【利益の可視化】Amazonペイメントレポートの見方を画像で詳しく解説!
「Amazonペイメントレポートの見方が分からない…」
「Amazonのレポートで効率的に利益を確認できる方法はないかな…」
今回は上記の悩みを解決する記事です。
こんにちは、Amazon専門コンサルティングカンパニー「株式会社そばに」です!
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本記事ではAmazonの「ペイメントレポート」について解説します。
ペイメントレポートは「Amazonから入金される金額」と「各種手数料の費用」を総合的に確認できるレポートです。
そこでこの記事では、
- Amazonペイメントレポートとは?
- ペイメントレポートの確認方法と項目
- ペイメントレポートの一覧の詳細
上記3つのテーマについて分かりやすくこの記事で紹介します。
我々そばには、Amazon通販支援者数600社以上と実績を重ね、Amazonジャパン合同会社様と共同セミナーを複数開催した実績があります。
それらの経験・知見を踏まえて解説するので、ぜひ参考にしてください!
また、そばにではAmazonの出品者向けてに「コラム」を多数公開しているので、ぜひあわせて参考にしてくださいませ。
Amazonペイメントレポートとは?
Amazonでは出品者向けにあらゆるレポートが用意されています。
その中の一つにペイメントレポートがあり、こちらのレポートの大きな特徴は純利益がわかることです。
Amazonで売り上げた金額から手数料を引いた後の、実際に手元へ入るお金を確認できるレポートとなります。
期間ごとにどのくらいの収入があったのかはもちろん、支出についてもチェックできるため、セラーの方にとってかなり有用です。
ペイメントレポートを確認する方法もカンタンなので、次章から一緒に見ていきましょう。
また他にも「ビジネスレポート」と呼ばれるレポートもあり、こちらもかなり便利です。
詳しくは「【コンサル解説】Amazonビジネスレポートを利用して売上げアップさせるには?」で紹介しているので、あわせて参考にしてください。
ペイメントレポートの確認の仕方
まずは「セラーセントラル」へログインしましょう。
その後、セラーセントラルのタブ内「レポート>ペイメント」の順番でクリックします。
上記の画面が表示されたら問題ありません。
それでは次章から、ペイメントレポートの各項目について紹介していきます!
ペイメントレポートの項目
ペイメントレポートの項目には、
- トランザクション
- 留保中トランザクション
- 支払い
- 期間別レポート
- 広告請求履歴
- 一覧
上記6項目あります。
それぞれ下記から紹介していくので、一緒に見ていきましょう!
トランザクション(支払い処理)
トランザクションでは、ペイメントレポートを見た時点の「商品ごとの取引データ」を知ることができる項目です。
「売上金額」に加えて「手数料・割引額」なども表示されており、純利益(売上から手数料などを引いた金額)も分かります。
上記がじっさいのトランザクションの画面で、表示されている項目の説明は下記のとおりです。
項目名 | 内容 |
①注文番号 | 注文番号 |
②商品の詳細 | 商品名 |
③商品価格合計 | 注文された商品の合計金額(税抜) |
④プロモーション割引合計 | クーポン、ポイントなどで引かれた金額 |
⑤Amazon手数料 | 販売手数料・在庫保管手数料などの金額 |
⑥その他 | Amazonレンディングなど |
⑦合計 | ③+④+⑤+⑥を合計した金額 |
上記の項目でポイントなのが「⑦合計」に表示されている金額で、「1商品ごとの純利益を知りたい」ときは「合計」を見ることで分かります。
留保中トランザクション
留保中トランザクションではこれから支払われる予定の「取引データ(トランザクション)」が分かる項目です。
たとえば「商品がまだ購入者の元へ届いていない場合」や「商品の代金を支払っていない場合」は留保中トランザクションに表示されることになります。
そのため売上は上がっているのに入金がまだされていない場合は、焦らず留保中トランザクションをチェックしてみましょう。
支払い
「支払い」は、Amazonから出品者への支払いスケジュールとなります。
いつ「支払い処理」と「入金処理」がされるのかを知ることが可能です。
期間別レポート
期間別レポートでは、「入ってくるお金(収入)」と「出ていくお金(支出)」の内訳を1か月単位で確認できます。
