【完全版】AmazonのJANコード免除申請から出品方法まで徹底解説!
「JANコードがなくてもAmazonで出品できるの?」「JANコード免除申請って何?」
そんなお悩みを持つ方も多いと思います。
こんにちは!Amazon専門コンサルティングカンパニー「株式会社そばに」コラム編集部です!
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今回は、Amazonで出品する際に必要となってくる「JANコード」について解説したいと思います!
Amazonで販売する上でJANコードは避けては通れない道なので必ず最後まで読んでマスターしましょう!
なお我々そばには、アパレル小物卸売企業様をコンサルティングし、2年で月商3,600万!伸び率360%達成した実績があります!
それらの経験・知見をもとに解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください!
目次
Amazon JANコードとは?
JANコード(Japanese Article Number)は日本の共通商品コードで、
- JAN企業コード
- 商品アイテムコード
- チェックデジット
から成る13桁または8桁の数字で構成されています。
身近なものでいうと、商品についているバーコードの下にある番号のことを指します。(下画像参照)
それぞれの商品に割り当てられており、バーコードを読み込んだり、番号を専用のツールなどに入力すると簡単に商品を見つけることができます!
JANコードは日本限定の商品コードで、国際的な商品コードであるEAN(European Article Number)を基にして作られたものです。
JANコードを取得したい方は、GS1 Japanのサイトより登録することができます。
また、ネット以外でも、JANコードの登録申請書を商工会議所や商工会・一般財団法人流通システム開発センターに郵送または直接持ち込んで提出しても登録可能です。
ただし、ネットで申請を行った方が早く登録通知書が到着届くので、ネット環境が整っている場合はネットから申請することをおすすめします。
Amazon JANコード免除申請とは?
Amazonカタログにない商品や独自ブランドの商品を出品するなど、JANコードがない商品を出品登録したい場合は、JANコード免除申請を行う必要があります。
JANコードの免除申請をすると、通常は出品登録時にJANコードの入力が必要となりますが、ブランド名での出品登録が可能になります。
ただし、JANコードの免除申請を行うためには下記の条件を満たしている必要があるのでチェックしておきましょう。
- 大口出品者であること
- 出品する商品が新品であること
大口出品者であること
大口出品者になるためには、大口出品登録を行い、月額登録料(4900円)を支払う必要があります。
大口出品者になることで、JANコードの免除申請ができるだけでなく、オリジナルブランドの商品を出品できたり、Amazonカタログにない商品を出品できたり、Amazonでのショッピングカートを獲得できたりします。
また、一部販売が制限されている商品を除き、ほぼ全てのカテゴリで商品を出品できるようになるので、出品の幅が広がるのも大きなメリットです。
(※大口出品について詳しく知りたい方は、以下のリンクにそばにが執筆した記事があるのでぜひご確認ください!)
🔗Amazonの大口出品と小口出品の違いとは?
出品する商品が新品であること
JANコードの免除申請を行う対象の商品が新品であることも必須条件です。
中古品販売やヴィンテージ品の販売のために利用することはできないので注意しましょう。
JANコード免除申請のやり方
では、JANコードの免除申請はどのようにすればよいのでしょうか。
ここでは、JANコードの免除申請を行うために準備することと申請方法の2つに分けてお伝えします。
JANコード免除申請のために用意するもの
JANコード免除申請を行うためには、以下の商品情報を示す2種類の画像を準備する必要があります。
- 商品名・ブランド名が書いてある画像
- 商品パッケージの表と裏の画像
①商品名やブランド名がわかる画像
1種類目の画像は、商品名やブランド名がわかる画像です。
注意点としては、免除申請時に入力したブランド名と実際に商品やパッケージに記載されているブランド名と一致している必要があることです。
例えば、皆さんもご存知のおやつカルパスの免除申請をする場合、ブランド名である「ヤガイ」が商品またはパッケージに表記されている必要があります。(下画像参照)
こちらの画像では、「ヤガイ」が左上に記載されているのでOKとなります。
そして、表側だけの画像ではなくすべての側面から撮った写真が必要となるので、裏側から撮った画像も提出するようにしましょう!
もし、英語表記や日本語表記・略称など、ブランド名に表記揺れが出る可能性がある場合は、商品パッケージに記載するブランド名の表記をしっかりと確定させてから申請を行うことをおすすめします。
もし、申請時に入力したブランド名と商品パッケージのブランド名に誤差が生じた場合、免除許可が降りずに再度申請する手間が発生してしまう可能性があります。
②商品パッケージの画像
2種類目の画像は、商品パッケージの画像です。
商品パッケージの画像は、実物の画像と一致している必要があります。
商品の仕入れより先に免除申請を行っておきたいと思うかもしれませんが、実際の商品を仕入れて実物の商品パッケージの画像を用意してから申請を行うようにしましょう。
また、商品パッケージには、常にブランド名が表記されている必要があることにも注意が必要です。
JANコード免除申請のためだけにブランド名を表記した商品パッケージを用意するのではなく、出品登録完了後も変わらず同じ商品パッケージを使用しなければなりません。
このことは、購入者を不安にさせないためにも注意すべきポイントです。
購入時に表示される商品画像と手元に届いた商品パッケージに誤差が生じて購入者が不安にならないよう、必ず商品ページに表示した画像と一致する商品パッケージを使用し続けるようにしましょう。
JANコードの免除申請を行う方法
ここでは、JANコードの免除申請を行うやり方についてお伝えします。
やり方を押さえて、スムーズに申請作業が行えるようにしておきましょう!
