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Amazonで医薬品を販売する際の失敗しないためのポイントやコツを徹底解説!

Amazon 出品

Amazonで医薬品を販売する際の失敗しないためのポイントやコツを徹底解説!

2014年6月に「薬事法」が改正され、ネットショップで医薬品の販売ができるようになりました。

以前はネットで買える医薬品と言えば、リポビタンDロイヤルなどの第3類医薬品のみ。
しかし現在は「第1類・第2類医薬品」もあわせて販売可能です。

法律の改正にあわせて、Amazonも2017年に第1類医薬品の取り扱いを開始しています。

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ただ、医薬品を出品するにはさまざまなルールがあるもまた実情
人の健康に影響を与える商品を販売するには、複数のキビしい条件があります。

そのため、もし医薬品を販売するのであれば出品の条件を知っておくことが何よりも大切!

そこでこの記事では、

  • Amazonで販売できる医薬品
  • Amazonで医薬品を販売する条件
  • Amazonで医薬品を販売するときの注意点

を中心に記事を紹介します。

医薬品の販売を考えている事業者の方にとって、きっと参考になる記事です。

ぜひ、最後までチェックしてください!

そもそもAmazonで医薬品は販売できる?

Amazonで医薬品販売は可能?

結論から言えば可能
…ですが「さまざまな条件をクリアした上で」という枕詞がつきます。

Amazonでは限られた事業者だけが医薬品を販売できますが、その分一定のニーズも見込めるでしょう。

ユーザーはいつでもAmazonから注文できるため、深夜に医薬品を買うことも可能。
わざわざドラッグストアへ行く手間もかからず、時短にもなります。

では具体的にAmazonでは、「どんな商品を」「どんな条件」で販売できるかを見ていきましょう!

Amazonで販売できる医薬品の種類は?

ドラックストア等で販売している、

  • 第1類医薬品
  • 第2類医薬品
  • 第3類医薬品

上記に分類される医薬品の中で、Amazonが「出品していいよ」と決めたものは出品可能。

医薬品の多くは第1類〜3類に分類されており具体的には、

  • 第1類医薬品:ロキソニン
  • 第2類医薬品:命の母
  • 第3類医薬品:アリナミンEXプラス

などが代表的な医薬品です。

とくに第一類医薬品は安全性で特に注意が必要な医薬品
そのため出品をするときのルールも、かなり厳格に設定されています。(内容については後述します)

Amazonで医薬品を販売する際の条件とは?

Amazonで第1〜3類医薬品を販売するためには、医薬品店舗販売業の許可が必要です

どうすれば許可を取得できるかというと、お店を構えて医薬品を販売することが原則

そのため、個人がAmazonで医薬品を販売するのは原則NGです

お店を構えておく必要があるため、出品者のほとんどは実店舗を持つドラッグストアが大部分を占めます。
また、Amazonが定める「一般用医薬品出品審査」を受ける必要も。

一般用医薬出品審査とは?

まず、一般医療出品審査を受けるときはAmazonのテクニカルサポートへ連絡します。

そのとき必要書類として、

  • 一般用医療医薬品販売の誓約書
  • 店舗販売業、薬種商販売業、薬局開設証のいずれか
  • 特定販売届出書(行政の受領印あり)の写し
  • 店舗の外観写真

が必要です。

さらに「必須記載事項」として、20項目にわたる事項を記載する必要も。
誓約書のダウンロードや、どのような項目があるかについては「一般用医薬品の販売に関するガイドライン」を参考にしてください。

また、店舗の外観写真も撮影して、実店舗があることをテクニカルサポートへ連絡も必要です。

※テクニカルサポートへ連絡してから、審査時間は1週間程度かかります。

補足:テクニカルサポートへ連絡する方法

セラーセントラルヘルプページ」から「テクニカルサポートに問い合わせ」の順番で進みます。

その後「アカウントの設定>サービスやプログラムの追加」の順番で進み、書類をお問合せフォームへ添付する形です。

ここまでの内容を一旦まとめると、

  • 実店舗を構えており
  • 医薬品店舗販売業の許可がある
  • さらに一般用医薬品出品審査をクリアする

ことが、Amazonで医薬品を販売する最低条件。

さらに「第1類医薬品」を販売するときは薬剤師も必要など、細かい条件もあります。
下記をご覧ください。

(引用:Amazon公式サイト

上記は、第1類医薬品を販売するときの流れです。

ユーザーが注文をした後、薬剤師が適正使用の確認をします。
そのため第1類医薬品を販売するときは、薬剤師の在籍が必須

また、状況によっては直接薬剤師からユーザーへ連絡をする必要も。
第1類医薬品を注文する」というページに細かく流れが書いてあるため、あわせて参考にしてください。

    必要事項の明記

    上記までで紹介した条件以外に、出品者情報ページにも明記する項目があります。

    それが、

    • 店舗の管理及び運営に関する事項
    • 特定販売届出書の記載事項

    となります。

    ここでは在籍する薬剤師の氏名や、店舗がある住所や外観画像など細かい設定も必要です。

    出品できる医薬品も限定

    晴れてAmazonで医薬品を販売できても、まだまだ規則があります。

    それが「原則Amazonが指定した薬品のみしか販売できない」という規則です。
    また前提として、医師の処方箋が必要になる「医療用医薬品」を販売することはできません。

    ここで医薬品をすべて書くと大変なことになるので、「一般用医薬品の販売リスト」を参考にしてください。

    一般用医薬品の販売リストに載っていない商品は販売できる?

