Amazonのスポンサーブランド動画広告とは?利用する手順と注意点から活用方法まで紹介!
「Amazonのスポンサーブランド動画広告ってなに?」
「動画広告をAmazonで流したい!」
今回は上記に対する回答記事です。
こんにちは!Amazon専門コンサルティングカンパニー「株式会社そばに」コラム編集部です。
Amazonで売上を加速させるには「広告運用」は非常に大切な施策で、今回は「スポンサーブランド動画広告」について紹介します。
動画広告はAmazon内で目立つため、ユーザーの目を引くことが可能です。
そこでこの記事ではAmazonスポンサーブランド動画広告についての、
- 概要(掲載場所・利用条件・メリット)
- 利用する手順
- 利用する注意点
- 活用方法
上記3つについて、わかりやすくこの記事で紹介します!
なお私たちそばには、これまでに600社以上のAmazonコンサル実績があり、その実績が認められ、Amazonジャパン合同会社様との合同セミナーを複数回開催しています。
これまで培ってきた知見と経験をもとにお伝えしますので、ぜひ参考にしてください!
また、そばにではこれまでの実績をもとにセラー向け「コラム」を多数執筆しているので、あわせて参考にしてください。
目次
Amazonスポンサーブランド動画広告とは?
Amazonの「スポンサーブランド動画広告」とは、
- Amazon内に掲載できる唯一の動画広告
- 検索結果に掲載される広告
上記2つが大きな特徴です。
Amazon内に掲載される唯一の「動画広告」で、画像より多くの情報をユーザーに伝える事ができ、電動工具など動画の方が魅力を伝えることができる商品にオススメです。
また、商品の操作方法を伝える時にも動画広告は相性が良く、よりユーザーにわかりやすく商品の操作方法や仕様を伝えることが可能です。
なお、こちらの広告は「検索連動広告・クリック課金型」で、Amazonの検索結果画面に表示され、広告がクリックされるごとに課金がされます。
「スポンサーブランド広告」は、動画以外も配信することができます!
ご興味がある方は下記記事から参考にしてください。
🔗Amazonスポンサーブランド広告とは?設定・運用方法まで解説!
掲載される場所
前述したとおり、掲載される場所はAmazonの検索結果画面となります。
上記画像はAmazonの検索窓で「インパクトドライバー」と検索した画面で、インパクトドライバー関連商品の動画広告が表示されています。
Amazonの検索結果画面を見ると通常「画像」の商品が多いため、動いている広告は非常に目立ち、ユーザーの目にとまりやすいのも大きな特徴です。
利用条件
Amazonスポンサーブランド動画広告を利用する条件が一つあり、それがAmazonで「ブランド登録」をしていることとなります。
また、ブランド登録をするためには「商標登録」をする必要があります。
商標登録が済んでいなくても申請中であればブランド登録の申し込みはできるので、ぜひ登録するようにしましょう!
なお商標登録が済んでいる方は「amazon brand registry」からブランド登録が行えるため、ぜひこの機会に登録してはいかがでしょうか?
とくに自社製品を販売している方には「ブランド登録」をオススメします。
登録することでブランドの構築・保護に役立ち販売者の信頼を守ることもできるため、ご興味がある方は下記記事を参考にしてください!
🔗Amazonブランド登録(Amazon Brand Registry)がマストな理由と登録手順
(※ブランド登録の詳しいやり方をまとめた資料を無料配布しているので、ぜひご活用ください!)
