【評価を上げて売上UP】Amazon出品者評価とは?獲得のコツや注意点を解説!
Amazonで商品を買うとき、レビューを参考にする方は多いです。
レビューは大きく分けて「出品者」と「商品」に対してあります。
どちらのレビューも購入の決め手になる可能性が高く、出品者にとっては大事な項目。
逆に低評価の嵐であれば、売上にもマイナス影響となる可能性は高いです。
そばにのAmazon支援サービス一覧紹介資料をダウンロードする。
そこで今回は「出品者評価」にスポットを当て、
- Amazonの出品者評価とは?
- Amazonで出品者評価を集めるメリット
- Amazon出品者評価を獲得する方法
- Amazon出品者評価の注意点
上記4点を中心に紹介します!
出品者評価が高ければ、間接的に売上アップの効果も期待できます。
ぜひこの記事を参考にして、売上アップを図りましょう!
Amazonの出品者評価とは?
Amazonの出品者評価の概要
出品者評価とは、
- 「連絡をしたらすぐに出品者から返信が来た!」
- 「この出品者からまた商品を買いたい!」
など、出品者に対しての評価です。
後述もしますが、出品者評価を増やすことで「信用度」と「売上」を上げることが期待できます。
出品者評価はどのように付けられる?
出品者評価は「星5点満点」で評価されます。
- 星1〜2:否定的
- 星3:普通
- 星4〜5:肯定的
と設定されており、「肯定的」な評価の数が出品者評価の欄にパーセンテージで記載されます。
言い換えれば、星「4」or「5」をつけてもらわないと、出品者評価は下がってしまうのです…。
出品者評価はどこに表示される?
出品者評価は「出品者情報」に表示されます。
ちなみに出品者情報とは、出品者名をクリックすると表示されるページです。
日付が新しい順番で「星の数」と「レビュー内容」並んでいます。
もちろん出品者だけではなく、ユーザーも出品者評価を見ることが可能。
商品レビューとの違いとは?
商品レビューは、
- 使いやすかった
- 価格の割に長持ちする
など、商品に対しての評価を指します。
評価する対象が異なる点が、大きな違いです。
Amazonで出品者評価を集めるメリット
「出品者評価」は「人」が「人」に評価をするレビューです。
良い評価だけなら問題ありませんが、悪い評価ばかり集まるとメンタル的にも悪影響。
しかし肯定的な出品者評価を集めることで大きなメリットが2つあります。
それが、
- カート獲得率アップ
- ユーザーからの信頼度アップ
です。
カート獲得率アップ
詳しい説明は省きますが、出品者は「カート」を獲得することが大切です。
カートを獲得すると、売上が大きく跳ね上がる可能性があるためです。
「ちょっと待って、そもそもカートってなに?」という方は「Amazon売上を上げる近道!ショッピングカートボックス取得率をアップさせる秘訣」を参考にしてくださいね。
カートを獲得できるのは原則1商品=1事業者。
出品者は一つのイスを奪い合う必要があります。
出品者評価を上げておくことで、カート獲得率がアップする可能性があります。
下記をご覧ください。
ショッピングカートボックスの獲得となるかどうかの判定には、注文不良率、キャンセル率、出荷遅延率が指標として使用されます。
これらの指標値が良ければ、ショッピングカートボックスの獲得となる可能性が高くなります。(引用:amazon seller central)
と、しています。
つまり「注文不良率・キャンセル率・出荷遅延率を良い数値にしておけば、カートボックスを獲得できるかもよ」ということです。
ここで大事なのは「注文不良率」で、顧客満足度を数値化した指標。
顧客満足度の評価は、
- 低評価率
- Amazonマーケットプレイス保証申請率
- クレジットカードのチャージバック率
を元に計算されます。
上記3つの「低評価率」が、「出品者評価」につながる項目です。
もし肯定的な「出品者評価」が多い場合、
「低評価率が下がる」
↓
「注文不良率も下がる」
↓
「カートボックスの獲得率も上がる」
となります。
逆に出品者評価が低ければ、カートボックス取得の可能性は下がります。
ユーザーからの信頼度アップ
たとえば同じ商品を販売している出品者が2人いて、
- ①高評価レビューが多い出品者
- ②レビューが何もない出品者
の場合、「①」から購入する人の方が多いはずです。
お買い物で失敗したくありませんから、より信頼の置ける方から購入したくなるのが普通でしょう。
つまり高評価レビューを多くすることで、ユーザーからの信頼度もアップ。
信頼度が上がれば、新規顧客の獲得や売上アップにもつながってくるでしょう。
そばにのAmazon支援サービス一覧紹介資料をダウンロードする。
Amazon出品者評価を獲得する方法を解説!
