【2022年最新】FBA梱包準備サービスとは?手数料や設定方法・注意点を解説!
「FBA梱包準備サービスってなに?」
「Amazonで出品してるけど、毎回行う梱包がめんどう…」
今回は、上記の悩みを解決する記事です。
こんにちは!Amazon専門コンサルティングカンパニー「株式会社そばに」です!
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本記事では「FBA梱包準備サービス」の、
- 概要と利用条件
- メリットとデメリット
- 設定方法と注意点
上記3つについて、分かりやすく紹介します。
なお「そもそもFBAってなに?」という方もいると思いますので、あわせてFBAの説明も行います。
我々株式会社そばには、Amazon通販支援者数600社以上の実績があり、それらの知見を基に解説するのできっと参考になるはずです。
ぜひ、最後までご覧くださいませ!
また、Amazonの出品者向けに「コラム」を多数公開しているので、あわせてチェックしてくださいね。
そもそもFBAとは?
FBAとは「フルフィルメント by Amazon」の略で、Amazonの出品者(セラー)向けサービスです。
カンタンにいうと、セラーが行う事務処理をAmazonが代行するサービスとなります。
セラーはAmazon指定倉庫へ商品を送るだけで、後の「注文受付・梱包/発送・クレーム対応」までAmazonが行います。
また「24時間365日」受け付けているので、「FBAを利用してから売上が上がった!」という事業者様も多い印象です。
利用するにあたって手数料はかかりますが、大半の事務をAmazonへ委託できるため、人員やリソースの削減にもなります。
なお、FBAはセラーにとって有用なプログラムなので、詳しく知りたい方は「【2022年最新】フルフィルメント by Amazon(FBA)の手数料やメリットを解説!」を参考にしてくださいね。
Amazon FBA梱包準備サービスとは?
FBA梱包準備サービスの概要
Amazonの「FBA梱包準備サービス」とは、Amazonが商品の梱包を代行してくれるサービスです。
「FBA」という文字がついていることから、FBAを利用している方だけが使用できます。
通常FBAを利用している場合、「セラーが商品を梱包してAmazon指定倉庫へ送り、Amazonが購入者の元へ届ける」というのが一般的な流れです。
つまりセラーによって梱包された商品が、そのままの状態で購入者の元へ届きます。
毎月数点の発送であればそこまで苦ではないと思いますが、大量の商品をまとめてFBA倉庫まで配送するとなるとかなり大変です。
なぜならAmazonでは「梱包要件」が決まっており、割れ物であればエアキャップを利用したり、液体を含む商品だとビニール袋に入れる必要も出てきます。
セラーが一つずつ梱包していくこともできますが、要件に従っていないとクレームにつながる可能性もあります。
そこで便利なのがFBA梱包準備サービスです!
Amazonがセラーの代わりに梱包を行ない購入者の元へ届けてくれるので、時短にもつながり、梱包に関してクレームが来ることは基本的にありません。
なぜならAmazonが梱包しているためです。
作業効率も上がるため、多くの商品を発送する事業者の方などにオススメのサービスです。
ただFBA梱包利用サービスを利用するときはいくつか条件があるので、下記から紹介します!
利用するにあたっての必要条件
Amazonの「FBA梱包準備サービス」を利用するときは、FBAを利用していることが基本です。
その他にも2つ条件があります。
商品サイズ
FBA梱包準備サービスを利用できる商品サイズは「小型・標準・大型」に限られ、特大型は対応していません。
ただ、商品タイプは限定されておらず、コンディションは「新品・中古品」「コレクター品・再生品」でも利用可能です。
バーコード
商品にスキャンができるバーコード(ISBN、UPC、EAN、またはJAN)がついていることも条件です。
バーコード部分に破れがあって読めない状態だと、FBA梱包準備サービスを利用することはできません。
裏を返せば、「特大型ではなく、バーコードが読み取れる商品」なら基本的に利用でき、「要期限管理商品・危険物」も対応しています。
FBA梱包準備サービスの手数料
FBA梱包準備サービスを利用するときは、一つの商品に対して手数料がかかります。
手数料については「作業する内容」と「商品の種類」によって手数料が変わり、下記の表は「作業する内容」の手数料です。
サイズが大型になると、その分手数料も高くなります。
また、商品の種類によって価格が微妙に異なるので、あわせて下記をご確認ください。
小型・標準サイズの「割れ物/ガラス」の梱包準備だけは手数料がやや高くなります。
「梱包準備と商品ラベル貼付」を両方ともAmazonへ委託しても最大「143円/1件」なので、
「とにかく梱包をする時間を減らしたい」
「FBA梱包準備サービスを利用しても利益が確保できる」
という方は、導入を検討しても良いでしょう。
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FBA梱包準備サービスのメリット・デメリットは?