利用するメリット
Amazonのスポンサーブランド動画広告を利用する大きなメリットは、ユーザーの視覚に訴えることが可能な点です。
Amazonの検索結果画面で動く広告が掲載されていたら目立つため、ユーザーの目に無意識に入ってくることでしょう。
また、商品ページの商品説明文などを見なくても商品の使い方や特徴を伝えることができるのも、スポンサーブランド動画広告を利用する大きなメリットです。
スポンサーブランド動画広告を利用する手順
ここからは、Amazonスポンサーブランド動画広告を作成する手順を紹介します。
Amazonの「セラーセントラル>広告キャンペーンマネージャー」の順番で進めてください。
「キャンペーンを作成する」ボタンを押すと、下記の画面が表示されます。
そして「スポンサーブランド広告」を選択し、
広告フォーマットの中から「動画」を選択しましょう。
次に広告をする商品を追加します。
追加できる商品は一つだけなので、注意してください。
次に「動画アップロード」です。
「クリエイティブ」下にある「動画をアップロード」をクリックし、広告として使う動画をアップロードしましょう。
先述もしましたが、「ファイルの要件」をクリアしていないと、エラーになり審査不可の状態となります。
スポンサーブランド動画広告を利用するときの注意点
スポンサーブランド動画広告を利用するときはいくつか注意点があるため、それぞれ見ていきましょう。
①商品・リンク変更時は新しくキャンペーンを作成
たとえば掲載している商品に加えて新しく商品を追加したいとき、もしくは広告のリンク先を変更したい場合は、新しくキャンペーンを作成する必要があります。
既存のキャンペーンから編集はできないため注意しましょう。
②細かいターゲティングはできない
スポンサーブランド広告には「広告グループ」がなく、個別の商品ごとに細かくターゲティングをすることはできません。
もし細かくターゲティングしたい場合は、それぞれ新規でキャンペーンを作成する必要があります。
③商品単位の売上データを確認できない
また、スポンサーブランド動画広告からどの商品が売れたのかは確認することができません。
つまり販売経路を可視化できないため、その点も注意が必要です。
④動画の最初・最後に画面を真っ黒、真っ白にしない
こちらは動画を作成するときの注意点ですが、動画の最初もしくは最後が真っ黒(白)にしてはいけません。
理由として、画像やテキストがないとユーザーへ働きかけるチャンスを逃すためとされています。
⑤商標・商品・サービス・レビューへの言及は含まない
動画内に「商標・商品」の言及をするのもNGで、「Amazonレビューで星5つ獲得!」「Primeなら送料無料」などの表現を含んではいけません。
Amazonスポンサーブランド動画広告の活用方法
狙うキーワードごとにキャンペーンを作成する
1つ目の活用方法が、狙うキーワードごとにキャンペーンを作成することです。
スポンサーブランド動画広告では「ブランドロゴ」と「クリエイティブ」を作成する必要があり、クリエイティブは1つのキャンペーンに1つのみとなります。
そのため狙いたいキーワードが複数ある場合や複数の商品の動画広告を出したい場合は、それぞれキャンペーンを作成してください。
それぞれキャンペーンを作成することでキーワードがぶれず、特定のユーザーに対して訴求をすることができます。
ユーザーが無音でもわかり、興味を持たせる内容に
Amazonを見ているユーザーの中には家や、電車の中、仕事場で見ている方もいるでしょう。
見ている場所によっては音声を流すことができず、動画の音を出さないで視聴するケースも多いです。
そのためテキストを活用し、無音でもわかる内容にしましょう。
動画広告はデフォルトでミュート状態で、ユーザーが「ミュート解除ボタン」を押すと音声が聞こえる仕組みです。
そのため伝えたい内容は「ナレーション」だけでなく、テキストも活用しましょう。
さらにユーザーは最初から最後まで動画を見るとは限らないため、もう二度と見ない可能性もあります。
そのため最初の数秒でユーザーに興味を持たせる動画を制作するのがポイントで、とくに伝えたい重要なことは最初に持ってくるのが動画広告の活用方法です。
ランディングページはストアページを選択
ユーザーに対して、
- ブランドの理解を深めてほしい
- 複数の商品を購入してもらうような施策をしたい
という場合は、ランディングページをストアページにしましょう。
なお、スポンサーブランド動画広告では「商品コレクション」もしくは「ストアスポットライト広告」どちらかにストアページを選択できます。
ストアページでは自社のブランドの世界観を訴求することができるため、ストアページを設定する方が良いでしょう。
ただ、まだストアページを持っていない場合は作成から始めることになるため、詳しくは下記の記事を参考にしてください!
