【最新版】Amazon在庫補充通知とは?設定方法や対処法も解説!
「気づいたらAmazonで販売している商品が在庫切れになってた!」
「定期的に在庫切れを確認するリソースが割けない…」
今回は上記の悩みを解決する記事です。
Amazonでは在庫切れになりそうなとき通知を受けられる「在庫補充通知」という機能があります。
こんにちは!Amazon専門コンサルティングカンパニー「株式会社そばに」です!
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「商品がたくさん売れて売上も増えてきた!」そんなときに忍び寄るのが「在庫切れ」です。
在庫切れになるとセラーにとって悪いことが多く、そうならいためにも在庫補充通知の設定をオススメします。
そこで本記事では、
- Amazon在庫補充通知とは?
- 在庫補充通知の設定方法
- 在庫切れをすると起こること
- 他の在庫切れの対処法
について、わかりやすくまとめていきます!
我々株式会社そばには、Amazon通販支援者数600社以上の実績があり、それらの知見を基に解説するのできっと参考になるはずです。
ぜひ、最後までご覧くださいませ!
また、そばにではAmazonの出品者向けに「コラム」を多数公開しているので、あわせてチェックしてくださいね。
Amazon在庫補充通知とは?
Amazon在庫補充通知とは、在庫が一定数以下になるとメールで通知してくれる機能です。
在庫切れ前に通知が来るので、気付きさえすれば在庫切れのリスクを大きく下げることができます。
さらに在庫補充通知は「無料」で使用できるため、セラーの方は設定しておくことをオススメします。
ただ、在庫補充通知は「FBA」を利用している場合に限られるため、その点は注意が必要です!
なおFBA自体かなり有用なサービスなので、詳しくは「【2022年最新】フルフィルメント by Amazon(FBA)の手数料やメリットを解説!」を参考にしてください。
それでは次章から、じっさいにAmazonで在庫補充通知を設定する方法について紹介します!
Amazon在庫補充通知の設定方法
まずはセラーセントラルへログインしましょう。
その後の流れは下記のとおりです。
FBA在庫をクリック
「在庫>FBA在庫」をクリックし、在庫管理ページへ飛びます。
補充通知を設定するを選択
設定したい商品の右側にあるプルダウンから「商品の補充通知を設定」を選択しましょう。
すると「在庫補充通知を設定する」ページに飛びます。
Eメール通知をいつ受け取りますか?に回答
その後「Eメール通知をいつ受け取りますか?」という項目下にある「販売可能な数量がしきい値に達した場合(点数)」or「在庫完売までの週数がしきい値に達した場合」どちらかを選択します。
なおどちらを選ぶかは、下記を参考にしてください。
販売可能な数量がしきい値に達した場合(点数) | 在庫数が設定した数値以下になると通知が来る 「8」と設定すると、在庫数が「8」以下になった際に通知が来る |
在庫完売までの週数がしきい値に達した場合 | 過去30日間の平均販売数・販売実績を基に在庫が完売するまでの週数が自動で算出 設定した数値の週の前に通知が来る |
補充通知のしきい値に数値を入力
最後に「アラートのしきい値」へ数字を入力します。
在庫数を選択した方は「在庫数」を、「販売実績に基づく週数」を選択した方は「週」の数値を入力してください。
入力が完了した後は忘れずに「保存」を押して終了となります!
設定自体はかなりカンタンですが、とても有用なサービスです。
在庫数が一定数以下になるとメールで通知が来るため、うっかり仕入れを忘れるリスクが大きく下がります。
さらに「在庫管理」ページで「在庫あり」タブの下にベルマークも付くので、在庫補充が必要な商品をすぐに見つけることが可能です。
なぜここまで在庫切れにしないことが大切かというと、在庫切れになるとセラーにとってデメリットが多すぎるためです。
次章から具体的に解説していくので、あわせて参考にしてくださいね。
在庫切れが起こると…
在庫切れが起こると、セラーにとって悪いことばかりが起こります。
それぞれ解説していくので、下記のようにならないよう注意してくださいね。
売上ダウン
当然のことにはなりますが、在庫切れになると売る商品がないため、売上が減る可能性も高いです。
さらに在庫切れの商品ページは検索結果画面にも表示されないため、ユーザーへの認知度も極端に減ります。
在庫切れの商品ページへ飛ぶには、わざわざ直接リンクから飛ぶ必要があり、運良く見つけても在庫切れなので注文はできません。
そのため売上ダウンへつながる可能性はかなり高いと言えます。
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広告ストップ
在庫切れを起こしている商品は、広告を出稿することもできません。
労力をかけて作った広告も意味がなくなってしまい、売上が下がる大きな原因になります。
さらにAmazonの商品を紹介して報酬を得ているアフィリエイターも、在庫切れの商品を紹介することは基本的にありません。
結果的にユーザーへの露出が減り、売上に加えて認知度も下がる結果につながります!