Amazonで出品者評価を獲得するのはかなり大変です。
まず出品者評価を書く人は「10人に1人」と言われています。
なぜ書く人が少ないかというと、ユーザーが評価を書いたからと言ってメリットがないためです。
つまり「わざわざ」出品者評価をするユーザーは少ない傾向にあります。
逆に、悪い評価は付きやすいです。
繰り返しますが、ユーザーが評価を書かないことで起こるデメリットはありません。
そのため「別に良くも悪くもないわ」という場合は、評価を書くこともないでしょう。
しかしユーザーが「不満だな」と思う点があれば、出品者評価に「ネガティブ」な意見が書かれる可能性は高いです。
このように出品者は「悪い評価の方が付きやすい」ということを理解するのが大事です。
出品者評価をもらう具体的な流れとは?
購入者が出品者評価を投稿するときは、2つの流れがあります。
①Amazonの自動メールから投稿
一つは商品を購入した人に対して、Amazonが「レビューしてくれません?」という自動メールを送ります。
出品者が「書いてやるか」となれば、出品者評価を獲得することが可能。
この場合、出品者はとくに対応する必要はありません。
②購入者が出品者に依頼
もう一つの方法は出品者が購入者へ「レビュー書いて欲しいんですが…」と依頼する方法です。
購入者へ「買ってくれてありがとう!」というサンクスメールを送るときに、「ついでにレビューも」とお願いするのが一般的。
どのように購入者へメールを送るかは、下記を参考にしてください。
①セラーセントラルへログイン
②「注文管理>購入者名をクリック>その他からメッセージを送信」
の順番で進めます。
一度「サンクスメール」を作成すると、使い回しもできます。
とくにレビュー数が少ない新規出品者にオススメの方法です。
このときに注意するのが、あくまで「書いてください」というお願いにとどめること。
メールの内容で、
- 高評価のレビューを書いてくれれば1万円贈呈します!
- レビューを書いたらおまけをあげます!
などは禁止。
さらにサンクスメールは1件の注文につき、1回のみです。
レビューを書いてもらえないからと言って、何度も送ってはいけません。
高評価をもらい続けるコツとは?
高評価をもらい続けるには、
- 商品と商品ページの内容が合っているか
- 中古品の場合は、コンディションが一致しているか
- 発送や問い合わせは迅速に対応
上記3つを意識することが大切です。
商品と商品ページの内容が合っているか
極端な例ですが、「1Lの水」を販売しているのに、商品説明で「2Lの水」と書いてあったらマズイですよね。
そのほかにも商品説明では「この機能がついている」と説明しても、じっさいの商品には機能がついていなかったりすると低評価の元です。
そうならないように、商品と商品ページの整合性が取れているかを意識しましょう。
中古品の場合は、コンディションが一致しているか
たとえば中古品のコンディションを「新品に近い」としたのに、じっさいはボロボロだったら低評価が付くでしょう。
より良く見せたいという気持ちもわかりますが、後々のトラブルの元です。
じっさいのコンディションを正直に書いておきましょう。
発送や問い合わせは迅速に対応
発送や問い合わせはできる限り迅速に対応です。
通常「2〜3営業日に発送」と書いてあるにもかかわらず、到着したのが2週間後だと、ユーザーも不満を抱えるでしょう。
さらに問い合わせをしてから3日経過してやっと返信が来た場合も、ユーザーのフラストレーションは溜まりやすい傾向に。
そうならないよう、ユーザー対応はできる限り迅速に対応しましょう。
Amazon出品者評価の注意点をご紹介!
