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Amazonで酒類を販売しよう!出品方法や注意点も解説!

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Amazonで酒類を販売しよう!出品方法や注意点も解説!

Amazonで出品できる商品の中に「酒類」があります。

宅飲みをする方が増えたこともあり、お酒をAmazonで購入するニーズも一定数存在しています。
お酒の価格帯はピンキリで、中には高価なものも。

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とはいっても、Amazonでお酒を販売するには「条件」があります

もし条件を無視して販売してしまうと、アカウント停止などのリスクも。

そこで今回は、

  • Amazonで酒類を販売する方法
  • Amazonで酒類を販売するときの注意点
  • 販売してはいけない酒類

などを中心に紹介します。

Amazonでお酒を販売する方にとって、この記事は参考なるはずです!

ぜひ最後までチェックしてくださいね。

そもそもAmazonで酒類は出品できるの?

出品できるの?

Amazonで酒類を販売することはできます

ただ、そもそもお酒は飲み過ぎると危ないですし、20歳以下は飲めません。
2022年4月1日に成年年齢は18歳に引き下げられましたが、お酒が飲めるのは20歳から。

そのためお酒を出品するにも、さまざまな条件をクリアした上で可能です

条件については後述しますので、まずはAmazonが明記している「出品可能商品例」を見てみましょう。

出品可能商品例は?

お酒に関わる商品で出品して良い例としては、

  • 酒類関連のアクセサリー品
  • アルコールを含むお菓子や食品
  • アルコール1%未満の飲料
  • アルコールを含まないワインおよびビール作成キット
  • アルコールを含まない酒類関連の記念品および収集品(例:グラス、フラスコ等)

が挙げられます。

Amazonでの酒類の出品方法とは?

それでは、Amazonで酒類を出品するにはどのような手続きが必要になるのでしょうか?

ここからは順番に出品するまでの流れを解説していきます。

酒類販売業免許

もっとも大事なのは免許。
お酒を販売するときは、酒類販売業免許を受ける必要があります。

さらにこの免許は細かく分かれており、インターネットでお酒を販売するには「通信販売酒類小売業免許」の取得が必須です。

こちらはAmazonで定められているというよりか、酒税法で決まっています。
そのため免許がないのに「なんか高そうなお酒があるから売ってみよう」と、出品するのは違法。

Amazonからではなく、国から罰金を受ける可能性もあるので無免許販売は絶対にNG

酒類販売業免許の申請方法などについては「酒類の販売業免許の申請」を参考にしてください。

出品者の要件とは?

晴れて「酒類販売業免許」を取得しましたが、これだけではAmazonでお酒を販売できません。

次に「出品者要件」を満たしている必要があります。

まず「大口出品者」のみが対象。

さらに新品のお酒しか出品できません。
飲みかけのお酒を出品することもないとは思いますが…。

他には、

もしメーカーが製品コード(JANコードなど)を発行している商品を出品するときは、製品コードが必要

ただし、独自ブランドの場合は免除申請も可能です。

そしてAmazonから請求を受けた場合、

  • 商品の請求書
  • 分析証明書

などを提出可能な状態にしておくことも要件です。

上記の要件を満たさないと、最悪「出品権限」が取り消される可能性があります

    出品許可申請

    次にAmazonへ「出品許可」を申請します。

    お酒は食品と同じく人の口に入るものなので、許可を受けないと販売はできません。
    もちろんAmazonが「このお酒はダメ!」と、許可が降りないケースも。

    さらにこの時点で、「酒税法やその他の法令、省庁ガイドラインに適合していない酒類」は許可がおりません。

    さらに、ワインカテゴリー以外で出品する

    • 酒類
    • ノンアルコール飲料
    • 酒類またはノンアルコール飲料を含むギフトセット

    も、出品禁止。

    下記をあわせて参考に、ガイドラインに適合しているか確認しましょう。

    酒税法

    お酒に関する情報(国税庁)

