Amazonポイントセントラルとは？確認場所から設定方法まで解説！

「Amazonのポイントセントラルってなに？」
「ポイントの付与率を変更する方法が知りたい」

こんにちは！Amazon専門コンサルティングカンパニー「株式会社そばに」コラム編集部です。

「ポイントセントラル」は商品のポイントを設定でき、Amazonの大口出品者であれば必ず知っておきたい機能となります。

そこでこの記事ではポイントセントラルの、

• 概要
• 確認と設定方法
• メリットとデメリット
• 注意点

について解説します！

我々そばには、Amazon通販支援者数600社以上と実績を重ね、Amazonジャパン合同会社様と共同セミナーを複数開催した実績があります。

それらの経験・知見を踏まえて解説するので、ぜひ参考にしてください！

また、そばにではAmazonの出品者向けてに「コラム」を多数公開しているので、ぜひあわせて参考にしてください。

Amazonのポイントセントラルとは？

Amazonのポイントセントラルとは、Amazonで販売している商品のポイント付与率の設定・管理ができる機能です。

よくAmazonで商品を買うときに「ポイント：5pt」など表示されていることがありますが、そのポイントの付与率は出品者が決めることができます。

そのポイントを決めることができる機能が「ポイントセントラル」で、大口出品者であれば誰でも利用することが可能です。

以前Amazonではポイントの付与を商品ごとに行っていましたが、「ポイントセントラル」機能が導入されたことで、商品ごとのポイントを一括変更することができます。

ポイントセントラルの確認と設定方法

ここからはポイントセントラルの、

• 確認方法
• ポイントを一括で変更する方法
• ポイント付与率をo%にする方法
• 一部ポイントを付与する方法

について解説します。

まずはポイントセントラルの確認方法ですが、まずはセラーセントラルにログインし、その後の流れは下記のとおりです。

広告＞ポイントの順番でクリック

すると下記の画面に移り、こちらがポイントセントラルの画面となります。

ポイントを一括で変更する方法

次にポイントを一括で変更する方法ですが、「アカウントレベルのポイント」右側にあるドロップダウンから付与率を選択してください。

付与率を選択した後「今すぐポイントを適用する」をクリックすれば、商品ごとのポイントを一括で変更することができます。

なお付与率は1%〜50%まであり、1%刻みで変更が可能です。

※法人価格や数量割引が適用されている場合は、ポイントセントラルの設定が適用されません。

ポイントの付与率を0%にする方法

すべての商品のポイント付与率を0%（無効）にする場合は、ドロップダウンメニューから「0%」を選択します。

その後「今すぐポイントを適用する」をクリックし、ポップアップが表示されたら「更新」を選択すると、ポイント付与率が0%となります。

一部ポイントを付与する方法

もし出品している商品の「一部」にポイントを付与する場合は、少々設定が大変です。

流れとしては、「テンプレートファイル」をダウンロードして「SKU」と「付与率」を入力し、最後にファイルをアップロードしなければいけません。

まず、テンプレートファイルのダウンロード方法ですが、ポイントセントラルの「出品ごとのポイントを管理する」をクリックします。

すると、下記の画像が表示されますので、同ページの「テンプレートファイルをダウンロード」をクリックしてテンプレートファイルを入手します。

テンプレートファイルをダウンロードすると、下記のように「.tsv形式」となっており、テキストエディタで編集することができます。

その後、商品ごと（SKU）の「point_percent」欄に付与率を入力することで、一部の商品の付与率を「5%」などにすることが可能です。

なお、「point_percent」に記入する数値は「パーセント」なので、注意が必要です。

たとえばある商品の「point_percent」欄に「5」と入力すると、その商品の付与率は「5%」となります。

ポイントを付与したい商品の「付与率」の入力が完了したら、ファイルをアップロードし、「完了」を押せば終了です。

※Excelでテンプレートファイルを編集する場合は、保存をするときに「テキスト（タブ区切り）（✳︎.txt）」を選びましょう。

(SKUについてよくわからない方は、ぜひ次の記事を参考にしてください)
🔗AmazonのSKUって？効果的な設定方法をコンサルが徹底解説！

ポイントセントラルを設定するメリットとデメリット

ポイントセントラルを設定することで、シンプルに「購買率」を上げるというメリットがあります。

ユーザーは商品を購入するだけでポイントが貯まるため、買ってくれる可能性は高くなるでしょう。

一方デメリットは「利益率」が下がることです。

当然のことながらポイントの費用はセラーが負担する必要があり、たとえば1万円の商品に「10%」のポイントを付与した場合、セラーが負担する費用は1,000円です。

そのためポイントは言い換えれば「値下げ」と同じことなので、利益率は下がります。

