ECカートシステムの選び方完全攻略ガイド【おすすめ3社徹底比較】【Shopify,BASE,STORES】
こんにちは!Amazon専門コンサルティングカンパニー「株式会社そばに」コラム編集部です!
今回は、公式YouTubeチャンネル「ECコンサルタント佐藤の【コマースの教科書】」より、「
この記事では、1分で分かる動画のポイントをサマリでお届けします。
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動画のまとめ
ECプラットフォームは、企業や個人がオンラインで商品やサービスを販売するための重要なサービスです。
適切なプラットフォームを選ぶことで、ビジネスの成長や顧客満足度を向上させることができます。
今回は、代表的なECプラットフォームであるShopify、BASE、STORES、EC Forceの特徴とメリットを詳しく解説します。
各プラットフォームは、対象とするユーザーや提供する機能、コストにおいてそれぞれ異なる強みがあります。
ビジネスモデルやニーズに最適なプラットフォームを見つけるための参考にしていただけると幸いです。
カートシステムの選択は、ビジネスの規模やニーズに応じて異なります。主要な選択肢として、Shopify、BASE、STORES、EC Forceの4つを比較してみましょう。
Eコマースプラットフォームとは?
Eコマースプラットフォームとは、ECサイト(電子商取引サイト)を構築・運営するための基盤となるシステムやソフトウェアです。
ECサイトに必要な機能が標準的に組み込まれており、技術的な知識がなくても効率的にECサイトを立ち上げ・運営することができます。
ECプラットフォームには、次のような機能が備わっています。
- 商品のカート機能
- 決済システム
- 在庫管理
- 顧客管理
- 注文管理
- 集客や分析機能
各プラットフォームにより提供しているサービスも変わってきます。
Shopify
対象
- あらゆる規模のEC事業者
Shopifyは、あらゆる規模のEC事業者に最適なプラットフォームです。
小規模なスタートアップから大規模な企業まで、誰でも簡単にオンラインストアを構築し、運営することができます。
- 本格的にEC事業を展開したい企業
特に、本格的にEC事業を展開したい企業にとっては、その高い拡張性と豊富な機能が魅力です。
初心者にも使いやすい直感的な操作性を提供しつつ、成長とともに必要となる高度な機能も揃っています。
Shopifyは、初期段階から成長期、そして拡大期まで、どのフェーズでも頼りになるパートナーとなるでしょう。
特徴
- 拡張性が高く、さまざまなプラグインやアプリで機能を追加できる
Shopifyの特徴は、その高い拡張性と柔軟性です。
数千種類ものプラグインやアプリを利用して、基本機能を強化し、カスタマイズすることが可能です。
- 多様なプランがあり、事業の成長に応じて柔軟に対応可能
事業の成長に応じて選べる多様なプランが用意されており、最適なコストで必要な機能を利用できます。
- メタ広告やGoogle広告との連携
メタ広告やGoogle広告との連携が強力で、マーケティング活動も効果的に行えます。
- グローバルな視点での機能が充実
グローバル市場を視野に入れた機能も充実しており、多言語対応や国際配送オプションなど、海外展開を考える企業にも理想的です。
メリット
- 広告連携が簡単で効果的
Shopifyの最大のメリットの一つは、広告連携が非常に簡単かつ効果的である点です。
メタ広告やGoogle広告とのシームレスな連携により、ターゲットユーザーへのリーチが容易になります。
- 多様な決済手段や拡張機能が利用可能
StripeやPayPalを含む多様な決済手段が利用可能で、顧客の購買体験を向上させます。
- 顧客管理(CRM)やマーケティングの機能が充実している
顧客管理(CRM)やマーケティングの機能が充実しており、リピーター獲得や売上向上に寄与します。
EC事業者は本業に専念しながら、効率的かつ効果的なオンラインビジネスの運営が可能となります。
BASE
対象
- 小規模事業者や個人事業主
BASEは、小規模事業者や個人事業主に最適なECプラットフォームです。
特に、初めてECサイトを開設する人にとって、その使いやすさと手軽さが魅力。
- 初めてECサイトを開設する人
BASEは、アカウント作成からサイト運営まで、全てのステップを簡単に行えるよう設計されています。
これにより、オンラインショップを初めて運営する人でも、手軽に始めることができます。