    出品許可申請をする方法

    ①在庫ファイルをダウンロード

    セラーセントラルトップページから「カテゴリー別在庫ファイルテンプレート(日本語)>食品&飲料」の順番でダウンロードします。

    ①在庫ファイルをダウンロード

    ②必要事項を入力

    通常の商品登録と同じく必要項目を入力。

    その後「セラーセントラル>在庫タブ>アップロードによる一括登録>在庫ファイルのアップロード」の順番でアップロードします。

    ※このときアップロードステータスがエラーになる可能性があります。
    ただ、在庫管理画面に商品登録がされていればOKです。

    ②必要事項を入力

    ③「出品許可を申請する」をクリック

    在庫管理画面を確認し、商品登録された商品の「商品の編集」ボタンをクリック。

    その後「出品許可を申請する」ボタンが表示されるので、クリックして進めます。

    ④商品とビジネスに回答

    すると、出品者の商品とビジネスに回答する画面へ移ります。

    • 小売店/販売店
    • メーカー
    • 両方

    の中から選択。

    ⑤必要書類を提出

    小売店/販売店を選ぶと、

    • 請求書
    • 画像

    が必要です。

    メーカーor両方を選択すると、「画像」のみ必要となります。

    請求書には、「出品者」「メーカーor卸売業者」の名前と住所が含まれていることが条件
    さらに180日以内に作成されたもので、合計10点以上の購入が表示されている必要もあります。

    次に画像。

    画像はインターネットで作成されたものではなく、実際の写真であることが条件。
    もちろんすべての側面がはっきりと表示されている必要があります。

    また、

    • 型番
    • 商品名
    • 法人orメーカーの名称と所在地

    も表示されていることが条件。

    さらに重要な情報がある場合は、現地の言葉で表示しておくことも条件となります。

    ここまで完成したら、あとは連絡可能なメールアドレスを入力して完了です。

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    危険物審査

    無事に出品許可証も降りて一安心…」としたいところですが、もう一つ審査があるケースもあります

    それが危険物審査。

    出品するお酒のFBA納品プランを作成していると、

    危険物審査中の商品
    この商品は危険物審査が完了しましたが、商品を適切に分類できませんでした。この商品を適切に分類するために必要な情報をご提供ください。

    と表示されることがあります。

    上記の文章を言い換えると、Amzonが「この商品もしかしたら危険じゃない?危険じゃないことを証明する書類を提出して」ということです。

    とくに、

    • 蒸留酒
    • アルコール度数が高いお酒

    を出品する場合、お酒というより「危険物」と判断されてしまいます。
    この場合Amazonへ「安全データシート(SDS)」などの書類提出が必要です。

    安全データシートの提出方法

    ①「危険物」と検索

    まず、セラーセントラル右上の検索窓に「危険物」と検索。

    ②「ASINの検索」にチェックし、ASINを入力

    ヘルプページが表示されるので、「ASINの検索」にチェックして、「次へ」をクリックしましょう。

    ②「ASINの検索」にチェックし、ASINを入力

    ③ステータス確認

    次に出品する酒類のASINを入力し、「ステータスを確認する」の順番で進みます。

    ④安全データ(SDS)をアップロード

    ステータスを確認し「追加情報が必要です」と書いてあれば、安全データシートの提出が必要。

    その場合は、ヘルプページの下を見ると、「安全データ(SDS-Safety Data Sheet)または適用除外シートのアップロード」があるので、クリックしてください。
    (見当たらない場合は、もう一度検索窓から「危険物」と検索すると表示されます。)

    ④安全データ(SDS)をアップロード

    ⑤書類をアップロードをクリック

    次に画面右上にある「書類をアップロード」をクリック。

    ⑤書類をアップロードをクリック

    ⑥必要情報を入力&アップロード

    最後に、ASINを入力しSDSをアップロードします。
    そして言語をプルダウンから選択し、「アップロード」ボタンを押して終了です。

    ただ、提出する安全データシート(SDS)の書類にも条件があります。

    詳細については「Amazonでの危険物の出品・納品方法とは?【コンサル徹底解説】」を参考にしてください。

    Amazonで酒類を出品する際の注意点は?

