【わかりやすく】Amazonアソシエイトプログラムとは?
「アフィリエイトについて調べたら、amazonアソシエイトプログラムってあるけどこれはなんだろう…?」と悩んでいませんか?
じつはamazonアソシエイトもアフィリエイトの一つです。
アフィリエイトにも種類があり、Amazonアソシエイトは「成果報酬型」の広告です。
もしここまで出た言葉がわからなくても問題ありません、この記事でわかりやすく説明します。
この記事では、Amazonアソシエイトプログラムをカンタンに紹介し、記事の後半からメリットとデメリットも紹介します。
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ぜひ、参考にしてくださいね。
目次
Amazonアソシエイトプログラムとは?
前述したように、amazonアソシエイトとは「アフィリエイト」の一つで「成果報酬型」の広告です。
一般的に成果報酬型広告は、下記のしくみとなります。
- 自分のブログで商品紹介のリンクを貼る
- ブログの読者がリンクをクリックして、商品販売ページへ飛ぶ
- 読者が商品を買う
- ブログを書いている人に報酬が入る
※ちなみにリンクとは「amazon」のように、別ページへジャンプすることをさします。
Amazonアソシエイトも、上記1〜4と同じしくみです。
Amazonアソシエイトで商品を紹介するやりかたもカンタン。
紹介したい商品のリンクをamazonで発行し、ブログへ貼るだけです。
ブログの読者がリンクをクリックして商品を買うと、ブログを書いた人に報酬が入ります。
このあたりは、後でくわしく紹介します。
さて、ここからはamazonアソシエイトの仕様について詳しくみていきましょう。
Amazonアソシエイトプログラムの仕様は?
収益プロセス
たとえばAさんが「ボールペン欲しいなあ…」と思ったとします。
そこでAさんは「ボールペン オススメ」とGoogleで検索しました。
するとBさんがamazonアソシエイトを使って書いた「オススメのボールペン5選」と言う記事が見つかり、Aさんはその記事を読みました。
Bさんが書いた記事にはオススメのボールペンがリンク付きで5つ紹介されており、その中の一つをAさんは気に入りました。
Aさんが気に入ったボールペンのリンクをクリックすると、amazonのボールペン販売ページへ飛びました。Aさんはそのままボールペンをamazonで購入。
するとBさんは「Aさんにボールペンを買ってもらった」という「成果」と「報酬」を「広告」によって手に入れました。これが「成果報酬型広告」のamazonアソシエイトです。
利益率(単価)
amazonアソシエイトは、ジャンルごとに利益率は異なります。
利益率は「2%〜10%」と幅広く、ジャンルごとの料率を以下の表からご確認ください。
紹介料率 | 商品カテゴリー |
10.00% | Amazonビデオ(レンタル・購入)、Amazonコイン |
8.00% |
Kindle本、 デジタルミュージックダウンロード、Androidアプリ、食品&飲料、お酒、服、ファッション小物、ジュエリー、シューズ、バッグ、SaaSストアの対象PCソフト(*1) |
5.00% | ドラッグストア・ビューティー用品、コスメ、ペット用品 |
4.50% | Kindleデバイス、 Fireデバイス、Fire TV、 Amazon Echo |
4.00% | DIY用品、産業・研究開発用品、ベビー・マタニティ用品、スポーツ&アウトドア用品、ギフト券 |
3.00% | 本、文房具/オフィス用品、おもちゃ、ホビー、キッチン用品/食器、インテリア/家具/寝具、生活雑貨、手芸/画材 |
2.00% | CD、DVD、ブルーレイ、ゲーム/PCソフト(含ダウンロード)、カメラ、PC、家電(含 キッチン家電、生活家電、理美容家電など)、カー用品・バイク用品、腕時計、楽器 |
0.50% | フィギュア |
0% | ビデオ、Amazon ネットスーパー |
2.00% | 上記商品カテゴリーに含まれない商品 |
たとえばamazonアソシエイトを利用して、本をブログで紹介したとします。
そこでamazonの紹介料率表を見ると、本は「5%」です。
2,000円の「本」をあなたがブログで紹介したとします。
すると、読者が購入してくれました。
結果、2,000円の5%分の報酬が、あなたにはいります。
もしたくさんの報酬が欲しいならば、利益率が高いジャンルを選ぶのがオススメです。
ただその分ライバルも多いので、ジャンルは慎重に決めましょう。
