Amazon商品比較表モジュール活用でCVRを最大化!
Amazonの大口出品者は、商品ページに「商品比較表」を追加できます。
複数の商品の特徴を比較できるため、CVR(コンバージョン率)を上げる効果も期待できます。
作成方法もとてもカンタンで、専門知識もとくに不要です。
そこでこの記事では、
- Amazon商品比較表モジュールとは?
- Amazon商品比較表の作成方法
- Amazon商品比較表を利用するときの注意点
を中心に解説します。
この記事を読むことで、Amazon商品比較表モジュールの知識と、作成方法がわかります。
ぜひ参考にしてください!
Amazon商品比較表モジュールとは?
Amazonの「商品比較表モジュール」とは、商品紹介コンテンツの一つです。
商品紹介コンテンツは別名「A+」と呼ばれます。(関連記事:商品紹介コンテンツとは?作成方法・メリデメご紹介!)
商品ページに画像やテキストを追加することができ、訴求効果を高める機能となります。
冒頭で軽く紹介しましたが、大口出品者のみが利用可能です。
作成方法もカンタンで、
- 好きなモジュールを5つ(最大)設定
- モジュールにあった画像・テキストを設定
2つの設定をするだけで完了となります。
訴求効果を上げる可能性が高く、作成もカンタンなため広く利用されています。
では「商品比較表モジュールとは何か?」と言うと、16種類ある商品紹介コンテンツ(A+)の一つです。
商品比較表モジュールを利用することで、上記のように複数の商品を比較した表が作成できます。
商品の比較がされていることで、ユーザーは自分にとってベストな商品を選択できます。
そのため訴求効果を高めることが期待でき、CVRを上げる可能性も。
商品比較表モジュールでは、
- 比較項目を自由に追加
- 「✔︎」の表示
- 「テキスト」の表示
ができ、オリジナルティの高いモジュールを作成できます。さらに商品の比較表から各商品ページへ誘導も可能です。
商品比較モジュールの使い方としては、
- 性能や味などが異なる商品を表示する
- 一緒に利用する周辺機器等の商品を表示する
上記2つが、代表的な使い方でしょう。
性能や味などが異なる同じ商品を表示する
たとえばコーヒー豆と言っても、種類はたくさんあり味も異なります。
比較表を利用することで「Aコーヒーは甘め」「Bコーヒーはやや苦い」「Cコーヒーは非常に苦い」等の比較表を作成することが可能です。
甘いのが好きなユーザーもいれば、苦いのが好きな方もいるでしょう。
さまざまな味のコーヒーを比較表で表示することで、ユーザーは自分の好みの味を選ぶことが可能です。
一緒に利用する周辺機器等の商品を表示する
もう一つは「比較」というより「関連商品」として商品比較モジュールを使う方法です。
もし出品者が「パソコン」の他に「モニター」「ケーブル」「マウス」を販売していたとします。
まとめてユーザーが買ってくれると、売上にもプラスです。
そのとき商品比較モジュールを作成し、「モニター」「ケーブル」「マウス」を比較表に表示させます。
結果ユーザーは「この出品者はパソコンの他に周辺機器も販売しているんだ」と、まとめ買いする可能性があります。
関連商品を表示できるため、複数購入の効果もあるはずです。
さらに、
- 色が異なる同じ商品
- 大きさが異なる同じ商品
- 商品ラインナップ
を商品比較モジュールで作成するケースも多いです。
カンタンに設定ができるため、大口出品の方はぜひ取り入れてみましょう。
次章から商品比較表モジュールの作成方法を解説します!
Amazon商品比較表モジュール作成方法!
