【許可がおりない!】Amazon出品許可申請の完全版!やり方から注意点まで解説!
「出品許可申請って一体何?」「どこから申請を行えばいいの?」
出品許可申請について、こんな悩みを持っている人も多いかと思います。
こんにちは、Amazon専門コンサルティングカンパニー「株式会社そばに」コラム編集部です!
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Amazonでは、特定の商品やカテゴリーに対して出品制限が掛けられていて、該当の商品を出品したい場合は、Amazonから出品許可をもらう必要があります。
一見難しそうな出品許可申請ですが、手順通りに行えばそれほど難しいことではありません。
あとは、Amazonから指定される書類を提出して審査結果を待つだけです。
この記事では、Amazonの出品許可申請についての概要や申請の手順・注意点についてお伝えしますので、ぜひ参考にしていただき、出品許可申請手続きをスムーズに行えるようにしましょう!
出品許可申請とは?
Amazonでは、商品の安全性を確保し、購入者に安心してお買い物をしていただくために、特定の商品やブランド・カテゴリー・サブカテゴリーに対して出品制限がかけられています。
そのため、該当の商品を出品する場合は、出品する前に出品許可申請を行う必要があります。
出品許可申請では、
- 卸売業者やメーカーが発行した請求書
- メーカーからの販売許可に関する証明書類
- 〇〇個以上仕入れたということが証明できる書類
など、Amazonから提出を求められた書類を提出することが必要です。
出品許可が降りるかどうかは、書類の提出はもちろんのこと、アカウントのパフォーマンスの高さや販売するための資格があるかどうかも問われる場合があるので覚えておきましょう!
出品許可が必要な商品・カテゴリー
Amazonでは、Amazonセラーセントラルのサイト内で、書類審査が必要な商品や出品制限がかかっている商品などについて公開しています。
Amazonセラーセントラルで公開されている出品制限がかかっているカテゴリーは以下の通りです。
以下のカテゴリーの商品は、出品許可申請が必要なものだけでなく、Amazonでは一切出品できない「出品禁止商品」も含まれているので、申請前にチェックしておきましょう!
- 酒類
- 動物関連商品
- 自動車
- 通過、硬貨、および現金同等品
- 医薬部外品および化粧品
- 栄養補助食品
- 医薬品
- 武器および関連商品
- 食品&飲料
- アダルト商品
- 不快感を与える商品
- Amazonデバイス、修理、メンテナンス用アクセサリ
- 電化製品・電子機器
- レーザーポインターおよび関連商品
- 医療機器の取り扱い(マーケットプレイス出品者用)
- 盗難品およびピッキングツール
- 医療機器および関連品
- 植物、植物製品、種子
- リコール対象商品
- タバコおよびタバコ関連商品
- その他
- 化学物質、農薬および肥料
- リサイクル家電
ここでは、一例として酒類のカテゴリーについて見てみましょう!
酒類のカテゴリーに該当する商品は、次のような基準を基に「出品可能商品」と「出品禁止商品」に分類されています。
出品可能商品例:
- アルコール分1%未満の飲料(ノンアルコール飲料を除く)
- 酒類関連のアクセサリー品(例:栓抜き、ワインオープナー、デカンタ等)
- アルコールを含まないワインおよびビール作成キット
- アルコールを含む菓子および食品
- アルコールを含まない酒類関連の記念品および収集品(例:グラス、フラスコ等)
出品禁止商品例:
- 酒税法その他法令や省庁ガイドラインに適合しない種類
- ワインカテゴリー以外で出品される酒類、ノンアルコール飲料、および酒類またはノルコール飲料を含むギフトセット
- 酒類販売免許を取得していない者による酒類の出品
このように、同じ商品カテゴリーの中でも出品できる商品とできない商品の基準が定められています。
それぞれのカテゴリーの具体的な制限内容は、以下のリンクから確認可能です。
また、安全性の確認が必要な商品については、仕入れ先やメーカー・輸入業者などから必要書類を入手し、Amazonへの提出が必要です。
これに該当する商品は、以下となっています。
- 化学製品(MSDS)
- ガス器具関連商品(PSLPG)
- 乳幼児/子供用品&玩具
- 電気およびバッテリー製品(PSE)
- 無線/Wifi /Bluetoothなど電波を発する製品(GITEKI)
- 防災/命を守る商品
上記の商品を出品する場合は、MSDSやPSE・GITEKIなど、安全を保証する制度や規格に準拠して造られた商品であることを証明する書類の提出が必要です。
それぞれの具体的な概要、また、安全性の確認が必要な商品の一覧は以下のリンクから確認できます。
🔗Amazon セラーセントラル リコール対象と商品の安全性
もし、出品禁止商品の販売が発覚した場合、販売の一時停止、もしくは、最悪の場合アカウント削除の恐れがあるので注意が必要です。
ご自身が出品する商品のカテゴリーをチェックし、商品が出品可能な条件を満たしているかどうかを申請する前に確認しておきましょう!
