索結果は何で決まるのか
- Amazonで上位表示させるための対策
上記のテーマを分かりやすく紹介していきたいと思います。
我々株式会社そばには、Amazon通販支援者数600社以上の実績があり、それらの知見を基に解説するのできっと参考になるはずです。
ぜひ、最後までご覧くださいませ!
また、そばにではAmazonの出品者向けに「コラム」を多数公開しています。あわせてチェックしてくださいね。
AmazonのA10(A9)とは?
Amazonの「A10」とは、Amazon内の「検索エンジン」のことを言います。
もともと「A9」でしたが、アップデートをして「A10」となりました。
ただ「A10は検索エンジンです」というだけでは「ん?」となると思うので、次章からもう少し詳しく紹介します。
検索エンジンとは?
たとえば「Google」や「Yahoo」で調べ物をすると、検索結果が出てきますよね。
Googleで「コーラ」と調べれば、一番上に「コカコーラ公式サイト」が表示されます。
検索した内容にもとづき、関係している記事や画像を表示するのが「検索エンジン」の役割の一つです。
さらに「どのような検索結果をどのような順番で表示させる」かも「検索エンジン」が決めています。
「アルゴリズム」と呼ばれるルールに従って決められており、検索結果や順番は日々変わっています。
Amazon内の検索結果を決めるA10(A9)
一方Amazonの検索エンジン「A10(A9)」は、最も購入につながりやすいAmazon内の商品をユーザーへ見せることが目的です。
たとえばAmazonの検索窓で「コーラ」と調べてみましょう。
上記のページは検索結果画面の上位に表示され、ユーザーの目に触れやすい部分です。
この部分は「上位表示」と言われ、Amzonで売上を増やすためには上位表示されることが必要です。
検索結果画面を下へスクロールすると、たくさんの「コーラ」に関係する商品が出てきます。
このようにユーザーが検索したワードに対して、
- どのような商品を
- どのような順番で
表示させるのかを決めるのが、Amazonの検索エンジン「A10(A9)」と言うことです。
A10を知ることで売上は変わる
A10を知ることで売上は大きく変わります。
繰り返しますがA10(A9)は、最も購入につながりやすいAmazon内の商品をユーザーへ見せるこが目的だからです。
たとえばあなたが「パソコンモニター」を販売していたとします。
このときどうすればたくさん売れるかというと、
ユーザーが「パソコンモニター」と調べたときにあなたの商品が上位表示することです。
上位表示することで、ユーザーの目を引きます。
事実Amazonユーザーの70%は2ページ以上は見ず、65%の人は一番上目表示された商品から3番目のどれかをクリックするというデータがあります。
つまり上位表示されると売上が上がる可能性は高いため、出品者は上位表示を目指すことが大切です。
繰り返しますが、Amazonの検索結果画面を決めているのは「A10(A9)」のアルゴリズムです。
つまり「A10(A9)」が「どのように検索結果を決めているかを知る」=「あなたの商品ページを上位表示させるヒントを知る」と言うことになります。
それでは次章から、A10(A9)は検索結果をどのように決めているかを見ていきましょう。
A10(A9)の検索結果は何で決まるのか?
A10(A9)は、
- 販売件数
- 購入者レビュー
- コンバージョン率
- 商品ページコンテンツ
- FBA販売
主に上記5つをもとに検索結果を決めています。
言い換えれば、今回紹介する5項目の対策をすれば上位表示される可能性はグッと高まるはずです。
ちなみにこのような対策を行うことを「SEO対策」と言います!
販売件数
A10(A9)では、販売件数が多い商品を上位に表示します。
たとえば同じ商品があったとして、販売件数が…
- 商品A:10件
- 商品B:5件
ならば「商品A」が上位に表示されます。
全体の販売数ではなく直近の販売数?
