【セラー向け】Amazonプライム会員限定割引とは？設定方法やメリデリを解説！

Amazonで設定できる割引プログラムはいくつかあります。

その中でも審査が比較的カンタンで、効果が出やすいAmazonプライム会員限定割引。

Amazonで出品するならば、ぜひ設定しておきたいプログラムです。

そこでこの記事では、

• そもそもAmazonプライム会員限定割引とは？
• 他の割引との違い
• メリットとデメリット
• 設定方法と注意事項

について紹介していきます。

CVRを上げることも期待できるため、ぜひこの記事を参考にしてください！

Amazonプライム会員限定割引とは？

Amazonプライム会員「のみ」適用される価格割引のことです。

ちなみに「Amazonプライム会員」とは、年間4,900円（もしくは月間500円）支払うことで利用可能。
さまざまな特典を受けることができる便利な会員制プログラムです。

Amazonプライム会員限定割引もその特典の一つ。

プライムデーなどAmazon内で行われるセールなどで利用でき、出品者にとっては売上を増やす大チャンス。

全世界で2億人いるプライム会員へ向けて、お得な商品を提供できます。

Amazonプライム会員限定割引の概要

出品者が「Amazonプライム会員限定割引」を商品に設定して出品したとします。

その後プライム会員が商品を見ると、商品価格のところに「取り消し線付き価格」が表示される仕様です。

取り消し線のイメージは上記のとおり。

また、Amazonのプライムデーのときに「Amazonプライム会員限定割引」を設定すると、「プライムデーセール」という水色のバッジが付きます。

どこに表示されるかというと、価格の上です！
上記画像の「¥15,399 」と書いてある上に「プライムデーセール」と装飾付きで表示され、シンプルに目立ちます。

「ブラックフライデー」「サイバーマンデー」のときもマークが付き、ユーザーの目をひきやすいのが大きな特徴。

とにかく目立つ割引プログラムのAmazonプライム会員限定割引。次章からは他の割引プログラムと、どこが異なるかを見ていきましょう。

他の割引との違いは？

ターゲット

一つ目がターゲットの違いです。

他の割引である

• 在庫処分セール
• 在庫処分タイムセール

とは異なり、Amazonプライム会員限定割引はプライム会員のみがターゲットとなります。

審査

二つ目が審査。

在庫処分セールと比べて、Amazonプライム会員限定割引の方が「参加要件」は少ないです。

言い換えると、参加しやすいプログラム。

参加要件については後述するので、あわせて参考にしてくださいね。

メリット・デメリット

ここからはAmazonプライム会員限定割引に参加するメリットとデメリットを紹介します。

メリット

なんと言っても一つ目は購買率UP。

ターゲットであるプライム会員は、ヘビーユーザーが多いです。

魅力のある商品を割引して販売することで、購買率UPが期待できます。

デメリット

大きなデメリットは利益が減ることです。
割引をするので仕方ありませんが、購買率は増える可能性が高いです。

そのため全体的な収支を見れば、プラスになっているケースが多いと思います。

ルールが変わる可能性

もう一つのデメリットは、ルール変更です。

断定はできませんが、Amazonはセールのルールが微妙に変わることも多いECサイト。

そのため今後は、審査方法なども変わる可能性があります。

Amazonプライム会員限定割引の設定方法は？

ここからは設定方法について紹介しますが、まずは利用資格についてチェックしていきましょう。

Amazonプライム会員限定割引の利用資格

もっとも大事なのが、

割引を提供する商品は、国内のすべての地域においてプライム配送の対象となっていること

です。

言い換えればFBAを使用していることで、マケプレプライムは対象外です。

さらに当然のことにはなりますが、「出品禁止商品」「不快感・嫌悪感を与える商品」もNG。
購入者の商品レビューポリシーと価格に関するAmazonのポリシーを守ることも必要です。

ちなみに新品であることも条件の一つ。
さらに少し複雑な条件が3つだけあるので、それぞれ紹介します。

割引を提供する商品の評価

Amazonプライム会員限定割引の対象商品は、

• 星3つ以上
• 未評価

どちらかであることが条件。
そもそも未評価である場合も対象となります。

ただ、プライムデーなどセール時は条件変更するケースもあるので、注意してください。

非プロモーション価格の設定

プライム会員限定割引の価格を設定するときは、非プロモーション価格より10%以上割引が必要です。

たとえばプライム会員以外に、2,000円で商品を販売したとします。
その場合、2,000円から10%は割引をして販売することも価格条件です。

※イベント時は割引率が変わることもあります。

参考価格よりも安く設定

もう一つの条件が、参考価格よりも安くすること。

定価価格・過去価格よりも安く設定する必要があります。

Amazonプライム会員限定割引の設定方法

①プライム価格の作成を選択

まず「Amazonセラーセントラル」内にあるタブ「広告」から「プライム会員限定割引」の順番で進めましょう。

その後、「割引を作成」ボタンがあるので選択します。

②名称とスケジュールを設定

次に「割引の名称」「割引開始日〜終了日」のスケジュールを入力します。

ただ、プライムデーの割引の場合、スケジュール入力は不要。

プライムデーの開始日から自動的に開始します。

※このときに、割引アップロード用テンプレートをダウンロードしていない方は「割引の詳細を保存」をクリックしましょう。

③商品の保存と追加をクリック

ここまで完成したら、商品の保存と追加をクリックします。

④割引アップロード用テンプレートを入力

割引アップロード用テンプレートを記入し、アップロード。

 

入力値が不適切だとエラーになるので、
「Amazonプライム会員限定割引の対象SKUのアップロード中にファイルタイプのエラーが発生したら」
を参考にエラー解消をしてください。

⑤商品を検証をクリック

ファイルをアップロードした後は、「商品を検証」をクリック。

すると商品の送信準備が完成しているか、商品が無効かどうかなどを確認できます。
あわせて各商品の検証ステータスがメールで届くので、参考にしてください。

⑥送信

最後に送信をクリックして終了です。

Amazonプライム会員限定割引の注意事項

導入をするときは、下記2点に注意が必要です。

注意点1

サイバーマンデーのセールのときにあわせて、

• 数量限定タイムセール
• 特選タイムセール

を控えている場合は注意が必要です。

Amazonプライム会員限定割引で大幅に割引をすると、タイムセールの条件に影響を与えます。

注意点2

こちらは注意点というより、仕方ないことなのですが…。

Amazonプライム会員限定割引の

• 登録
• 削除
• 編集

などの作業をすると、

登録しているメールアドレスに「Amazonプライム会員限定割引」に関するメールが都度届きます。

まとめ

Amazonプライム会員限定割引は、ターゲットがプライム会員となります。
他の割引プログラムよりも審査はカンタンで、参加がしやすいプログラムです。

デメリットはほぼないため、FBAを利用している方にオススメ。

ただ、

「Amazon会員限定割引の設定方法がいまいちよくわからない…」

「どのタイミングで行えば良いかわからない…」

という事業者の方もいるかと思います。

商品の魅力と割引プログラムを組み合わせることで、爆発的に売上を伸ばすことも期待できます。
そのためAmazonのプロに、運用を代行してもらっても良いかもしれません。

私たち「そばに」では、Amazonのことを熟知したプロたちが多数在籍。
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