出品許可申請のやり方
では、出品許可申請のやり方について解説していきます!
①セラーセントラルのホームページから、「カタログ」メニューをクリックし、「商品登録」を選択します。
②出品する商品のASINや商品名などを検索します。
③検索結果で、商品の隣にある「コンディションを選択」から商品のコンディションを選択します。
④「出品許可を申請」のボタンをクリックして、申請手続きを開始します。
そのままページを進んでいくと申請できます!
申請方法は難しいわけではないのでこのセクション通りに、申請を進めてみましょう!
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出品許可の注意点
Amazonの出品制限は、偽造品や不正な流通ルートで仕入れた商品の販売によって、購入者が安全に買い物できる機会や購入者のAmazonに対する信頼の損失を防ぐために行われています。
そのため、出品許可が必要な商品については、安全なメーカーや仕入れ先から仕入れている証明となる書類・販売許可証や商品の安全性が確認できる書類の提出が求められます。
ただし、それらの書類の提出が問題なく行われた場合でも、必ず出品許可が降りるわけではないので注意が必要です。
また、出品制限がかかる商品は、ユーザーごとに異なるため、Amazonセラーセントラルで概要を確認するだけでなく、ご自身のアカウントを通して出品したい商品に対して出品制限が掛けられているか確認する必要があります。
確認したい場合は、Amazonセラーセントラル→上部タブ「在庫」→「商品登録」をクリックし、表示されたページの検索窓に商品名やJANコード・ASINコードを入力することで確認できます。
商品名の右側に「この商品を出品する」と表記されていれば出品可能です。
一方で、「出品許可を申請」と記載されていれば、出品許可申請が必要です。
これは、ユーザーの出品年数・実績・アカウントパフォーマンス・販売許可の有無なども影響します。
より多くの商品を出品し利益を上げていくためには、ただ商品を出品するだけでなく、購入者によりよい買い物の機会を提供することを心がけ、高評価・高レビューを獲得できるよう努めることが必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では、Amazonで行われる出品許可申請の概要や該当カテゴリー・商品の紹介、また、出品許可申請のやり方についてお伝えしました。
Amazonで出品許可が降りないと悩んでいる方は、提出書類の不備だけでなく、ご自身のアカウントパフォーマンスについても目を向けてみてください
もし、どうしても出品許可が降りない場合は、以下の2点の対処法を取ることおすすめします。
- 出品禁止商品かどうか確認する
- 出品許可の必要がない商品から出品して実績を作る
出品可能商品なのに、出品許可が降りない場合、アカウントパフォーマンスに問題がある可能性があります。
そのため、まずは出品許可申請の必要がない商品を出品し、販売実績や販売年数・購入者からの信頼性を高めてから再度申請を行ってみるのも一つの手です。
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大阪府出身。学生起業でAmazon OEM自社ブランド事業を行いながらコンサルタントして活動。
その後新卒で(株)船井総合研究所に入社し、Amazonを中心としたECコンサルティングに従事。
独立し、ECコンサルとシステム開発を行う(株)NOVASTOを設立。
その後「(株)そばに」にEC支援事業を移管。Amazon販売支援歴10年、Amazon プラチナム・パートナー・エージェンシー認定企業として累計800社のAmazon販売事業者様のサポートし、多数のベストセラー獲得商品、Amazon.co.jp販売事業者ワード受賞企業を複数輩出してきた実績を持つ。
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