    リストに載っていない商品についてはAmazonへ問い合わせを行い、申請をすることも可能です。

    逆にリストに載っていない商品を勝手にAmazonで販売すると、商品ページの削除や出品停止のリスクもあります

    絶対に行わないようにしましょう。

    一般用医薬品の販売リストに載っている商品の場合

    一般用医療品の販売リストに載っている商品だとしても、出品をするときは下記の5つは記載する必要があります。

    • 商品画像
    • サブ画像
    • 使用上の注意
    • 法規上の免責事項
    • 商品のコンディション説

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    Amazonで医薬品を販売する際の注意点とは?

    「第1類」と「第2・第3類医薬品」の違いに注意

    記事前半でも軽く紹介しましたが、第1類医薬品を出品するときはルールがより厳格に。

    下記をご覧ください。

    対応する専門家 販売者から顧客への相談対応 インターネット販売
    第1類医薬品 薬剤師 書面での情報提供(義務) 可能
    第2類医薬品 薬剤師 or 登録販売者 努力義務 可能
    第3類医薬品 薬剤師 or 登録販売者 規定なし 可能

    上記の表をみると分かるように、第1類医薬品を販売するときは「薬剤師」が必要です。

    「第2類」は風邪薬・漢方薬が当てはまり「第3類」は整腸剤など。

    第1類医薬品を販売するときは、必ず薬剤師がお店に在籍している必要があります

    「医薬品」と「医薬部外品」の違いに注意

    目的
    医薬品 ・治療を目的とした商品
    ・厚生労働省によって認められた有効成分が含まれる
    医薬部外品 ・予防を目的とした商品
    ・厚生労働省によって許可された成分が一定濃度含まれる

    上記が医薬品と医薬部外品の違いです。

    たとえばサプリメントなどは「医薬部外品」となります。

    医薬品については許可が必要ですが、医薬部外品だと許可が不要なケースも

    そのケースとは「国内製造の販売業者から仕入れた医薬部外品」のときです。

    一方、「輸入」もしくは「自分で医薬部外品を製造」する場合は「医薬部外品製造販売業許可」の取得が必要になります。
    また、販売するときは「医薬部外品製造販売承認」という許可も必要です。

    医薬部外品であれば必ずしも許可不要ということではないので、注意してください

    出品禁止されている商品は?

    ここからは出品禁止されている医薬品を紹介します。

    ここまで書いたとおり、医薬品のルールはキビしく出品禁止の商品も多数あります

    すべて紹介すると大変な量になるため、代表的な出品禁止をご紹介。

    違法薬物

    違法薬物はもちろん、

    • 危険ドラッグ
    • 麻薬、向精神薬
    • 大麻
    • あへん、けしがら
    • 覚醒剤
    • 毒物、劇物

    に加えて、薬機法で定めた指定薬物等の販売は禁止です。

    さらに厚生労働省が指定・公表している危険ドラッグ(脱法ハーブ・合法ドラッグ)についても、もちろん出品はNG。

    【参考サイト】
    厚生労働省「薬物乱用防止に関する情報」/東京都福祉保健局「危険ドラッグ対策

    未承認・無承認無許可医薬品

    • 医薬品の販売に必要な承認を得ていない
    • 日本国内で広告・販売等が許可されていない

    商品についても、出品禁止です。

    販売を許可していない医療用医薬品

    まず、要指導医薬品と呼ばれる商品は出品NG。

    さらに前述した「一般用医薬品の販売リスト」に入っていない医薬品も、出品は禁止です。

    動物用医薬品

    動物の医薬品についても規制があります。

    動物用医薬品を販売するには「動物用医薬品店舗販売業」の許可が必要。
    さらに通常の医薬品と同じく、出品者情報に必要事項を明記します。

    さらに詳細を知りたい方は「商品登録ガイドライン(ペット用品ストア)」を参考にしてください。

    細かい規制

    医薬品に限らず規制される項目ですが、海外の業者から輸入した商品を直送・出品する行為は禁止です。

    また、

    • 海外で製造や販売されている処方箋が必要な薬
    • 小分けにされた医薬品
    • 使用するにあたり専門家のアドバイスが必要な商品

    についても、出品は禁止。

    他にも「期限切れ」や「使用済み」など基本的なルールも多数あるため、「出品禁止商品例」を参考にしてください。

    まとめ

    Amazonで医薬品を販売するには、さまざまなハードルを越える必要があります。

    条件もかなり複雑ですが、Amazonで医薬品を販売することで一定のニーズも見込めるでしょう。

    ただ、

    条件はおそらくクリアしていると思うけど不安
    Amazonで何を登録すればいいかわからない
    何を明記しておけばいいのかわからない

    など、悩む事業者の方も多いと思います。

    もし必要事項や許可なく販売すると、アカウント停止などのリスクも
    そんなときは、プロのAmazon運用代行会社に依頼することを検討した方が良いと思います。

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    私たち「そばに」では、Amazonのことを熟知したプロが多数在籍しています。
    そのためAmazonで医薬品を販売するときなど、総合的なサポートをすることが可能!

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    監修者紹介

    佐藤 秀平

    代表取締役 CEO

    大阪府出身。学生起業でAmazon OEM自社ブランド事業を行いながらコンサルタントして活動。
    その後新卒で(株)船井総合研究所に入社し、Amazonを中心としたECコンサルティングに従事。
    独立し、ECコンサルとシステム開発を行う(株)NOVASTOを設立。
    その後「(株)そばに」にEC支援事業を移管。Amazon販売支援歴10年、Amazon プラチナム・パートナー・エージェンシー認定企業として累計800社のAmazon販売事業者様のサポートし、多数のベストセラー獲得商品、Amazon.co.jp販売事業者ワード受賞企業を複数輩出してきた実績を持つ。
    ゴルフパター練習機ブランド「PuttOUT」をM&Aで取得し、売上を1年半で10倍に成長させる。

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