時間
Amazonアソシエイトでは、24時間以内にショッピングカートへ入れた商品についても紹介料が支払われます。こちらも具体例を書きます。
たとえばあなたがブログでAmazonアソシエイトを利用し「本」の紹介をしました。
その後、読者がAM9時に「本」のリンクをクリックしたとします。
しかし、そのまま購入せず読者は放置しました。
その後、読者は「やっぱり買おう」となり3時間後にAmazonのショッピングカートに入れました。
そのまま読者が購入すれば、あなたに報酬が入ります。
つまり、一度読者がリンクをクリックしてから24時間以内にショッピングカートへ入れて購入すれば、あなたに報酬が入ります。
使用方法
ここからは、Amazonアソシエイトの使い方をカンタンに紹介します。このとき「Amazonアカウント」と「サイトのURL」が必要になります。
サイトのURLとは、Amazonアソシエイトの商品を紹介するブログなどです。
登録は下記のURLからできます。
入力内容に沿って記入していくと、登録作業は10分もかからず終わるでしょう。
しかし「ブログ内容」「販売商品」は、審査に影響するばあいがあるので注意して下さい。
ただ、ここで注意点があります。
Amazonアソシエイトへ登録しても、すぐに収益化できる訳ではありません。
登録後は、
- Amazonに適切なサイトとして判断される
- 180日以内にリンクから3件以上売れる
上記2つの条件をクリアし、収益化が可能です。
そのため登録後は、Amazonアソシエイトのリンクをブログに貼ることになるでしょう。
リンクを貼らないと、収益化ができないためです。
そこでここからは、Amazonアソシエイトのリンクを貼る方法を紹介します。
リンクを貼るには、
- アソシエイトセントラル
- アソシエイトツールバー
のどちらかを利用することになります。
先に説明しておくと、アソシエイト・ツールバーの方がカンタンです。
アソシエイトセントラル
アソシエイト・セントラルとは、Amazonアソシエイトの管理画面です。
こちらでリンクを貼る方法は、下記の手順となります。
- メニューバーから商品を検索
- 紹介したい商品を選択
- バナーデザインをカスタマイズ
- 「テキストと画像」「テキストのみ」「画像のみ」の中から選択
- HTMLが作成されるのでコピー
- ワードプレスならば「カスタムHTML」を使用しブログなどへ貼り付け
- プレビューを確認し、適切にリンクが貼られているかを確認
ワードプレス以外だと使用方法が異なるケースもあるので、確認してください。
また、一部ブログサービスだとアフィリエイトが禁止の場合もあります。
こちらもあわせて確認するようにしましょう。
アソシエイトツールバー
もう一つの方法は「アソシエイト・ツールバー」です。
こちらはAmazonのショッピングページから、リンクを作成することが可能となります。
先ほど紹介したアソシエイト・セントラルは、管理画面から商品検索をする手間がありました。しかしアソシエイト・ツールバーは、ショッピング画面から画像・レビューを確認しつつ、リンクの作成ができます。
アソシエイト・ツールバーを利用するには、カンタンな手順がひつようです。
- Amazonアソシエイトのトップページへ飛ぶ
- ツールバーの「ツール」をクリック
- 「アソシエイト・ツールバー」をクリック
- ツール表示「ON」にして「リンク取得」「シェア」にチェック
上記4つの手順を踏むことで、アソシエイト・ツールバーを利用することができます。登録ができたら「Amazon」で、確認してください。トップページの上部に「アソシエイト・ツールバー」が出ているはずです。
リンクの作成手順は、先ほど紹介したアソシエイト・セントラルと同じです。
もちろんどちらが使いやすいかは人それぞれなので、一度どちらとも試してみましょう。
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法人利用
Amazonアソシエイトは、法人として利用も可能。
もちろん審査をクリアするひつようはありますが、個人と同じく無料で利用できます。
また、最大で10%の紹介料をもらうことができます。
そのため自社で運営しているサイトがあれば、Amazonアソシエイトを利用するのも一つの手です。もしかしたら会社の収益源になるかもしれません。
ただ、自社でもっているサイトに貼り付けた広告を、自分・法人として購入するのは「自己購入」として禁止です。ご注意ください。
Google Adsenseとの違いは?