A10(A9)では、直近の販売数を重視しています。
同じ商品「A」と「B」があったとして合計販売数は、
- 商品A:1,000件
- 商品B:1,100件
だとします。
しかし直近の販売数は「A」の方が多い場合、「A」が上位表示されやすい傾向にあります。
購入者レビュー
購入者レビューもA10(A9)が検索結果を決める重要な指標です。
購入者レビューの星の数が多ければ、その分上位表示される可能性は高まります。
ちなみにAmazonでは2種類のレビューがあり、
- Amazonで買った人のレビュー
- Amazon以外で買った人のレビュー
上記2つがあり、Amazonで買った人のレビューを重視する傾向にあります。
レビュー操作は御法度
商品を買うときレビューを参考にする方が多いため、良いレビューがたくさんあることはとても大切です。
ただ、Amazonではレビューを操作する(高評価にしてもらうよう依頼するなど)ことを禁止しています。
さらに発覚すると、アカウント停止などを課される可能性が高いのでレビュー操作はNGです。
Amazonのレビューは決まりごとも多いので、詳しくは「【出品者ができること】Amazon カスタマーレビューの低評価への対処法からレビュー依頼まで解説!」を参考にしてください。
コンバージョン率
コンバージョン率とは、「商品ページを訪れた人」の内「商品を買った人」の割合です。
たとえば100人が商品ページを訪れたとして、その内1人が商品を買えば「1%」となります。
A10(A9)はコンバージョン率も重視しています。
たとえば、
- 商品Aのクリック率:20回
- 商品Bのクリック率:10回
だったとしましょう。
クリック率は「商品A」が多いです。
ただコンバージョン率は「商品B」が高ければ、そちらの方が上位表示されることとなります。
なぜならA10(A9)の目的は、最も購入につながりやすいAmazon内の商品をユーザーへ見せることだからです。
商品ページコンテンツ
商品ページというのは上記の画面で、出品者が自ら作ることができる部分です。
A10(A9)は商品ページも重要視しており、特に大事なのが
- 商品タイトル
- 商品の仕様
- 検索キーワード
- 商品説明
- 商品画像
上記5つとなります。
基本的にA10(A9)は、商品情報が多いページを上位表示させる傾向にあります。
ムダに長くするとコンバージョン率が下がる要因となるので注意が必要ですが、詳しく商品状態や説明をすることは大事です。
FBA販売
Amazonで販売をするときは、
- 自己配送
- FBA配送
の二つがあり、FBA配送の方が上位表示されやすいと言われます。
FBA配送はAmazonが代行して「商品保管・発送・アフターケア」などを行うサービスで、自己配送よりも信頼度が高いと言われるためです。
FBAを利用することで手数料はかかりますが、出品者にとってメリットは豊富だと思います。
ちなみにFBAについて詳しく知りたい方は「Amazon新規出品者必見!FBAのメリット・デメリットとは?」を参考にしてください。
Amazonで上位表示させる対策
ここからは上記で紹介したAmazonの「A10(A9)」の特性を参考に、どのような対策をすれば上位表示するのかを見ていきましょう。
商品価格の再検討
一つ目は商品価格です。
商品価格を高くしすぎると売り上げが減り、コンバージョン率も低くなります。
結果的に上位表示されづらくなります。
また「商品価格がAmazonの想定している価格の範囲内」であるかも、A10(A9)が順位を決める要因となっているようです。
たとえばもともと販売価格が「1万円」の商品を「10万円」にしたり「100円」などにすると、逆に表示が下がる傾向にあります。
商品画像の再検討
「画像は文字の7倍の情報量を持っている」と言われることもあり、商品画像は大切です。
画像だけで商品情報を判断するユーザーも多いため、コンバージョン率にも大きく影響します。
Amazonでは9枚まで画像を投稿できるので、重要な情報はすべて商品画像に含めて登録しましょう。
商品画像はAmazonで出品するときに重要なので、詳しくは「【Amazon出品者向け】最適なメイン画像とは?コンサルが徹底解説!」を参考にしてくださいね。
FBAの利用
Amazonで上位表示させるのであれば、FBAの利用をオススメします。
理由はカンタンで、FBAを利用すると商品を早くユーザーへ届けることが可能だからです。
言い換えれば「商品を少しでも早く欲しい」というユーザーニーズを満たすことができ、コンバージョン率アップの期待ができます。
在庫保持率の向上
Amazonはユーザーファーストの企業です。
いつでもユーザーが商品を買える環境を作ることもAmazonは重要視しています。
そのため「在庫切れ」の状態になっている事業者の商品ページは、上位表示されません。
また、在庫切れの状態が続くと売上も減ってしまうため、その点でもマイナスです。
さらに在庫保持率が100%ではない状態が続くと、Amazonからペナルティを課されることもあります。
在庫は余裕を持って補充するようにしましょう。
広告の利用
広告を利用しても、上位表示する直接的な要因にはなりません。
しかしAmazonで出品をはじめた当初は、
- コンバージョン率が低い
- レビューが少ない
- 認知度も低い
という状態からスタートします。
そのためなかなか上位表示されづらい状況が続くため、カンフル剤的な意味合いからも広告の利用を検討することもオススメです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
「A10(A9)」を知ることで、「上位表示」させるヒントを知ることにつながります。
上位表示することで、ユーザーの目にも留まりやすくなり売上アップも期待できるでしょう。
ぜひA10(A9)の特性を理解して、上位表示を目指しましょう!
とは言っても…
「業務が忙しくて上位表示の施策をしている時間がない」
「いまいち上位に表示されない」
など、悩んでいる事業者の方もいると思います。
そのような場合は、ぜひ一度そばににお問合せください!
そばには600社以上のAmazon実績を積み重ね、その実績が認められAmazonジャパン合同株式会社とも共同セミナーを複数開催しています。
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お役立ち情報がたくさんあるので、ぜひあわせて参考にしてくださいね。
監修者紹介
佐藤 秀平
代表取締役 CEO
株式会社そばに 代表取締役 CEO。
大阪府吹田市出身。大阪教育大学卒。
学生起業でAmazon EC事業を立上げ、メーカー在庫処分品販売・OEM商品販売・食品ブランド販売を行い、販売事業者とコンサルタントして活動。その後新卒で株式会社船井総合研究所に入社し、Amazonを中心としたECコンサルティングに従事。
その後独立し、ECコンサルティングとシステム機開発を行う株式会社NOVASTOを設立。その後老舗味噌屋をM&Aし、「株式会社そばに」に社名変更し、EC支援事業を移管。
Amazon販売支援歴10年、累計600社のAmazon販売事業者様のサポート行ってきた実績を持つ。