Amazon運用代行・コンサルティングなら | 株式会社そばに | 【販路拡大！】Amazon FBA海外配送プログラムとは？海外発送の設定方法も解説！

「FBA海外配送プログラムってなに？」
「Amazonで海外向けに商品を販売したいけど、やり方がよく分からない」

今回は、上記の悩みを解決する記事です。

こんにちは！Amazon専門コンサルティングカンパニー「株式会社そばに」です！

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Amazonは世界的なECサイトであり、日本から海外へ商品を販売する「販路」が多く用意されています。

その一つに「FBA海外配送プログラム」があり、越境ECを検討している方にオススメしたいプログラムの一つです。

この記事では、

• AmazonのFBA海外配送プログラムとは？
• FBA海外配送の対象商品
• FBA海外配送の登録・解除方法
• FBA海外配送のメリットとデメリット

上記4つのテーマについて、わかりやすく紹介します。

我々株式会社そばには、Amazon通販支援者数600社以上の実績があり、それらの知見を基に解説するのできっと参考になるはずです。

ぜひ、最後までご覧くださいませ！

また、そばにではAmazonの出品者に向けて「コラム」を多数公開しているので、あわせて参考にしてください。

Amazon FBA 海外配送プログラムとは？

そもそも「FBA」とは一体どのようなプログラムかについて紹介します。

そもそもFBAって？

FBAとはAmazonのセラー向けサービスで、「商品保管・梱包・発送・クレーム対応」などをAmazonが代行するサービスです。

セラーは商品をAmazonの指定倉庫へ送るだけで、あとの面倒な処理はすべてAmazonが行なう便利なプログラムとなります。

発送は「24時間365日」対応しており、自社の倉庫や人員のリソースを最小限に抑えることが可能です。

もちろんFBAを利用するときに手数料を支払う必要はあります。
ただ、自社で行う業務の大半をAmazonに代行できるため、FBAを利用して業績が伸びた企業が多いのも事実です。

FBA自体かなり有用なサービスなので、詳しく知りたい方は「【2022年最新】フルフィルメント by Amazon（FBA）の手数料やメリットを解説！」を参考にしてくださいね。

FBA海外配送プログラムの概要

その上で「FBA海外配送プラグラム」というのは、FBAを利用している方であれば利用できるプログラムです。

自社の商品を世界67ヶ国以上の国・地域へ販売でき、追加料金を支払う必要もありません。

ここで一つ疑問に思うのが「海外へ配送するってことは海外への配送代とかコストがかかるのではないか？」ということだと思います。

しかしFBA海外配送プログラムでは、

• 海外への配送料
• 通関でかかる輸入税
• 関税

などのコストは購入者（海外から購入した人）が支払う仕組みになっており、基本的にセラー側が追加でお金を支払うことはありません。

さらにセラー側で「商品を販売したい国」「海外向けに販売したい商品」を選ぶことができ、フレキシブルにビジネスを行うことが可能です。

なおFBA海外配送プログラムを利用したときの「返品」についてですが、Amazonは下記のように記載しています。

FBA海外配送で出荷された商品が返品可能かどうかは、Amazon返品ポリシーに基づいて判断されます。（引用：Amazon）

基本的に返品処理はAmazonが出品者に代わって対応し、返品の配送料は購入者負担になります。

状況によって異なってくるので、Amazon「返品ポリシー」を確認しておきましょう！

さらにAmazonでは、Amazonグローバルセリングという海外販売のサービスもあるのでぜひご活用ください！
（※Amazonグローバルセリングについては以下のリンクでまとめているのでご確認ください！）
🔗Amazonグローバルセリングで商品を海外へ！料金や登録・解除方法などを解説します！

ただ、海外に発送できない商品もあるので、次章から紹介します！

FBA海外発送の対象商品

まず「軍事用品」に関連する商品が制限されており、「武器」や兵器として使える商品はNGです。

さらに「植物検疫（植物・種子など）」「動物検疫（畜産品など）」の対象品目も制限されており、もちろん生きている動物も発送できません。

その他「ワシントン条約」「国際条約」で、輸出制限がされている商品も、同じく発送は不可です。

輸入制限の対象商品

日本からの輸出は問題なくても、輸入国側で制限されている商品もあります。

武器関連の商品はもちろんですが「アルコール」「農薬・肥料・殺虫剤」など薬品や化学用品に制限がかかっています。

また、

• 工業品（車・バイク用品）
• 食料・医薬品・サプリメント（ペットフード含む）

も基本的には不可です。

その他、

• 医療機器
• アダルト商品
• アルコール醸造機器
• ベビー歩行器、ベビー用児童哺乳器、ベビー用チャイルドシート
• 暗号電子機器
• ギャンブル関連商品
• 通貨の模造品