メリット
FBA納品準備サービスの大きなメリットが、手間を省けることです。
シンプルに作業時間を減らすことができるため、その分を他の業務にあてることができます。
デメリット
在庫反映まで時間がかかる
一つ目は在庫反映まで時間がかかることです。
Amazonが代わりに梱包を行うため、作業時間の分だけ在庫反映まで時間がかかります。
ただ、繁忙期以外であれば基本「到着後2日」以内に反映されるため、そこまで遅くなることは通常ありません。
返送される可能性がある
二つ目のデメリットが、返送される可能性があることです。
バーコード部分が読みとなれなかったりすると戻されてしまうので、送付する前に必ず確認しましょう。
FBA梱包準備サービスの設定方法
FBA梱包準備サービスの設定方法はカンタンなので、下記から紹介します。
①セラーセントラルにログインし「在庫」タブの「納品」を選択。
②続いて「納品」の「Amazonへ納品」をクリック。
③納品する商品にチェックをつけます。
④すると、「梱包の担当者とラベルの担当者を設定」が表示されるのでクリック。
⑤「誰が商品の梱包を準備しますか?」のドロップダウンメニューで「Amazon」を選択し保存を押して完了です。
あとは、納品プランを作成し、納品すれば完了となります!
利用する際の注意点
FBA梱包準備サービスは便利ですが、2つ注意点があります。
①FBA倉庫への輸送中の破損は保証してくれない
「FBA梱包準備サービス」では、「Amazon指定倉庫から購入者」の元へ届けるための梱包を行います。
そのため「セラーがAmazon指定倉庫」へ届けるためには、セラーが自分で梱包を行うことが必要です。
とくに壊れやすい商品を送るときは、エアキャップなど緩衝材を入れてくことがオススメです。
Amazon指定倉庫へ届く前に壊れてしまうと、その分については保証されません。
セラー側の責任になるため、壊れてしまわないよう対策をしましょう。
②商品ラベル貼付サービスの料金も自動的に含まれる
もう一つの注意点が、FBA梱包準備サービスを利用すると「商品ラベル貼付サービス」の料金も自動的に含まれることです。
FBAを利用して商品を納品する場合、セラーは専用の「ラベル」を貼付けることがルールで決まっており、通常セラーが行います。
ただ、「FBA梱包準備サービス」を利用すると、自動的に「商品ラベル貼付サービス」プランも委託することとなります。
「ラベルの貼り付けは頼んでないのに請求された!」とならないよう、事前に確認しておきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
「FBA梱包準備サービス」は、Amazonのセラーが必ず行う「梱包」を委託できる便利サービスです。
商品数が多い事業者の方にかなり有用な機能で、デメリットもそこまで大きいものではないため、利益を確保できるならば導入の検討をオススメします。
とは言っても、
「商品の数量的に取り入れた方がいいのかわからない」
「そもそも売上がまったく増えない…」
と、Amazonでビジネスを行う上で悩みを抱える事業者の方も多いと思います。
そんなときは、ぜひ一度そばにへお問合せください!
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そばには600社以上のAmazon実績を積み重ね、その実績が認められAmazonジャパン合同株式会社とも共同セミナーを複数開催しています。
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また、そばにではAmazonの出品者に向けて参考となる「コラム」を多数公開しています。
ぜひ、あわせて参考にしてくださいね。
大阪府出身。学生起業でAmazon OEM自社ブランド事業を行いながらコンサルタントして活動。
その後新卒で(株)船井総合研究所に入社し、Amazonを中心としたECコンサルティングに従事。
独立し、ECコンサルとシステム開発を行う(株)NOVASTOを設立。
その後「(株)そばに」にEC支援事業を移管。Amazon販売支援歴10年、Amazon プラチナム・パートナー・エージェンシー認定企業として累計800社のAmazon販売事業者様のサポートし、多数のベストセラー獲得商品、Amazon.co.jp販売事業者ワード受賞企業を複数輩出してきた実績を持つ。
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