原則「出品者評価」は消去できません。
出品者が自由に消去できると、良い評価だけを残してしまい、ユーザーは正確に判断できないためです。
ただ、「☆1〜2」など低い評価に加えて、下記の内容が含まれている場合消去可能です。
- 評価にわいせつな言葉が含まれている
- 評価に個人情報が含まれている
- 全体的な評価が商品レビューである
さらに、評価の内容が「Amazonから出荷した注文」「カスタマーサービス」に関する内容でも消去されます。
確かにAmazonから出荷した商品にも関わらず「発送がすごい遅かった!」と言われても、出品者にはどうしようもありません。
「これはさすがに出品者に責任ないでしょう…」という場合は、評価を削除できる可能性が高いです。
その場合は、下記を参考に削除依頼してみましょう。
出品者評価の削除方法
まずはセラーセントラルへログインし、トップページへ進んでください。
その後の流れは下記のとおり。
①「評価」をクリック
「セラーセントラル>パフォーマンス>評価」の順番で進めましょう。
②「削除を依頼」を選択
削除を申請したい評価のアクション欄から「削除を依頼」を選択。
③「はい」を選択
削除基準を確認して、「はい」を選びましょう。
ここまでできたら、後は待つだけです。
Amazonの自動判定システムで「削除対象!」ということになれば、すぐに削除されます。
もし削除されなかった場合は、自動判定システムで対象になっていない可能性があります。
その場合は、Amazonテクニカルサポートへ連絡して依頼することを検討しても良いでしょう。
まとめ
Amazonにおける「出品者評価」は、カートボックス取得など売上にも関わる大事な項目。
日頃から悪い評価が付かないよう心がけておきましょう。
そのためにはユーザー目線に立つこと、そして真摯に対応することも大事です。
また、削除可能な出品者評価は削除してしまいましょう。
見た目的にもスッキリしますし、良い評価が多くなればユーザーも「この出品者は良さそうっぽい」となる可能性も。
とは言っても、
「ぜんぜん出品者評価が付かない…」
「出品者評価が悪いことだらけ」
「出品者評価の削除方法がわからない」
など、悩む方もいると思います。
そんなときは、Amazon運用を代行する専門会社へ依頼するのも一つの手です。
評価のことが気になって、肝心の商品開発・販売がおろそかになると売り上げがズルズルと下がってしまいます。
そばにのAmazon支援サービス一覧紹介資料をダウンロードする。
私たち「そばに」では、Amazonのことを熟知したプロたちが、出品者評価などトータルでサポートすることが可能です!
「出品者評価を増やして売上に貢献させたい!」という方は、ぜひ下記のボタンから「そばに」へお問合せください。
◆お電話・WEBからのお問い合わせはこちら
Amazon専門の運用スペシャリストによる売上UPをご希望の企業様はお気軽にご相談ください。
コンサルティング・運用代行・広告運用のサービスや事例に関する質問/相談はこちら↓
※設定や手続きなどのご不明点はこちらからテクニカルサポートにお問い合わせください。
※お電話からのお問い合わせは初めに一次受付にてご対応となります。
大阪府出身。学生起業でAmazon OEM自社ブランド事業を行いながらコンサルタントして活動。
その後新卒で(株)船井総合研究所に入社し、Amazonを中心としたECコンサルティングに従事。
独立し、ECコンサルとシステム開発を行う(株)NOVASTOを設立。
その後「(株)そばに」にEC支援事業を移管。Amazon販売支援歴10年、Amazon プラチナム・パートナー・エージェンシー認定企業として累計800社のAmazon販売事業者様のサポートし、多数のベストセラー獲得商品、Amazon.co.jp販売事業者ワード受賞企業を複数輩出してきた実績を持つ。
ゴルフパター練習機ブランド「PuttOUT」をM&Aで取得し、売上を1年半で10倍に成長させる。