①JANコード免除申請ページへアクセス
はじめに、JANコード免除申請ページへアクセスします。
②商品カテゴリの選択/ブランド名の入力
カテゴリ一覧の中から適当な商品カテゴリを選択し、ご自身のブランド名または出版社名を入力します。
ブランド名や出版社名がない場合は、「ノーブランド品」と記載すればOKです!
③利用資格を満たしているかを確認する
次に、利用資格を満たしているかどうか確認できるページが表示されます。
右端のステータスの項目に緑色のチェックマークが表示されているか確認しましょう。
チェックが入っていると、ページ下部の「申請を続ける」ボタンがクリック可能になり、引き続き申請手続きを実行できます。
④商品名の入力/商品画像のアップロード
ここでは、商品名と事前に用意しておいた商品画像をアップロードします。
「ブランドが発行した証明書はお持ちですか?(製品コードを提供していないことを証明するもの)」という質問項目がありますが、証明できるものを持っていない場合は「いいえ」を選択しましょう。
また、実際に商品パッケージにJANコードが表記されていないかも改めて確認しましょう。
JANコードが表記されている商品は、JANコード免除申請を行うことはできません。
商品名の入力と画像のアップロードが完了したら、「申請を送信」ボタンをクリックします。
⑤申請完了画面
「申請が送信されました」と表示されたら、免除申請は完了です。
Amazonから送られてくる審査結果のメールを待ちましょう!
もし、審査が通らなかった場合は、Amazonのテクニカルサポートに理由を確認してみましょう。
修正が必要な箇所を改善し、改めて申請を行うことで申請が通る可能性があります。
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JANコードがある場合とない場合の商品登録方法
ここでは、商品の登録方法についてお伝えします。
JANコードがある場合とない場合の2パターンご紹介しますので、当てはまる方の登録方法を確認してみてください。
JANコードがある場合の商品登録方法
はじめにJANコードがある場合の商品登録方法についてご紹介します。
①セラーセントラルを開き、「カタログ」→「商品登録」を選択する。
②進んだ画面から「Amazon で販売されていない商品を追加します」をクリック
③以下の画面から登録したい商品のカテゴリーを選択してください。
(※カテゴリーの選び方がわからない人は以下のリンクからそばにが詳しく解説している記事をチェック!)
🔗【2022年最新版】Amazonブラウズノードとは?設定・修正方法を解説!
④すると以下のような画面になるので、✳︎がついている必須項目を記入し「続行」を選択!
(※商品によって必須項目は異なります。)
⑤すると上側のタブが選択できるようになり、「!」がついているタブを確認し必須項目を埋めていきましょう!
(※さまざまな項目がありこの記事では書ききれないので、不明点があればそばにのコラムを参考にしていただき、わからなければ右下のチャットボットからお問い合わせください!)
なお、右上の「その他の項目」をONにするとさらに詳しく商品情報を登録することができます!
⑥すべての項目を埋め、「保存して終了」をクリックすると完成です!
(※ご不明点等あれば、ぜひそばににお問い合わせください!)
JANコードがない場合の登録方法
JANコードがない場合は、JANコード免除申請を行う必要があります。
申請が承認されれば、JANコードなしで商品登録を行うことが可能です。
商品登録する際は、商品情報(重要情報)入力ページで商品コード(JANコード等)の項目を空欄にしてください!
それ以外の内容は、「JANコードがある場合の登録方法」と同じなので上記の手順で登録しましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
この記事では、JANコードの免除申請から出品方法までお伝えしました。
オリジナル商品やハンドメイド商品などJANコードが付いていない商品でも、JANコード免除申請を行えばAmazonで出品することが可能です。
この記事でお伝えしたJANコード免除申請や出品登録をマスターして、出品作業をスムーズに進められるようにしましょう!
でも、「免除申請の手続きとか時間かかりそう…」「今の業務で忙しくてそこまでできない…」
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大阪府出身。学生起業でAmazon OEM自社ブランド事業を行いながらコンサルタントして活動。
その後新卒で(株)船井総合研究所に入社し、Amazonを中心としたECコンサルティングに従事。
独立し、ECコンサルとシステム開発を行う(株)NOVASTOを設立。
その後「(株)そばに」にEC支援事業を移管。Amazon販売支援歴10年、Amazon プラチナム・パートナー・エージェンシー認定企業として累計800社のAmazon販売事業者様のサポートし、多数のベストセラー獲得商品、Amazon.co.jp販売事業者ワード受賞企業を複数輩出してきた実績を持つ。
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