もう一つ似たような仕組みの「Google Adsense」があります。
しかしこれは、Amazonアソシエイトとはまったく違います。
Google Adsenseは、ブログなどにGoogleが提供している広告を貼り付けます。
そのブログを見ている読者が、その広告をクリックしたとします。
その時点で、ブログを書いている人に報酬が入る仕組みです。
クリックするだけなので、報酬が入る可能性は高いです。
しかし一度のクリックで1円〜100円と、報酬額は少ないのがデメリットとも言えます。
amazonアソシエイトプログラムのメリットは?
Amazonアソシエイトを利用するメリットは、下記の3点です。
- じっさいに購入した商品のレビューを書ける
- 報酬のハードルが低い
- 多くのユーザーがいるamazon
以下で詳しく解説していきます!
1.じっさいに購入した商品のレビューを書ける
たとえば「使ったことがある商品」と「見たことも触ったこともない商品」であれば、前者の方がレビュー記事を書きやすいですよね。
amazonアソシエイトを利用すれば、あなたがamazonで購入した商品を広告としてブログに載せることが可能です。
じっさい商品を使ったことがある人のレビューは参考になります。
参考になるということは、見てくれる読者も多くなります。
結果、収益も期待できますので、これが一つ目のメリット。
2.報酬のハードルが低い
二つ目のメリットは、報酬のハードルの低さ。
アフィリエイトはこの世にたくさんあり、報酬が発生しづらい広告もあります。
たとえば100万円のよく分からないツボの広告を出したとします。
しかしこの広告は、読者にとって購入するハードルが高いです。
値段も高いですし、読者(買う人)にとって魅力をあまり感じないためです。
読者がいて、広告をクリックしてもらい、買ってもらうことで初めてアフィリエイトで収益が出ます。
一方Amazonアソシエイトであれば、数千円で買える本や生活用品まで幅広く広告を掲載できます。
Amazonで数千円出せば買える本ならば、先ほど紹介した100万円のよく分からないツボよりも、読者が買ってくれるハードルは低くなります。
そのためAmazonアソシエイトは、報酬のハードルは低いと言えるでしょう。
3.多くのユーザーがいるamazon
日本ではamazonが浸透しており、ユーザーも多いです。
そのamazonの「amazonアソシエイト」の広告をブログに貼り付けることで、読者に信頼感と便利さを提供できます。
たくさんのユーザーがいるamazonという信頼性が一つ。
そして、読者はamazonにログインするだけで商品を購入できる便利さです。
これら3つのメリットから、amazonアソシエイトを利用するメリットは大きいでしょう。
amazonアソシエイトプログラムのデメリットは?
amazonアソシエイトプログラムだけで「大きく稼ぐ」ことはムズかしいのがデメリット。
amazonアソシエイトの紹介率は、最大で10%です。
さらに1商品1個の売上につき1,000円が上限となります。
つまり1万円の商品を読者が買ったら、あなたの報酬は最大で1,000円。
毎月100万円の報酬を稼ぎたいのであれば、1,000個以上の商品を売り上げる必要があります。
そのためamazonアソシエイトだけで大きく稼ぐことはムズかしいでしょう。
とは言っても、ハードルの低さはアフィリエイトの中でも随一とも言えます。
amazonアソシエイトプログラムは稼げる?
やり方やジャンルをしっかり選ぶことができれば、amazonアソシエイトプログラムで稼ぐことはできるでしょう。
そのためには「アクセス数」と「セールスライティング」は外せません。
前述しましたが、読者がいてこそのアフィリエイトです。
そのためたくさんの読者がアクセスしてくれなければ、稼ぐことはムズかしいです。
さらに「セールスライティング」のスキルも必要となります。
これは読者に商品を買ってもらうための文章です。
上記を鍛えれば、Amazonアソシエイトだけでなく、様々なものを販売することができるようになります。
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それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!
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大阪府出身。学生起業でAmazon OEM自社ブランド事業を行いながらコンサルタントして活動。
その後新卒で(株)船井総合研究所に入社し、Amazonを中心としたECコンサルティングに従事。
独立し、ECコンサルとシステム開発を行う(株)NOVASTOを設立。
その後「(株)そばに」にEC支援事業を移管。Amazon販売支援歴10年、Amazon プラチナム・パートナー・エージェンシー認定企業として累計800社のAmazon販売事業者様のサポートし、多数のベストセラー獲得商品、Amazon.co.jp販売事業者ワード受賞企業を複数輩出してきた実績を持つ。
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