Amazon販促はプレスリリースが有効?!詳細や特徴とオススメプレスリリース3選
お世話になっております。
株式会社そばにAmazonコンサルタントの若月です。
当サイトをご覧頂きありがとうございます。
今回は、Amazonの初期販促で有効な「プレスリリース」について書いていきます。
Amazonの新規出品時、販促の方法って難しいですよね。
弊社でも、
「どうやったら売れるんだろう?」
「他のモールでは売れているのにAmazonだけは伸び悩んでいる」
「Amazonってブランド認知されないんでしょう?」
というご相談もよく受けます。
なので、今回はAmazon販促で有効施策になるプレスリリースについて書いていきます!
1.Amazonでの販促の方法とは?
Amazonを運営するにあたって、よくご相談頂く内容にはなります。
まず売れるようにするために出来る施策は下記4つ。
①Amazon内広告 ②外部広告 ③タイムセール各種 ④プレスリリース |
となります。
1つ1つ簡単に説明すると、
①Amazon内広告
こちらはAmazonの中で、特定のキーワードもしくは商品、カテゴリにターゲティングをして配信をする広告になります。
ページ上部に掲載されるため、こちらは欠かせない施策となってきます。
Amazonの広告については別コラムにて、詳細の説明をさせて頂いておりますので、ご興味のある方はぜひご覧ください!
▶Amazonでかけるべき広告とは?種類と特徴、適切な広告運用の方法を解説します。
②外部広告
こちらはGoogle広告やFacebook広告、Yahoo広告などを指します。
Amazon外でも露出面を取りに行くという意味合いでかけていくメリットがあります。
また、アメリカからの流れにはなりますが、外部流入スコアが重要視されるようになってきたとともに、外部流入からの購入の場合は販売手数料が最大半額になるということも発表されたため、こちらは早めから準備が出来ておくと良いでしょう。
また、それ以外のメリットとしてもCPCが安いなどあるので、販促の一部に入れられることをオススメします。
こちらはまた詳細をコラムにしますね!
③タイムセール各種
いわずもがなタイムセールはセッションも集まりやすくなる販促の1つです。
参加要件などはセールに応じて変わってきますが、4000-16000円ほどで出稿可能になります。
こちらも細かくコラムにまとめておりますので、ご確認くださいませ!
▶[2022年最新版]Amazonタイムセールで売り上げアップ!
④プレスリリース
こちらが今回の本題!
第2項からしっかりと解説していきます!
2.プレスリリースとは?
まず、プレスリリースの概要から書いていくと、「プレス(press / 新聞・新聞社)」と「リリース(release / 発表・公開)」の造語です。
こちらは自社の商品をメディアで取り上げてもらい、第三者の報道を通じて認知を広げていくという意味合いがあります。
「認知を広げるって広告と違うの?」
というご意見も頂くのですが、広告との圧倒的な差は”半永久的に”掲載されるということです。
まず、企業やまとめページを運営している運営者に対して、商品の情報や良さを伝えることが出来、掲載してもらえる可能性があるというものになります。
3.有効な理由とは?
Amazon内ではブランディングはなかなか難しいもの。
しかしながら、プレスリリースを活用することで、多方面で商品が掲載されるようになります。
こちらは弊社で運用した事例になりますが、
======== ■配信サイト:PR TIMES ■配信から経過期間:30日 <主な結果> ・記事ページビュー:1,984 ・記事訪問者数:1,973 ・記事転載サイト:48サイト ・記事フォロワー:4 ・問い合わせ: 無料掲載 ・6件 有料オファー ・2件 ======== |
という形になりました。
掲載料が33,000円なので、単純計算でのCPCが16.6円と、広告運用をするよりも効果も高いと考えてみると費用対効果もとても良いものとなりました。
正直、他媒体での掲載を考えるともっと閲覧数は伸びていると推測されます。
まとめ記事に掲載されたりもありそうだったので、販促施策としてはとても有効と見ています。
また、Amazonの商品ページだけだと伝えきれない良さもかけることもメリットですね!