また、限られた予算でビジネスを展開したい小規模事業者にとっても、コストパフォーマンスの高い選択肢となるでしょう。
特徴
- アカウント無料で簡単にスタートできる
BASEの特徴の一つは、アカウント作成が無料である点です。
誰でも簡単にスタートでき、初期費用を抑えた運営が可能です。
- 低コストで始められ、上位プランも充実
また、低コストで始められる基本プランに加え、事業の成長に応じた上位プランも充実しています。
- 日本国内向けのサービスが豊富
日本国内向けのサービスが豊富で、国内市場に焦点を当てたビジネスに最適です。
例えば、国内の配送業者との連携や、国内顧客向けの支払いオプションが充実しており、日本市場での販売活動をスムーズにサポートします。
メリット
- 初心者に優しい、簡単なセットアップ
BASEのメリットは、初心者に優しい簡単なセットアッププロセスにあります。直感的な操作でサイトを構築できるため、技術的な知識がなくても安心して利用できます。
- 多様な連携サービス(ポップアップストア、撮影サービス、パッケージ制作など)
さらに、多様な連携サービスが利用可能で、ポップアップストアの開催やプロの撮影サービス、パッケージ制作など、ビジネスの成長を支援するツールが豊富です。
- 小規模での利用に最適
これにより、小規模での利用に最適な環境が整っています。特に個人事業主や小規模事業者にとって、BASEは手軽で効果的なECサイト運営のパートナーとなるでしょう。
STORES
対象
- 店舗を持つ事業者
STORESは、実店舗を持つ事業者や、店舗の延長としてECサイトを運営したい人に最適なECプラットフォームです。
既に店舗ビジネスを展開している事業者が、オンラインでも販売を拡大したいと考えた際に、そのニーズに応える設計となっています。
- 店舗の延長としてECサイトを運営したい人
STORESは、店舗とECのシームレスな統合を可能にし、オフラインとオンラインの販売チャネルを効果的に連携させることができます。
これにより、顧客に一貫した購買体験を提供し、ビジネスの成長を促進します。
特徴
- Googleとの連携が強力
STORESの特徴は、Googleとの強力な連携にあります。
Googleマップやショッピング広告との統合がスムーズに行えるため、オンライン上での集客や販促活動が効果的に行えます。
- 店舗のレジ機能との連携が可能
また、店舗のレジ機能との連携が可能で、実店舗での販売データをECサイトと一元管理できます。
在庫管理や売上分析が一体化され、効率的なビジネス運営が実現します。
- 店舗ビジネスとECを統合しやすい
さらに、店舗ビジネスとECを統合しやすい設計となっており、既存のビジネスモデルを崩さずにオンライン展開を進められる点が魅力です。
メリット
- 店舗とECの連携が簡単
STORESのメリットは、店舗とECの連携が簡単に行える点です。
例えば、店舗での販売データをリアルタイムでECサイトに反映させることで、在庫切れや重複販売を防ぎます。
- Googleマップやショッピング広告との連携が可能
また、Googleマップやショッピング広告との連携が可能で、ローカル検索やオンライン広告を通じて、より多くの顧客にリーチできます。
これにより、店舗ビジネスに最適なオンライン戦略を構築できます。
- 店舗ビジネスに最適
特に、実店舗を中心としたビジネスモデルを持つ事業者にとって、STORESはオンラインとオフラインの融合を容易にし、ビジネスの拡大を支援する強力なツールとなるでしょう。
EC Force
対象
- D2Cブランド
EC Forceは、特にD2C(Direct-to-Consumer)ブランドや単品通販、リピート通販に強みを持つ企業を対象としたECプラットフォームです。
D2Cブランドは、自社商品を直接消費者に届けるビジネスモデルであり、顧客との関係を重視します。
- 単品通販、リピート通販に強みを持つ企業
そのため、顧客データの管理やマーケティングの最適化が重要です。
EC Forceは、これらのニーズを満たすために設計されており、リピート購入を促進する機能や、単品商品の販売に特化したツールを提供します。
これにより、D2C企業は効果的に顧客基盤を拡大し、ビジネスの成長を加速させることができます。
特徴
- 高機能で多機能
EC Forceの最大の特徴は、その高機能で多機能なプラットフォームです。コストは高めですが、その分多くの標準機能を提供しています。
- コストは高いが、その分多くの標準機能を提供
例えば、詳細な顧客分析ツールやマーケティングオートメーション機能、リピート購入を促すためのサブスクリプション管理機能などが含まれます。