SEOに悪影響
AmazonのSEO(検索結果画面の順位)は、いくつかありますが、直近の1,2週間の売上が影響すると言われています。
そのため在庫が切れてしまうと、そもそも売れないのでせっかくSEO上位を取れていてもどんどん順位が下がってしまうのです。
(※Amazon SEOの順位の上げ方などについてそばにが書いた記事があるのでぜひご確認ください!)
🔗【AmazonSEOで売上UP!!】上位表示のポイントを徹底解説!
さらに、商品カテゴリーランキングにも悪い影響があります。
シンプルなことですが、Amazonが商品の売上「0円」で受注も「0件」の商品をランキングの上位に表示させることはありません。
さらにもともと「ベストセラー」タグが付いている商品も、在庫切れによって外されてしまうケースもあります。
ベストセラーということはよく売れる商品なので在庫切れになるリスクも高く、再びベストセラータグを取り戻すためにも時間や労力がかかります。
そのため短期的な売上ダウンはもちろんですが、長期的に見てもデメリットです。
上記のとおり在庫が切れてしまうとセラーにとって悪いことばかり起こるため、補充通知の設定を行い在庫切れを起こさないようにしましょう!
また「補充通知」以外にも、在庫切れ対策の方法があるので次章から紹介します。
他の在庫切れの対処法
他の在庫切れの対処法として、
- 売上予測を立てる
- 在庫管理を徹底する
- 広告をストップする
- 商品価格を上げる
上記4つの対策が、在庫切れの対処法として有効です。
売上予測を立てる
最も基本的なことですが、売上予測を立てることです。
どのくらいの頻度で、どのくらいの個数が売れるか分かれば、在庫の仕入れ・入荷時期の予定も立てやすくなります。
予定通りに仕入れを行うことができれば、在庫切れのリスクは軽減されるでしょう。
ただカテゴリーランキングに表示されたり、シーズン商品だと一気に売れてしまうこともあります。
そのため在庫補充通知と併用することが大切です。
在庫管理を徹底する
次に大事なのが「在庫管理」です。
上記で紹介した売上の予測は自分で行っても良いのですが、なかなか予想しづらいこともあると思います。
そのような場合はAmazonの「出品コーチ」を見ると、「週ごとの販売数」と「在庫切れ日数の予想」を表示してくれます。
Amazon出品コーチでは、
- 過去30日間の販売数
- 過去14日間の販売数
- 現在の在庫数
が分かるため、過去の販売数から今後どのくらいの数量を再入荷すれば良いかが分かる目安となります。
あわせて「在庫切れになるまでの日数」も予想しているので、参考にしてください。
ただ、あくまで「目安」なのでシーズン商品など一気に売れてしまう可能性がある商品は、Amazonの予想も大きく外れる可能性があります。
なおAmazon出品コーチは「セラーセントラル>レポート>Amazon出品コーチ」の順番で進みましょう。
広告をストップする
どうしてもこのままのペースだと仕入れが追いつかない場合は、広告をストップすることも考えましょう。
宣伝効果はゼロになりますが、ユーザーへの露出が減るため在庫切れリスクを軽減することが可能です。
商品価格を上げる
緊急措置ですが、商品の価格を一時的に上げることです。
価格を上げれば基本的に買う人は減るためその点はデメリットですが、在庫切れになってアカウントの健全性に悪い影響が出るよりかはダメージは低くなります。
※Amazonでは、相場より高く値上げしすぎると出品停止になる可能性もあるので注意が必要です。
まとめ
いかがでしょうか?
Amazonでは「在庫切れ」が起こると、セラーにとってかなり致命的なダメージを負うことがあります。
そうならないためにも、「在庫補充通知」を設定して在庫切れを起こさないことが大切です。
あわせてAmazon出品コーチから売上予測を立てるなど併用することで、在庫切れリスクは大きく軽減します。
とは言っても、
「自社で在庫の管理を割くリソースがない」
「在庫管理は一任して、商品開発などに時間を作りたい」
という事業者の方もいると思います。
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大阪府出身。学生起業でAmazon OEM自社ブランド事業を行いながらコンサルタントして活動。
その後新卒で(株)船井総合研究所に入社し、Amazonを中心としたECコンサルティングに従事。
独立し、ECコンサルとシステム開発を行う(株)NOVASTOを設立。
その後「(株)そばに」にEC支援事業を移管。Amazon販売支援歴10年、Amazon プラチナム・パートナー・エージェンシー認定企業として累計800社のAmazon販売事業者様のサポートし、多数のベストセラー獲得商品、Amazon.co.jp販売事業者ワード受賞企業を複数輩出してきた実績を持つ。
ゴルフパター練習機ブランド「PuttOUT」をM&Aで取得し、売上を1年半で10倍に成長させる。