記事LPの代用として使用するのもとても有効だったので、使用用途としても販促としてはとてもオススメです。
4.プレスリリースで押さえるべきポイント3点
プレスリリース配信をする際に、押さえるべきポイントが3点あるので、そちらを軽く触れておきます。
①提携先の強さと掲載メディア数 ②費用感 ③掲載時のサポート |
1つずつ説明をしていきます。
①提携先の強さと掲載メディア数
こちらは1番重要と言える部分です。
提携メディアが少ないところで掲載をしたところで、他媒体への掲載はなかなか見込めないのが事実です。
なので、出来るだけ提携先が多く、尚且つその提携先の信憑性の高さは見るべきでしょう。
(そもそも知らない媒体で商品紹介されてもなかなか認知って広がらないですよね;;笑)
また、相性ということも重要となります。
提携メディアに女性向けメディアが多い場合があったとしましょう。
そこに男性向けの物を販売したとして。
結果はわかりきったことですよね。
自社商品の相性が良いメディアがあるところを選ぶことがとても重要になります。
②費用感
2つ目は掲載する際の費用になります。
プレスリリースの平均額としては2-3万円程度ですが、高いメディアによっては大幅に上回ることがあります。
また、商品点数が多い場合には月額や年額で無制限定額プランなども用意しているサービスもあるので、そちらを検討するのも良いでしょう。
自社の商品量に応じて、選ぶのも1つですね。
③掲載時のサポート
プレスリリース配信サービスの中には、色々なサポートが付いています。
通常以外にもオプションなどでもあるので、ライティングに不安があったりしても安心なサポートもあるので確認すると良いでしょう。
サポートとしては下記があります。
・記事代行サービス
担当者と話をして、記事そのものを書いてもらうというサポート
こちらはオプションのパターンが多いですが、1-5万円の時が多いです。
・添削サービス
こちらは1度書いた記事に関して、プレスリリースとして良いように添削をしてくれるサポートです。
月額などで契約をする際にはオプションではなくついてくることが多いです。
ただ、単発契約でもついているところもあるので、必要な場合は確認しましょう。
・掲載サポート
こちらはメディアへ記事掲載するよう担当者が個別に働きかけるというサポートになります。
広報担当者がいなかったり、経験の浅い担当者でも効果的にプレスリリースが配信できるサポートが充実しているので、自社の状況に応じて選ぶことが重要になってきます。
5.おすすめプレスリリース3選
今回はオススメのプレスリリースを3つほどお伝えできればと思います。
①PR TIMES
こちらは配信件数が国内最多、シェアNo.1で、メディア掲載量もとても多い最大手プレスリリースサービスです。
新聞社やテレビ局も提携しており、上場企業の43%超が利用しているというサービス。
これだけだと
「埋もれてしまうのでは?」
と思われる方もいるかもしれないですが、実際にPR TIMESのリンクから確認して頂ければわかります。
大手のプレスリリース記事はかなり短文が多いという印象を受けると思います。
つまりは、しっかりと書けば書くほど差別化が出来るのです!
その際に、記事添削や配信後の効果測定機能なども充実しているため、結果が目に見えてわかりやすいというのも特徴です。
また、月1億PVを超えるWebサイトとの提携があったり、SNSを使用した配信を積極的に行っているため、SNSでの拡散も狙えるのが良いポイントです。
PR TIMESのおすすめポイントとしては
①配信件数が国内最多でシェア1位を獲っている
②差別化が図りやすい
③大手との提携も狙える可能性あり
④Twitterや大手Webサイトでの掲載の可能性が多くある
料金体系
3万円~
②@ press
こちらは「日本で一番取材に繋がる」と謳っているプレスリリース配信サービスです。
@Pressは1配信当たりの平均記事掲載数が圧倒的に高い事が証明されています。という風にHPでは出ていますね!
というのも、配信先にWEBメディアから新聞・雑誌・通信社・TV・ラジオ・フリーペーパーという幅がある為、商材によってアプローチを変えられるのが理由です。
また、@pressはプレスリリース配信サービスの中で唯一記者目線による原稿チェック&配信リストの作成が行われるのも特徴。
配信リストは正直掲載メディア獲得には大きいポイントです。
また、1番特筆すべきはFAX配信をやっているということですね。
@ pressのおすすめポイントとしては
①記者がプロの目線で記事チェックをしてくれる
②配信リストの作成をしてくれる
③FAX配信も料金内に含まれている
という感じです。
料金体系
3万円~
③valuepress
こちらは約70,000社が登録している日本一利用者数が多いサービスです。
中小企業の利用が多く見られますが、何よりの特徴は料金が安価ということが言えるでしょう。
ライターさんの添削もプラン内に含まれています。
こちらのすごいところは定額制継続課金プランもスポット配信の金額と変わらないところ。
しかも、そちらのプランだと原稿作成に関してもプラン内に含まれてきます。
valuepressのおすすめポイントとしては
①配信量が多い場合には無制限プランでも安価
②原稿作成が月額であればプラン内に含まれている
③効果測定がしやすい
という形ですね。
料金体系
3万円~
6.まとめ
いかがだったでしょうか。
Amazonの販促としてプレスリリースはかなり有効な施策となってきます。
自社商材によって相性もあるので、まずは各サービスを確認してみると良いでしょう。
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大阪府出身。学生起業でAmazon OEM自社ブランド事業を行いながらコンサルタントして活動。
その後新卒で(株)船井総合研究所に入社し、Amazonを中心としたECコンサルティングに従事。
独立し、ECコンサルとシステム開発を行う(株)NOVASTOを設立。
その後「(株)そばに」にEC支援事業を移管。Amazon販売支援歴10年、Amazon プラチナム・パートナー・エージェンシー認定企業として累計800社のAmazon販売事業者様のサポートし、多数のベストセラー獲得商品、Amazon.co.jp販売事業者ワード受賞企業を複数輩出してきた実績を持つ。
ゴルフパター練習機ブランド「PuttOUT」をM&Aで取得し、売上を1年半で10倍に成長させる。