Amazonの禁止ワードって?化粧品や健康食品は特に注意!
お世話になっております。
株式会社そばにAmazonコンサルタントの若月です。
そばにのAmazon支援サービス一覧紹介資料をダウンロードする。
当サイトをご覧頂きありがとうございます。
今Amazonに出品されている方で、化粧品や健康食品を取り扱われている企業様も多いのではないでしょうか。
実はそのジャンルは「禁止ワード」が特に多いってご存じですか?
しかも、薬機法に準じていても、AmazonではNGというワードがかなり多く、化粧品やサプリ、
これを知らずに商品ページを作成してしまうと、商品ページを削除されることもあります。
せっかく今まで培ってきた「販売実績」「レビュー」「SEO対策」が全て一緒に消え去ってしまうのは避けたいですよね。。
ということで、
今回は「Amazonの禁止ワード」についてお話していきます!
目次
1. Amazonの禁止ワードってなに?
まず、Amazonの商品登録をしていくときに
「競合商品との差別化」
ということを考えますよね。
もし、サプリメントを売るとするならば、
・どんな効能があるのか
・どんな悩みの人が飲むのか
そんな効果効能を書きたくなってしまうもの。
その中でも、薬機法、景品表示法、健康増進法に触れなければ大丈夫…と思っていると、実は痛い目を見ることに><!
その理由はというと、「使ってはいけない禁止ワード」がかなり厳しいんです。
▼Amazonが公式で発表しているだけでもこんなに▼
<禁止されている商品広告・宣伝に関する一般的なルール> ・がん/ 癌 |
病院ではないので、ガンとかの病名を入れ込むことはあまりないかとは思いますが、、
化粧品、健康食品系で特につらいのは
・老化、アンチエイジング、若返り
・花粉症
・便秘
・ダイエット、痩身
・デトックス、毒素排出
・ニキビ、吹き出物
・筋肉増強
・体質改善
など、薬機法では単語自体がNGになっていないものも【AmazonではNG】になっているという点。
医薬品のような効果効能、または医薬品と勘違いされるような表現は禁止されているんですね。。
「これじゃどういう風に出品したらよいのかわからない!」
と思う方もいらっしゃると思いますので、
次に弊社の事例も踏まえてご紹介します。
そばにのAmazon支援サービス一覧紹介資料をダウンロードする。
2. こういう書き方はNG!今すぐ直しましょう!
こちらは弊社にご相談のあった事例です。
【商品内容】 【商品名】 【商品説明】 |
Amazon以外の媒体でかなり売れていて、新規販路の開拓ということでAmazonに出品したところ、商品ページが削除されてしまった、ということでした。
これの削除された理由は、
・医薬品のような効果効能
・医薬品と勘違いされるような表現
・病名が入ってしまっている
という3点があります。
病名と判断されるのは「便秘」「冷え」「むくみ」というところですね。
では、こちらの修正した文章を見てみましょう!
▼修正済みの商品文面▼
【商品内容】 【商品名】 【商品説明】 |
こちらで再度削除されることはありませんでした。
しかし、これでもギリギリを攻めてはいて。
効果効能を詳しく書けば書くほど、危険度は増していくので、成分名やフワッと効果を匂わせる程度に収めておくのが無難ではあります。
3. 削除されたときはどうすればよいの?
実際に削除されてしまった場合には、
==========
原因部分の修正
↓
テクニカルサポートに連絡、再掲載依頼をする
↓
審査をクリアする
==========
という手順が必要になります。
1回の修正でも追加で修正指示が出される場合があるので、
その場合は原因部分の修正からやり直す形で再度申請をしていきましょう。
4. 削除→再掲載までの流れ
①原因部分を修正する
Amazon商品ページが削除された場合、Amazonより登録アドレスに「商品削除のお知らせ」というメールが届きます。
▼商品削除のお知らせメール▼
また、それと共にセラーセントラル内にも旗マークの部分右下に通知が出ます。
▼セラーセントラル内の通知▼
メールまたはセラーセントラルのメッセージ内容を確認して、修正を行いましょう。
②テクニカルサポートに連絡、再掲載依頼をする
修正が完了し次第、テクニカルサポートに連絡をしましょう!
