【セラー向け】2022年度版のAmazonプライムデー対策方法とは?
年一度のAmazon内のビックイベント、その名も「プライムデー」
多数の商品が通常より安い価格(約20%~50%OFF)で販売されるだけでなく、ポイント還元も最大12%になる期間のこと。
プライム会員というAmazonに対するロイヤリティの高いユーザーに対して、セールスを行えるビックチャンスです。
多くのセラーさんにとって大きく稼げるタイミングのひとつだと思います!
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今回は、そんなAmazonプライムデーの「今年度版の」対策方法をセラー向けに発信します。
直前になっても有効な方法なので、チェックがてらに最後までお付き合いください!
では早速、一緒に見ていきましょう。
Amazonプライムデーはいつ開催??
そもそも、今年のプライムデーはいつ開催か正確にわかりますか?
「えっと…7月の…いつやった?」というセラーさんもいらっしゃるのと思いますのでもう一度確認しておきましょう。
7月12日(火)0時00分 ~ 7月13日(水)23時59分
であると予想されているようです!
となると、着々と準備をすすめなければなりませんので、具体的な対策を以下で解説しちゃいます!
Amazonプライムデーの対策ってどんなことすればいい?
「プライムデーは嬉しいイベントだけど、どんな対策をしようか…」とAmazon出品者の頭を悩ませているのではないでしょうか。
そんな出品者様のために、プライムデー出稿商品・非出稿商品の対策方法を紹介します!
Amazonプライムデー出稿商品の対策は?
①「利益を増やしたいASIN」と「トップラインをあげたいASIN」を分ける
そもそもASINとは、Amazonが独自に設定、管理している商品コードです。
Amazonで出品される全ての商品に割り当てられるもので、「B0」から始まる、基本は10ケタの英数字の羅列になります。
自社の出品・管理しているASIN(出品商品)を、「利益を増やしたいASIN」と「トップラインをあげたいASIN」(売上をあげる)を分ける作業を行います。
②どちらも共通で商品ページの見直しを図る
- 利益を増やしたいASIN
- トップラインをあげたいASIN
のそれぞれの商品ページの見直しする必要があります。
- 商品画像
- 商品名
- 商品情報
- 商品紹介コンテンツ(A+)
具体的には上記のような部分です。
特に商品画像のスマホ対応は優先度高めで行う必要があります。この機会、動画も追加すると尚良しですね!
③利益を増やしたい(減らしたくない)ASINは広告プランの入札設定を「アップを外す」
プライムデー時期において、露出を増やすことは最重要ポイントです。
一方で、同じように考えるセラーは多く、多くの注目が集まるタイムセール時期は広告費の入札単価も高騰し、結果として利益を減らすことに繋がります。
それでも弊社の基本スタンスは、セール時期には収益度外視でも販売数を積み上げることです。
しかし、全ての会社さんがそうしなくてはいけないわけではありません。
意図しない広告費の増大を防ぐためにも、利益を増やしたい(減らしたくない)ASIN(商品)は、広告プランの入札設定を「アップを外す」必要があります。
商品の売上に対する広告費を下げることで、利益を確保できます。
具体的な方法としては、スポンサープロダクト/ディスプレイ広告の入札戦略を「動的な入札- アップとダウン」以外に設定することです。
この設定にすると、販売につながる可能性が高いクリックについてはリアルタイムで入札額が自動的に引き上げられ、売上につながりにくいクリックについては入札額が引き下げられます。
- 動的な入札- ダウンのみ
- 固定入札額
に設定すると、ROASを維持することができます。
④トップラインをあげたいASINは広告プランの入札をアップさせる設定を入れる
プライムデー時期において、トップライン(売上)をあげたいASINは広告プランの入札設定をアップさせる設定を入れる。
具体的には、先程説明したスポンサープロダクト/ディスプレイ広告の入札戦略を「動的な入札- アップとダウン」に設定することで、トップラインを確保できます。
ROASが下がり(ACoSは上がり)ますが、売上は確保することができます。
より具体的な施策については、ビッグセール時のキャンペーン最適化方法については以下のamazon adsのサポートページを参考にしてみてください!
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⑤スポンサーブランド広告をやっていない場合は、面をとにかく押さえるべく出稿を増やす
Amazonプライムデーにおける出稿したほうが良い広告は以下のとおりです。
- Amazonスポンサープロダクト/ブランド広告
- Amazonディスプレイ/動画広告
- Amazonストア広告
ですが、スポンサーブランド広告をやっていない場合は、面をとにかく押さえるべく出稿を増やす必要性があります。
プライムデーにおいては、プライム会員を中心とした大勢のユーザーに対して商品をリーチできる絶好の機会という理由からです。
そこで、プライムデーに合わせて、あらゆる事業者が広告の入札金額を上げてくるので、それと同じか以上で広告費を用意しておく必要があります。
※ただし、まだASINパワーが弱い場合において、Amazon.co.jpの予算ルールが機能しないことがあります。その場合は、マニュアルキャンペーンでメインKWを手動で入札金額をMAXまで上げて別キャンペーンで設定する。
Amazonプライムデー“非”出稿商品の対策は?
プライムデーに出稿しない商品でも、プライムデーの恩恵を受けることができます。
そのための対策を以下で紹介致します。
①自社セールを行う
まずは自社セールを行うことが重要です。
割引クーポンの発行・ポイント付与などを活用して、お得感を出すことができます。
その際は、割引率はプライムデー下限割以上で設定することです。
②その他ポイント付与などを検討する
ポイントバッチが無くなったので効果はあまり期待できませんが、購入への後押しとなることは間違い無いです。
Amazonプライムデー対策のまとめ
いかがでしたでしょうか? Amazonプライムデーの直前でもできうる対策を紹介してみました。
プライムデーにおいて、事業者様の出品する良い商品たちが、適切なユーザーにより多く購入されることを願っています。
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Amazon運用コンサル「そばに」では、プライムデーの対策・戦略についてのご相談もお待ちしております。
- 初めてのプライムデーでどうしたら良いかわからない
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- この機に商品ページの改善やブラッシュアップを行いたい
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大阪府出身。学生起業でAmazon OEM自社ブランド事業を行いながらコンサルタントして活動。
その後新卒で(株)船井総合研究所に入社し、Amazonを中心としたECコンサルティングに従事。
独立し、ECコンサルとシステム開発を行う(株)NOVASTOを設立。
その後「(株)そばに」にEC支援事業を移管。Amazon販売支援歴10年、Amazon プラチナム・パートナー・エージェンシー認定企業として累計800社のAmazon販売事業者様のサポートし、多数のベストセラー獲得商品、Amazon.co.jp販売事業者ワード受賞企業を複数輩出してきた実績を持つ。
ゴルフパター練習機ブランド「PuttOUT」をM&Aで取得し、売上を1年半で10倍に成長させる。