【セール=売上UP!?】Amazonのセールはいつなのか?施策も解説!
「Amazonのセールはいつあるのか知りたい」
「Amazonのセールを利用して売上を伸ばしたい」
今回は上記について回答する記事です!
Amazonは定期的にセールを開催しており、ユーザーからの人気も高いイベントとなっています。
こんにちは!Amazon専門コンサルティングカンパニー「株式会社そばに」です!
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この記事では、
- Amazonセールの年間スケジュール
- Amazonセールの種類
- セールのメリットとデメリット
- Amazonセール時の施策
まで、わかりやすく解説していきたいと思います!
セールの特徴と開催時期を知っておくことで、どのような施策をいつから行えばセールで成功するかが分かります。
我々株式会社そばには、Amazon通販支援者数600社以上の実績があり、それらの知見を基に解説するのできっと参考になるはずです。
ぜひ、最後までご覧くださいませ!
また、そばにではAmazonの出品者向けに「コラム」を多数公開しているので、ぜひあわせてチェックしてくださいね。
Amazonセールとは?
Amazonは、毎年ビックセールを最大で「5回」行うECサイトです。
1年の中で、
- 1月
- 3月
- 7月
- 11月
- 12月
に行われます。
時期によってセール名は異なり、特徴もそれぞれ異なります。
それぞれの月に開催される「セール」は下記のとおりです。
Amazonセールの年間スケジュール
セール名 | 開催月 |
初売りセール | 1月 |
新生活セール | 3月 |
プライムデー | 7月 |
ブラックフライデー | 11月 |
サイバーマンデー | 12月 |
細かい日付はズレることもありますが、基本的に同じ時期に開催されます。
またセールが開催されていない月は、タイムセールと呼ばれる小規模のセールが行われています。
つまり1月〜12月中、Amazonでは何らかしらのセールが開催されているということです。
Amazonのセールの種類
前述したように、Amazonで開催される5つのセールはそれぞれ特徴があります。
特徴に合わせてセール品は異なるので、貴社の販売商品に応じて適切なセール時期に出品することがポイントです。
タイムセール祭り
タイムセールはビックセールが行われない月に開催します。
一年で6回と回数が多いため割引価格は他のセールと比べて劣りますが、普段は割引しない商品がセール品となったりします。
掘り出し物を見つけることも多いイメージです。
※タイムセール開催時期=2月・4月・5月・6月・8月・9月
ちなみにAmazonには「在庫処分セール」もあります。
詳しくは「【セラー向け】Amazonの在庫処分セールを活用しよう!参加方法からメリデメまで」を参考にしてくださいね。
1月:初売りセール
初売りセールは、年が明けてから最初に開催されるセールです。
目玉商品を安く購入できるのに加えて、「Amazon福袋」を販売していることが大きな特徴です。
福袋には、商品が届くまで中身がわからない「おまかせ福袋」と、事前に中身がわかる「見える福袋」の2種類あります。
ちなみにこの福袋は、毎年競争率が激しいことでも有名です。
過去2年の開催日は下記のとおりとなります。
過去の開催日 | |
2022年 | 1月3日(月)〜1月6日(木) |
2021年 | 1月2日(土)〜1月5日(火) |
3月:新生活セール
新生活セールは、新社会人など新しい生活を始める方に向けて行われるセールです。
過去のセール品を見ると、
- ビジネスバック
- パソコン(周辺機器)
など、新生活に役立つ商品がセールとなっています。
他にも「家電製品」や「生活雑貨」など、一人暮らしで必要な商品もセールとなることが多いです。
過去の開催日 | |
2022年 | 3月26日(土)〜3月29日(火) |
2021年 | 3月20日(土)〜3月23日(火) |
7月:プライムデー
プライムデーは、プライム会員限定のセールです。
Amazonセールの中で唯一「プライム会員」だけを対象としたセールで、通常7月に開催されます。
人気商品を中心に値下げされる規模はAmazonセールの中でも最大!
過去のセール品を見ると「Fire TV Stick」「Kindle」などAmazon製デバイスの大幅値引きも行われていました。
過去の開催日 | |
2022年 | 7月12日(月)〜7月13日(火) |
2021年 | 6月21日(火)〜6月22日(水) |
プライム会員はAmazonのヘビーユーザーであることも多く、ビジネスチャンスも比例して多いセールです。
2021年はオリンピック開催を踏まえて6月に開催されましたが、通常は7月開催です。
11月:ブラックフライデー
ちょっと変わったセールのブラックフライデー。
アメリカの祝日「感謝祭(11月の第4木曜日)」の翌日金曜日に行われるセールで、日本のAmazonでも開催されています。
セール対象品が変わっており、
- 名前に黒(ブラック)がつく商品
- 価格が「96(クロ)」になっている商品
など黒に関係する商品がセール対象となることが多いです。
セール期間は通常「3日」程度ですが2021年は7日間開催され、Amazon内で最もセール期間が長いイベントとなっています。
開催日 | |
2022年(予想) | 11月25日(金)〜11月27日(日) |
2021年 | 11月26日(金)〜12月2日(木) |
12月:サイバーマンデー
「サイバー」という名前のとおり、
- パソコン
- テレビ
- 家電製品
など機械類がセール品として販売されるサイバーマンデーです。
アメリカで行われる「感謝祭」の次の月曜日から始まるのが一般的です。
ただ、去年(2021年)はサイバーマンデーが行われず、ブラックフライデーの期間が例年より長く開催されました。
そのため2022年は開催されない可能性や、セール名称が変わることも考えられます。
過去の開催日 | |
2022年 | 11月末〜12月初旬 |
2021年 | – |
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メリット・デメリット