🔗Amazon ストアページ開設で売上増加!? メリットや開設方法まで解説します。
広告運用から売上UP施策まですべておまかせのAmazon 運用代行とは?
ここまでのとおり、Amazonには「スポンサーブランド動画広告」の他にもいくつか特徴の異なる広告があり、それぞれの広告を活かして売上を増やしていくことが大切です。
しかし広告は設定方法もむずかしく、初めて広告運用を行う方は試行錯誤しながら運用していくことになると思います。
シンプルに広告を掲載しても売上を伸ばすことはなかなかむずかしい側面もあり、「費用対効果があまりなかった…」と残念な結果になるケースもあります。
そこで、我々そばにが提供している「Amazon 運用代行」サービスをご覧ください。
上記のとおり、Amazon 運用代行サービスではAmazonの出品者登録からFBAに関することなど、幅広くサポートを行なっています。
Amazonを熟知したプロがほとんどの作業を代行し最短で売上アップへ繋げます!
お客様は商品の情報や、アカウントの基本的な登録をし、あとはそばにのプロ集団に丸投げしていただければ売上につながるAmazon運用を開始いたします!
基本的に普段の運用や広告の運用はそばにが行いますので、空いた時間に他の業務に従事していただき会社全体の売上アップに専念できることでしょう。
突然のエラーや出品停止などにも、チャットやお電話ですぐに対応しますので、販売機会の損失を最低限に抑えることができます。
また、そばにと実際に契約したクライアント様の実例もあわせて見てみましょう。
契約後2ヶ月で月間売上300万円越えを達成!
弊社のとあるクライアント様は、2022年9月まで月の売上が10万円代でした。
実際、Amazonでの販売を始めたばかりで、どのように販売したら売上が伸びるのかまったくわからないという状況でした。
ですが10月から弊社の運用代行を開始し、商品登録やさまざまな施策を徹底的に運用すると、10月の売上は58万円、さらに翌月の11月には売上300万円を達成しました!
こちらのクライアント様のように、Amazonではシステムに沿った正しい戦略を行うことで売上アップを図ることができるのです!
現在そばにでは、Amazon販売に関する無料相談を承っております。
「広告を掲載して売上UPを目指したい!」
「Amazon運用のリソースが割けないから、代行をお願いしたい」
とお考えの方はぜひ一度我々そばににお問い合わせください!
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Amazon専門の運用スペシャリストによる売上UPをご希望の企業様はお気軽にご相談ください。
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※設定や手続きなどのご不明点はこちらからテクニカルサポートにお問い合わせください。
※お電話からのお問い合わせは初めに一次受付にてご対応となります。
まとめ
いかがでしょうか?
Amazonスポンサーブランド動画広告はユーザーの目にも留まりやすく、商品の特徴・性能を視覚的に伝えることができます。
さらに使い方も紹介できるため、ユーザーに対して買った後の未来を想像させることが可能で、効果的に作成すれば売上にも貢献するでしょう。
このようにAmazonでは売上UPをするための方法が多数あり、それらの施策を組み合わせながらAmazon販売を行っていくことで、売上を積み重ねていくことになります。
そばにの@LINEではAmazonの最新情報に加えて、今回紹介したような「セラーならば必ず知っておきたい情報」などを発信しています!
ぜひ下記からそばにの@LINE追加していただき、Amazonの売上をUPさせるヒントにしてください。
大阪府出身。学生起業でAmazon OEM自社ブランド事業を行いながらコンサルタントして活動。
その後新卒で(株)船井総合研究所に入社し、Amazonを中心としたECコンサルティングに従事。
独立し、ECコンサルとシステム開発を行う(株)NOVASTOを設立。
その後「(株)そばに」にEC支援事業を移管。Amazon販売支援歴10年、Amazon プラチナム・パートナー・エージェンシー認定企業として累計800社のAmazon販売事業者様のサポートし、多数のベストセラー獲得商品、Amazon.co.jp販売事業者ワード受賞企業を複数輩出してきた実績を持つ。
ゴルフパター練習機ブランド「PuttOUT」をM&Aで取得し、売上を1年半で10倍に成長させる。