    酒類を出品するときの注意点としては、

    • FBAの利用条件を知っておくこと
    • 出品禁止商品を知っておくこと

    となります。

    それぞれ次章から紹介するので、あわせて参考にしてくださいね。

    FBAの利用条件

    FBAを利用して「酒類」を出品するには、「蔵置所の設置」の手続きが必要です。
    蔵置所とはお酒を保管しておく場所ですね。

    ではなぜFBAを利用すると「蔵置所の設置」を手続きしないといけないかというと、酒税法に定められているためです。

    酒税法では、

    酒類販売免許を受けた販売場・製造場とは別の場所でお酒の在庫を保管する場合、蔵置所の設置届を所轄の税務署へ届け出る必要があります

    と書いてあります。

    言い換えれば、

    お店と別の場所でお酒を保管するなら、蔵置所を設置してあることを税務署へ届け出てね

    ということです。

    FBAを利用するということは、お酒をAmazonの指定倉庫へ保管することになると思います。

    つまり別の場所にお酒を保管するので、「蔵置所の設置」を税務署へ届け出る必要があります。

    具体的な申請方法については「酒類蔵置所の設置・廃止の手続き(国税庁)」を参考にしてください。

    出品禁止商品

    「お酒であればなんでも出品してOK!」ということではありません

    FBAで取り扱える「酒類」には、いくつか条件があります。

    まず、アルコール度数67%以上の商品はNG。
    あまりに度数が高いと、危険物になってしまうためです。

    さらに常温保管できない酒類も取り扱いができません。というのは、冷蔵・チルド保管など保管場所の指定ができないためです。

    また細かい条件ですが、

    • 「横置き」など取扱いに条件がないこと
    • アルコール度数24%以上の場合は、1パック5リットル以下にすること
    • パッケージにアルコール度数を目視で確認できること

    上記3つの条件をクリアしていないと、FBAを利用して出品することはNGです。

    まとめ

    Amazonでは、条件をクリアすれば「酒類」を出品・販売することは可能です。

    ただ、FBAを利用するなら「蔵置所の設置」を届け出る必要もあり注意が必要

    さまざまな条件があるので、必ずAmazonで定められたルールもあわせて理解しておくようにしましょう。

    とはいっても、

    いろいろルールを読んだけど、これで合ってるか不安

    お酒を販売しているけど、なかなか売上が伸びない

    と悩む方もいると思います。

    そんなときは、Amazon運用を代行する会社へ依頼しても良いと思います。
    理由はカンタンで、もし条件をクリアしていない状態でAmazonへ酒類を販売すると、アカウント停止などリスクがあるためです。

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    そこで紹介したいのが「そばに」です。

    そばにでは、Amazonでセラーとして活躍したプロが多数在籍。
    Amazonのことを熟知しているそばにでは、酒類販売などのサポートを行なっています。

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    監修者紹介

    佐藤 秀平

    代表取締役 CEO

    大阪府出身。学生起業でAmazon OEM自社ブランド事業を行いながらコンサルタントして活動。
    その後新卒で(株)船井総合研究所に入社し、Amazonを中心としたECコンサルティングに従事。
    独立し、ECコンサルとシステム開発を行う(株)NOVASTOを設立。
    その後「(株)そばに」にEC支援事業を移管。Amazon販売支援歴10年、Amazon プラチナム・パートナー・エージェンシー認定企業として累計800社のAmazon販売事業者様のサポートし、多数のベストセラー獲得商品、Amazon.co.jp販売事業者ワード受賞企業を複数輩出してきた実績を持つ。
    ゴルフパター練習機ブランド「PuttOUT」をM&Aで取得し、売上を1年半で10倍に成長させる。

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