ここからはAmazoのセールに参加するメリットとデメリットを解説します。
メリット
Amazonセールに参加する最大のメリットは、売上の増加です。
認知度が高いセールであることに加え、AmazonではCMで大々的にセールの広告を行います。
そのため、セール時期になるとユーザーが大幅に増えます。
また、セール時はユーザーの購買意欲が上がっており、売上を増やす要因となるでしょう。
セールが終わっても売れ続ける可能性もある
もう一つのメリットが、セールが終わっても売れ続ける可能性があることです。
理由はカンタンで、Amazonでは売れている商品を上位表示するためです。
セールでたくさん販売できれば、そのまま上位表示されて売れ続ける商品になる可能性があります。
さらにセール時に認知度を上げたおかげで、指名検索が増えたというデータもあります。
デメリット
セールに参加することで、デメリットもあります。
一つ目が「セールでしか買ってもらえなくなる」可能性があることです。
毎年セールに特定の商品を販売していると、ユーザーは「この商品は毎年セールに出てるからそのとき買おう」と通常時に買ってくれない可能性があります。
この点が一つ目のデメリットです。
利益が減る
セールということは、販売価格を下げて販売する必要があります。
そのため利益は減ります。
ただ、その分たくさん売れる可能性もあるので一概には言えません。
広告費が高くなる
セール期間中は、競合たちが予算を大幅にかけて広告を掲載します。
そのため広告費が高くなりやすく、負けないように予算を準備する必要があります。
Amazonでセールの期間にするべき施策
ここからはAmazonのセール期間中に行うべき施策を、
- セール前
- セール中
- セール後
の3つに分けてカンタンに紹介します。
セール前
前提としてAmazonでは、上位表示されている商品は売れやすい傾向にあります。
そのため「よく売れる商品」をセール対象に設定することをオススメします。
よく売れる商品をセール対象にすることで、上位表示が期待でき結果的に売上アップにつながるでしょう。
また新商品でこれから売上を増やしたい商品を、セール品として設定するのもオススメです。
広告掲載をするなら「キャンペーン」と「キーワード選定」を重視
Amazonで「スポンサー広告」など掲載を行う場合は、キャンペーンの分類をしましょう。
スポンサー広告はキャンペーンごとに最適化の学習をするため、最初に分類することが大切です。
キーワード選定は「自動」と「手動」ターゲティングを行う
広告ではキーワード選定を行い、ターゲティングをすることがポイントです。
その中で「自動ターゲティング」とは、細かいキーワードを選定し、より多くのターゲティングを行うことです。
たとえば男性用の靴下を販売するなら…
- 靴下
- くつした
- メンズ
など一般キーワードに加えて、競合のブランド名や商品名を設定しましょう。
逆に「手動」ターゲティングは、自社のブランド名や商品名など指定キーワードを指します。
自動と手動ターゲティングをどちらも設定することで、スキのない広告を作り上げることが可能です。
関連記事:Amazon広告の効果を最大化!売上をアップさせる運用方法とは?
セール中
セール中で大事になるのが、広告にかける予算です。
前述のとおり、セール中は競合も予算をかけて広告の掲載などを行います。
そのため当時の広告にかける予算が少ないと、競合に埋もれる可能性が高くなります。
あくまで目安ですが、
- 通常の2倍以上の予算
- 入札額は通常の1.5倍〜2倍
は必要になると思います。
広告で競合に負けると、そのまま競合相手にユーザーが流れてしまいます。
そのため、負けないように意識して広告掲載を行うことが大切です。
当日は臨機応変な対応が必要
セール期間中は、競合他社が自社の指名キーワードに対して広告掲載をする可能性があります。
するとユーザーが競合に流れてしまうため、対策が必要です。
その対策が、同じように指名キーワードを設定する方法となります。
ユーザーがどのくらい他社へ流れているかなど状況を確認しつつ、予算を投入して広告を掲載することが大切です。
できる限り機会損失を抑えて、セール最終日まで乗り切ることがポイントとなります。
セール後
セール後はユーザー数が減るため、閲覧数や売上が減る可能性が高いです。
そうならないためにも、
- セール時買い逃し層
- セール時購入層
にしっかりとアプローチをかけることが大切です。
リピート購入を促進するなどリマーケティングを行い、売上を減らさないようにしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
Amazonのセール期間中は、ユーザー数も増えるためビジネスチャンスも多いです。
デメリットもありますが、シンプルに売上が増える可能性が高いため、ぜひ参加を検討してくださいね。
とは言っても…
「セールに参加する方法がわからない」
「セール中にどのような施策を行えば良いかわからない」
と悩む事業者の方もいると思います。
そんなときは、ぜひそばにへお問合せください!
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そばには600社以上のAmazon実績を積み重ね、その実績が認められAmazonジャパン合同株式会社とも共同セミナーを複数開催しています。
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大阪府出身。学生起業でAmazon OEM自社ブランド事業を行いながらコンサルタントして活動。
その後新卒で(株)船井総合研究所に入社し、Amazonを中心としたECコンサルティングに従事。
独立し、ECコンサルとシステム開発を行う(株)NOVASTOを設立。
その後「(株)そばに」にEC支援事業を移管。Amazon販売支援歴10年、Amazon プラチナム・パートナー・エージェンシー認定企業として累計800社のAmazon販売事業者様のサポートし、多数のベストセラー獲得商品、Amazon.co.jp販売事業者ワード受賞企業を複数輩出してきた実績を持つ。
ゴルフパター練習機ブランド「PuttOUT」をM&Aで取得し、売上を1年半で10倍に成長させる。