- D2C向けの特化した機能が豊富
さらに、D2C向けに特化した機能も豊富で、ブランドのストーリーを伝えるためのコンテンツ管理システムや、ブランド独自のユーザー体験を提供するためのカスタマイズオプションも充実しています。
これらの機能により、EC Forceは高度なビジネス要件にも柔軟に対応できるプラットフォームとなっています。
メリット
- 高度な機能と拡張性
EC Forceのメリットは、その高度な機能と拡張性です。
高機能なプラットフォームは、D2Cビジネスに最適な設計となっており、細かなニーズにも対応可能です。
例えば、マーケティングオートメーションを活用して顧客ごとに最適なプロモーションを展開したり、詳細な顧客分析を通じてリピート購入を促進したりすることができます。
- D2Cビジネスに最適な設計
また、拡張性が高く、事業の成長に応じて新たな機能を追加したり、既存のシステムと連携したりすることも容易です。
このように、EC ForceはD2C企業が持つ特有のニーズに応え、競争力を強化するための強力なツールを提供します。
結論
それぞれの特徴を理解し、自身のビジネスの規模やニーズに最適なカートシステムを選ぶことが重要です。
Shopify
Shopifyは、本格的にEC事業を展開したい企業に最適なプラットフォームです。
その強みは、豊富なプラグインやアプリによる高い拡張性、多様な料金プラン、そして強力なマーケティングツールにあります。
特に、メタ広告やGoogle広告とのシームレスな連携は、マーケティングの効果を最大化するのに役立ちます。
また、グローバルな視点での機能が充実しているため、海外市場への展開もスムーズに行えます。
Shopifyは、成長するECビジネスのニーズに応じて柔軟に対応できる点が魅力です。
BASE
BASEは、初めてECサイトを開設する小規模事業者や個人事業主に最適なプラットフォームです。
アカウントの開設が無料で、簡単にスタートできる点が特徴です。
低コストで始められるうえ、必要に応じて上位プランも利用可能です。
また、日本国内向けのサービスが豊富で、国内市場に特化したECサイト運営が可能です。初心者に優しいセットアップと多様な連携サービスにより、スムーズにECビジネスを始めることができます。
BASEは、個人など小規模での利用に最適です。
STORES
STORESは、店舗を持つ事業者がECサイトを運営するのに最適なプラットフォームです。
Googleとの連携が強力で、店舗のレジ機能との連携も可能です。
これにより、店舗ビジネスとECを統合しやすくなっています。
Googleマップやショッピング広告との連携により、オンラインとオフラインの両方で顧客を効果的に引きつけることができます。
店舗ビジネスをベースにしたEC展開を検討している事業者にとって、STORESは非常に有用なツールとなります。
EC Force
EC Forceは、高度な機能と多機能を求めるD2Cブランドに最適なプラットフォームです。
単品通販やリピート通販に強みを持つ企業に向けて設計されており、豊富な標準機能を提供しています。
マーケティングオートメーションや詳細な顧客分析ツール、サブスクリプション管理機能など、D2Cビジネスに必要な機能が充実しています。
コストは高めですが、その分、ビジネスの成長を支援するための強力なツールを提供します。
EC Forceは、D2C企業が競争力を強化するための最適な選択です。
いかがでしたしょうか?
ビジネススタイルや顧客へのアプローチ、今後の展開を見据えたプラットフォームを選ぶことで、ECサイト運営にも繋がります。
今回は、各プラットホームを比較してみました。
また動画では、コンサルタント目線での本音もお話ししています。
ぜひご覧ください。
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監修者紹介
佐藤 秀平
代表取締役 CEO
株式会社そばに 代表取締役 CEO。
大阪府吹田市出身。大阪教育大学卒。
学生起業でAmazon EC事業を立上げ、メーカー在庫処分品販売・OEM商品販売・食品ブランド販売を行い、販売事業者とコンサルタントして活動。その後新卒で株式会社船井総合研究所に入社し、Amazonを中心としたECコンサルティングに従事。
その後独立し、ECコンサルティングとシステム機開発を行う株式会社NOVASTOを設立。その後老舗味噌屋をM&Aし、「株式会社そばに」に社名変更し、EC支援事業を移管。
Amazon販売支援歴10年、累計600社のAmazon販売事業者様のサポート行ってきた実績を持つ。