収入とその内訳を知ることができる一方、1か月の間にどのくらいのコストがかかり、またどのようなコストがかかっているかと言った支出もチェック可能です。
お金の流れが具体的に分かるため、出品者にとって役立つ機能レポートとなります。
なおPDFでダウンロードができるので、毎月分の期間別レポートを保存していくことも可能です。
広告請求書履歴
「広告請求書履歴」は文字どおり、広告の請求金額の履歴を確認できる項目となります。
請求書はPDFでダウンロードでき、イメージ的には下記のとおりです。
広告にかかった料金に加えて、「広告の種類」「クリック数」「平均CPC」もあわせて表示されます。
なおAmazonの広告は種類が豊富で、シーンに合わせて使い分けることで効果を最大化できます。
具体的な方法については「Amazon広告の効果を最大化!売上をアップさせる運用方法とは?」で詳しく紹介しているので、あわせてチェックしてください。
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ペイメントレポートの「一覧」の詳細
ペイメントレポートを開くと一番最初に飛ぶのが「一覧」の項目です。
「一覧」を見ると、期間内の純利益の金額などを総合的に知ることが可能です。
上記の画面が「一覧」の画面となります。
画面を見ると分かるように純利益の他にも、
- 期首残高
- 売上
- 返金
- 支出
- アカウントレベルの引当金
と、合計6項目について知ることが可能です。
純利益とは「実際に入金される金額」となるため、その他5項目について下記からそれぞれ紹介します!
期首残高
「期首残高」は、前回の決済期間から繰り越された金額です。
たとえばアカウントレベルの引当金があるときや、失敗した決済がある場合などが考えられます。
売上
「売上」は、商品を売り上げたときに発生するお金です。
「売上代金」はもちろん「配送料・税金・プロモーション割引額」なども売上に算入され、合計した金額が表示されます。
返金
「返金」は、
- 返金済みの支出
- 返金済みの売上
の金額が表示されます。
もう少し具体的に紹介すると、下記の表のとおりです。
返金済みの支出 | Amazonが請求する手数料 プロモーション割引額に相当する金額 |
返金済みの売上 | 商品の売上・配送料・ギフト包装料 任意支払・税金など購入者の注文に対する支払金額 |
支出
「支出」ではアカウントに請求される金額が表示されるため、言い換えると「費用」です。
具体的にどのような内訳の費用かというと、下記のとおりとなります。
Amazon手数料 | 販売手数料・大口出品手数料・FBA手数料など |
FBA手数料 | 在庫保管料・商品の返送/放棄依頼費用など |
広告料 | 広告に関する費用 |
アカウントレベルの引当金
「アカウントレベルの引当金」は保証申請や払い戻しにそなえて、十分な資金を確保するために留保される金額となります。
出品者のパフォーマンスが基準を下回っていたり、払い戻し(チャージバック)を受け付けた場合などで引当金が発生します。
まとめ
今回はAmazonペイメントレポートについて解説しました。
ペイメントレポートは最終的に手元へ入るお金がわかるので、商品の金額設定などにも役立ちます。
そのため定期的に確認し、改善することが大切です。
とは言っても…
「ペイメントレポートを確認してもいまいち分からない…」
「ペイメントレポートをチェックしても、どのように活かすかが分からない」
と悩む方もいると思います。
そのような場合は、ぜひ一度そばにへお問合せください!
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我々そばにでは、Amazonのコンサルティング業務に加えて運用代行も行なっています。
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大阪府出身。学生起業でAmazon OEM自社ブランド事業を行いながらコンサルタントして活動。
その後新卒で(株)船井総合研究所に入社し、Amazonを中心としたECコンサルティングに従事。
独立し、ECコンサルとシステム開発を行う(株)NOVASTOを設立。
その後「(株)そばに」にEC支援事業を移管。Amazon販売支援歴10年、Amazon プラチナム・パートナー・エージェンシー認定企業として累計800社のAmazon販売事業者様のサポートし、多数のベストセラー獲得商品、Amazon.co.jp販売事業者ワード受賞企業を複数輩出してきた実績を持つ。
ゴルフパター練習機ブランド「PuttOUT」をM&Aで取得し、売上を1年半で10倍に成長させる。