つまり利益率が高い商品ならポイントを設定しても「購買率」を上げる観点から付与しても良いのですが、利益率が低い商品は下手に付与しない方が得策と言えるでしょう。

購買率を上げるつもりが、利益率が下がってしまい思うように利益が出ない可能性があるためです。

テンプレートファイルでポイントセントラルを利用するときの注意点

ここからは「テンプレートファイル」でポイントセントラルを利用するときの注意点を解説します。

アップロードすると上書きされる

テンプレートファイルでポイントの設定を行う場合、ファイルが「上書き保存」されてしまう仕様のため注意が必要です。

たとえば下記のようにポイント付与を設定したとします。

• A商品：5%
• B商品：7%
• C商品：2%

ただ、その翌日「C商品」のポイント付与率を「2%」から「5%」に変更しようと考えたとします。

その場合「C商品」のポイント付与率を設定するだけではNGで、「A商品：5%」「B商品：7%」にも再びポイントを入力する必要があります。

「C商品」だけのポイントを変更すると、A・B商品のポイント付与は適用されない状態になるため、注意が必要です。

アップロードできない時は入力形式を確認

次にアップロードできないときの注意点です。

テンプレートファイルを利用してアップロードできない場合は、下記の点を確認してみましょう。

①入力欄に％まで記載していないか

「point_percent」部分に「％」まで入力してしまうと、アップロードができません。

％がついていないかを確認しましょう。

②ファイルがExcel形式になっていないか

アップロードできる形式は「テキスト（タブ区切り）（✳︎.txt）」のみで、Excel形式だとエラーになります。

そのため保存形式は「テキスト（タブ区切り）（✳︎.txt）」になっていることを確認しましょう。

③SKUが正しく入力されているか

SKUが正しく入力されていないと、アップロードができません。

④「SKU」と「point_percent」の列が正しく区切られていない

「SKU」と「point_percent」の部分が「スペースキー」で区切られていると、エラーとなることがあります。

スペースキーではなく「タブキー」で空白を開けましょう。

ポイント付与設定から商品の出品登録・売上UP・広告運用まですべてお任せAmazon 運用代行とは？

Amazonでは今回紹介した「ポイントセントラル」を利用して売上UPの施策を行うなど、実に多くの売り上げを伸ばすための施策があります。

その他にも「商品ページ」の作り方一つとっても売上は大きく変わってきますし、効果的な広告を作成しタイミングよく掲載して運用するのもAmazon販売では重要です。

また、商品の登録作業などはこれからはじめてAmazon運用を行う方にとって、大変な作業となりやすく、シンプルにAmazon運営にかけるリソースも必要になってきます。

そのため…

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と悩む事業者の方も多いかと思います。

そのようなときは、ぜひ我々そばにが提供している「Amazon 運用代行」サービスを検討してみませんか？

そばにのAmazon 運用代行では、Amazonへ参入するための基本的な運用（アカウント開設など）から商品ページの作成など売上UPに関する施策までトータルで代行を行なっています。

そのためお客様は商品情報の入力や、アカウントの基本的な登録を済まして頂ければ、あとはそばにのプロ集団に丸投げすることができます！

基本的に普段の運用はそばにが行いますので、空いた時間に他の業務に従事していただき会社全体の売上アップに専念できることでしょう。

突然のエラーや出品停止などにも、チャットやお電話ですぐに対応しますので、販売機会の損失を最低限に抑えることができます。

また、そばにと実際に契約したクライアント様の実例もあわせて見てみましょう。

契約後2ヶ月で月間売上300万円超えを達成！

弊社のとあるクライアント様は、2022年9月まで月の売上が10万円代でした。

実際、Amazonでの販売を始めたばかりで、どのように販売したら売上が伸びるのかまったくわからないという状況でした。

ですが10月から弊社の運用代行を開始し、商品登録やさまざまな施策を徹底的に運用すると、10月の売上は58万円、さらに翌月の11月には売上300万円を達成しました！

こちらのクライアント様のように、Amazonではシステムに沿った正しい戦略を行うことで売上アップを図ることができるのです！

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まとめ

いかがだったでしょうか？

Amazonの「ポイントセントラル」は購買率を上げる施策となる一方、利益率が下がるため闇雲に設定すると逆に利益率を下げてしまうことになります。

そのためポイントを付与する場合は、最終的な利益がいくらになるかを計算した上で付与することが大切です！

なお、そばにではこのようなセラーならば知っておきたい情報やAmazonの最新情報について公式LINEで発信を行っております！

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