などにも制限があるので、注意しましょう。

なお、現在出品している商品の内「海外配送の対象」となる商品を確認したいときは、下記の手順で行います。

まずセラーセントラルにログインし、その後の流れは下記のとおりです。

①次に「レポート＞フルフィルメント」の順番でクリックします。

②その後在庫セクションで「表示を拡大」を選択し、「海外配送可能在庫レポート」から確認が可能です。
（もし見つからない場合は「在庫セクション」の下部にある「表示を拡大」をクリックしてください。）

それでは次章から、実際に「FBA海外配送」を登録・解除する方法について紹介します。

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FBA海外配送の登録・解除方法

まずはセラーセントラルにログインしてください。

①次にセラーセントラルの「設定」ドロップダウンメニュー内にある「FBAの設定」をクリックします。

②その後「FBA海外配送の設定」セクションから「編集」をクリックしてください。

③「FBA海外配送を有効にする」を選択後、「更新」を押して完了です。

逆にFBA海外配送をやめたいときは、「FBA海外配送を無効にする」を選択し、同じく「保存」して終了となります。

なおFBA海外配送では「特定の商品・国」を除外することも可能です。
下記からそれぞれ紹介するので、参考にしてくださいね。

【特定の商品を制限したい場合】

1.上記の③の画面まで進み、「FBA海外配送を有効にする」の横にある「商品の除外」をクリックしてください。

2.「ダウンロードファイルの作成」をクリックして、ファイルをダウンロードしてください。

 

3.配送対象から除外する商品を選択

ダウンロードしたファイルを開き、一番下にあるメニューから「FBA出品レポート」をクリックします。

除外したい商品を選び「海外配送対象除外リスト」のシートにASIN・国名（地域）コードを入力してください。

最後にファイルをアップロードし、「送信」をクリックして完了です。

なお、アップロード後に「エラーの有無」が「ファイルアップロード履歴」に表示されるため、あわせて確認してください。

【国を制限したい場合】

1.上記の③の画面まで進み、配送制限の「編集」をクリック。

2.更新して完了

最後に除外する国を選択し、「保存＞更新」をクリックして完了です。

海外へ商品を出品するので面倒な事務手続きがひつようかと思いきや、意外とカンタンに設定することができます。

ただ、問題は「FBA海外配送は設定した方がいいのかどうか」だと思います。

その点に関しては次章から「メリットとデメリット」を紹介するので、検討するときの判断材料にしてください。

FBA海外配送プログラムに登録するメリット・デメリット

メリット

①販路が広がる

一番のメリットは、販路が拡大することです。

日本でしか販売していなかった商品を海外へ売り出すことができ、販売機会を増やすことができます。

②追加コストがかからない

記事前半でお伝えしたとおり、FBA海外配送プログラムを利用しても追加コストがかかりません。

海外配送費用・関税などは購入者が支払うため、セラーに追加コストがかからない点もメリットとなるでしょう。

③配送対象国を制限できる

FBA海外配送プログラムでは、ASINごとに配送対象国を制限することも可能です。

そのため「この商品は海外へ売りたい」「この国だけ設定したい」など、フレキシブルに対応することができます。

デメリット

①返品の時間がかかる

逆にデメリットは、返品時間がかかることです。

シンプルに海外までの距離が遠いため、返品されたとき商品が倉庫へ戻るまで時間がかかります。

たとえばアジア圏なら「2〜3日」、欧州・中東だと「3〜5日」と地域によっても返品スピードが大きく異なる可能性が高いです。

商品が戻らないと再販もできないため、販売機会を損失する可能性があります。

②言語の問題

海外向けに商品を販売するもう一つの問題が「言語」です。

Amazonの商品ページを見ると、よく「カスタマー用のお問合せ」があります。

しかし、海外の人から「英語・中国語」など外国語で質問されても、返答はむずかしいですよね。

Google翻訳をかけてもいまいち意味がわからないときもあるため、コミュニケーションの部分はデメリットとなります。

③消費税が免除

FBAを利用して海外へ商品を販売すると、消費税が免除されます。

セラー側にとってはまったくメリットがありません。

なぜなら日本国内において「11万円」で販売していた商品が、海外では「10万円」で販売することになるためです。

つまり利益が減ってしまいます。

しかしFBA手数料についてはしっかりと消費税が加算されるため、実質「利益が減り」「費用が増える」ことになります。

まとめ

いかがだったでしょうか？

AmazonのFBA海外配送プログラムは、FBAを利用していればカンタンに設定でき、追加の手数料がかからない点が魅力です。

一方で言語の問題や消費税がなくなることで利益が減るデメリットもあるため、良し悪しを吟味して導入を検討しましょう！

とは言っても…

「FBA海外配送プログラムを使っても、海外で売れるかわからない」
「FBA海外配送プログラムの設定方法がいまいちよくわからない」

など悩む事業者の方もいると思います。

そのような場合は、ぜひ一度そばににお問合せください！

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