今は直通電話がないので、セラーセントラル内からメッセージを送信します。
セラーセントラル▶Amazon出品サービスに関するお問い合わせ▶ガイドライン、規約違反▶ご意見、ご要望 |
メッセージ内には、
・削除になった商品のASIN
・修正を行った箇所の申告
・商品ページ再掲載のお願い
を細かく記載し、メールを送信しましょう。
あとはAmazonの審査の連絡を待つのみです!
Amazonからの連絡および再掲載の目安としては、早ければ1日。
追加修正があり、再審査になる場合は1週間以上かかるケースもありますので、危ないところは全て削除したり、置き換える方が良いでしょう。
メール文面が思いつかない方は下記を参考にしてくださいね!
お世話になっております。 商品削除についてのパフォーマンス通知がございました件を修正いたしましたので、下記をご確認頂けますと幸いです。 修正箇所は下記になります。 〈商品説明〉 〈商品紹介コンテンツA+〉 商品ページのご確認後、商品カタログの再掲載の程、よろしくお願いいたします。 |
補足:修正点の確認について
修正箇所に関して、Amazonから具体的に「ここを修正してください」というような指摘はありません。
つまり、自分自身で修正箇所を探さなければいけません。
その際は、
・禁止ワードが入っていないか
・医薬品のような効果効能が書かれていないか
・医薬品と勘違いされるような表現が入っていないか
・病名が入っていないか
を見て、原因追及をするようにしましょう!
修正箇所として多い部分は
・商品タイトル
・商品説明文
・商品紹介コンテンツ
などのテキスト部分が多くなります。
ただ、画像に入っている文言がNGになる場合もあるので、全体を合わせて確認しましょう。
5. 商品削除されたときのペナルティは?
商品削除をされた後、しっかりと修正をして審査をクリアし、再掲載されれば問題はないですが、何度も規約違反をして削除を繰り返すとサスペンド(アカウント停止)のリスクもあります。
そもそも商品ページが削除されるということはAmazonの規約違反とみなされたということなので…。
1度でも起きてしまった場合は
「危険なところは全削除」
くらいの対応をしておいた方がよいでしょう。
アカウントが停止してしまうと元も子もないので^^;
まとめ
基本的にAmazonの規約に沿って、商品登録を行っていけば、商品ページが削除されるリスクは限りなく低いです。
しかし、禁止ワードが乱立していたりすると、リスクはかなり上がってしまうので、しっかりと自社のページを見直してアカウントの健全性を保つようにしましょう!
1商品でも削除されてしまった場合は要注意です。
他の商品ページに同様な文言、似たような文言はないかなどを確認修正して、アカウントと商品をまもっていくようにしましょう!
そばにのAmazon支援サービス一覧紹介資料をダウンロードする。
記事についてのご不明点、Amazon販売や広告運用へのお悩みなども、問い合わせフォームよりお気軽にご連絡下さい!
◆お電話・WEBからのお問い合わせはこちら
Amazon専門の運用スペシャリストによる売上UPをご希望の企業様はお気軽にご相談ください。
コンサルティング・運用代行・広告運用のサービスや事例に関する質問/相談はこちら↓
※設定や手続きなどのご不明点はこちらからテクニカルサポートにお問い合わせください。
※お電話からのお問い合わせは初めに一次受付にてご対応となります。
大阪府出身。学生起業でAmazon OEM自社ブランド事業を行いながらコンサルタントして活動。
その後新卒で(株)船井総合研究所に入社し、Amazonを中心としたECコンサルティングに従事。
独立し、ECコンサルとシステム開発を行う(株)NOVASTOを設立。
その後「(株)そばに」にEC支援事業を移管。Amazon販売支援歴10年、Amazon プラチナム・パートナー・エージェンシー認定企業として累計800社のAmazon販売事業者様のサポートし、多数のベストセラー獲得商品、Amazon.co.jp販売事業者ワード受賞企業を複数輩出してきた実績を持つ。
ゴルフパター練習機ブランド「PuttOUT」をM&Aで取得し、売上を1年半で10倍に成長させる。