Amazon商品比較表モジュール作成方法
まずは「セラーセントラル>在庫>商品紹介コンテンツ管理」の順番で進めます。
「商品紹介コンテンツマネージャー」ページ右側の「商品紹介コンテンツの作成を開始する」をクリックします。
すると複数のモジュールが表示されるため「商品の比較表」を選択します。
ちなみに商品紹介コンテンツは、最大で5つまで選択可能です。別のモジュールもあわせて使用する場合、一緒に追加してください。
下記の画面が表示されたらOKです。
次にすることは、比較表に表示させる商品の画像やテキストの入力となります。
まず比較表の載せたい商品のASINを「ASINを入力する」に入力です。
ASINの入力が完了したら、次に商品画像を追加します。
対象の商品画像(150px×300px)を「クリックして画像を追加」を押して画像ファイルを追加しましょう。
※画像を追加するとき「画像キーワード」には、商品の関連キーワードを入力してください。
さらに商品を追加するときは、
- ASINを入力
- 画像を追加
- 関連キーワードを追加
を繰り返して、商品を追加させましょう。
Amazon商品比較表モジュールを作成するときのポイント
- 統一性を持たせる
- 最大6商品まで追加できる
- 他社商品でもOK
- 商品ページに色付けする
統一性を持たせる
画像を複数追加するときは、背景を統一することがオススメです。
見栄えも良くなり、ユーザーも見やすくなるでしょう。
最大6商品まで追加できる
比較表は最大6つの商品を表示することができます。
ただしユーザーは横へスクロールする必要性が出るため、注意が必要です。
他社商品でもOK
じつは他社商品を比較表に載せても問題ありません。
他社との差別化をユーザーに見せることはできますが、ユーザーが他へ流れる可能性があります。
そのため他社商品を載せるときは、注意が必要です。
商品ページに色付けする
商品比較モジュールを作成するとき「自分の出品商品」へチェックを入れると、商品ページ上は色づきとなります。
Amazon商品比較表モジュールの項目追加方法
「商品の比較項目を追加する」をクリックすると、最大で10項目まで比較したい項目を増やすことが可能です。
ちなみに比較できる商品は、最大6つまでとなります。
比較項目は出品者が設定できます。
そのため、たとえばパソコンの比較項目を設定するときは、
- CPU
- メモリ
- ストレージ
- OS
- 無線LAN
- DVDドライブ
- 画面の大きさ
等を項目に追加することで、より詳細な比較表の作成が可能です。
ただ、一つ注意点があります。
「返品」「価格」といった使用禁止ワードについてです。
もし使用禁止ワードを項目に追加すると、作成したデータを送信する前にエラー検出される可能性も。
データ送信ができても、その後の過程でエラーとなることもあります。
使用禁止ワードは使うことができないため、修正して解消しましょう。
Amazon商品比較表モジュール作成時の注意点
Amazon商品比較表モジュールを途中まで作成した場合は、必ず「下書きを保存」を押してください。
完成したときは「承認用に送信」をクリックです。
途中まで完成したページがなくなるとむなしいですし、作成した時間・労力がムダになってしまいます…。
「下書きを保存」もしくは「承認用に送信」どちらかをクリックすることを覚えておきましょう。
まとめ
Amazonの商品比較表モジュールを利用することで、視覚的に商品の違いを紹介することができます。
カンタンに作成もでき、商品の訴求効果を高めることにもつながります。CVR(コンバージョン率)UPにもつながりやすいため、ぜひ取り入れてみてください!
ユーザーに複数購入して欲しい商品がある場合や、セッション数の低い商品がある場合も有効となり得ます。
ただ「Amazonでモジュールを使う方法がよく分からない」「商品ページを作り込むリソースが割けない…」という事業者の方もいるかと思います。
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大阪府出身。学生起業でAmazon OEM自社ブランド事業を行いながらコンサルタントして活動。
その後新卒で(株)船井総合研究所に入社し、Amazonを中心としたECコンサルティングに従事。
独立し、ECコンサルとシステム開発を行う(株)NOVASTOを設立。
その後「(株)そばに」にEC支援事業を移管。Amazon販売支援歴10年、Amazon プラチナム・パートナー・エージェンシー認定企業として累計800社のAmazon販売事業者様のサポートし、多数のベストセラー獲得商品、Amazon.co.jp販売事業者ワード受賞企業を複数輩出してきた実績を持つ。
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