プロ向けのまつ毛エクステンション商材で国内シェア約7割を誇る総合美容企業、HISTORIC株式会社。
近年は『1秒まつエク』や『剥がせるネイル(PEEL OFF MANICURE)』など、コンシューマー向けのヒット商品を次々に立ち上げていますが、Amazonでの売上拡大と社内リソースの確保という、多くのメーカー企業が直面する課題を抱えていました。
他社支援会社からのリプレイスとしてAmazon運用代行・コンサルティングの「株式会社そばに」を選定後、的確な広告運用と“当たり前を徹底する”基本施策により、導入からわずか3ヶ月で売上約250%成長という成果を実現。同時に、データ分析から施策実行までを「そばに」が担うことで、社内担当者がブランド戦略や商品開発といった本来の業務に集中できる体制が整いました。
本記事では、この成長を支えた戦略と運用体制づくりについて、同社担当者への取材をもとに詳しく紹介します。

HISTORIC株式会社のショールーム。プロ用まつ毛商材からコンシューマー向けコスメまで、多彩なブランドが並ぶ
早期の売上拡大と、社内担当者の運用負担軽減。2つの課題
HISTORIC株式会社は、元々アイリスト向けのプロ用まつ毛エクステ商材が売上の大半を占める、業界のリーディングカンパニーです。国内シェアトップクラスの実績を持つ一方、近年注力しているコンシューマー向け商材においては、Amazonでのシェア獲得や効果的な売り方に課題を感じていました。
「会社としては、早期に売上を伸ばしたいフェーズにありました。ただ、以前依頼していた支援会社はAmazon運用の知見があまり深くなく、SEO対策のタイトル設計や商品画像の制作などは、結局自社側で考えなければならない状況が続いていました」(HISTORIC株式会社 鶴岡様・高木様)
さらに、Amazonスポンサー広告の運用は、常に試行錯誤が求められる領域です。社内のAmazon担当者がその対応にかかりきりになり、本来注力すべきブランド戦略や商品企画の時間が確保できない、という運用負担の大きさも深刻な課題となっていました。
「そばに」選定の決め手は、“投資対効果の可視化”と具体的な提案力
他社からのリプレイスを検討する中で、最終的に「そばに」を選定した最大の理由は、初回ミーティングから提示された“自社の状況に合わせた具体的な提案”にありました。
「一般的な会社概要やサービス紹介で終わるコンサル会社が多い中で、そばにさんは初回から『御社の商材・過去事例から見ると、このようなロードマップで売上が上がります』と、道筋を数字ベースで示してくれました」と鶴岡様は振り返ります。
特に信頼につながったのは、少額の広告投資であってもどれだけの投資でどれだけの売上・新規顧客数が見込めるかを定量化して可視化できた点です。Amazon運用コンサルにありがちな“定性的な期待値の積み上げ”ではなく、事業者側が意思決定できる数値根拠を初手から提供する姿勢が、選定の決め手になりました。

HISTORIC株式会社 鶴岡様(右)と株式会社そばに 堀内(左)
「当たり前を徹底する」堅実な運用で、売上約250%成長を達成
「そばに」の支援開始後、売上約250%成長という成果を導入3ヶ月で達成しています。その背景には、以下のような取り組みがありました。
■ 的確な広告運用と、ファンダメンタル(基本)の徹底
“当たり前のことを、当たり前に、誰よりも速く・正確に実行する”。これは「そばに」が支援先で一貫して徹底している思想です。商品タイトルの最適化、サジェストキーワードの網羅、A+コンテンツ(商品紹介コンテンツ)の整備、広告構造の再設計—基本的なこと、その積み上げが検索順位と転換率を大きく押し上げました。
■ 事業者目線でのタイムリーな連携
HISTORIC様は商品ラインナップが非常に豊富なメーカー企業です。「そばに」では商品サンプルを提供いただき、運用担当者が実際に商品を手に取り、使用感や特徴を理解した上で運用に臨む体制を構築。事業者と運用側の双方が同じ解像度で商品を語れる状態をつくり、これが導入初期のスピード感を支えました。
■ スピード感のある自律的な運用体制
Amazon広告の運用やSEO対策は、細かな修正と改善の連続です。「そばに」の担当者は、都度の確認を待たずに『これやっておきました』と自律的に作業を進める姿勢が特徴。これにより、自社側で意思決定に割く時間が大幅に減り、スピードを落とさず施策を実行できるようになりました。
「そばにさんに任せておけば安心、と思えるようになってからは、担当者が本来の業務に集中できるようになりました。これは会社にとって非常に大きな定性的な変化でした」と鶴岡様は振り返ります。

ショールームに展示されたHISTORIC株式会社のコンシューマー向けコスメ・美容商品
今後の展望—EC全体運用への期待と、グローバル展開
現在はAmazon運用の支援が中心ですが、今後はGoogle広告やInstagram広告、自社ECサイトを含むプロモーション全般の運用を「そばに」へ一任したい、との期待をいただいています。
中長期的なビジョンは、コンシューマー向けの『1秒まつエク』をトップブランドへと引き上げること。手軽につけられる『1秒まつエク』をきっかけに、“まつげエクステといえば『Miss eye d’or(ミスアイドール)』”というブランド認知を一般層にまで浸透させていく構えです。
さらに、その歩みは国内にとどまりません。アジア・ヨーロッパ・アメリカといった海外展開も視野に入れています。すでにコンシューマー向けブランドで展開している剥がせるネイル(PEEL OFF MANICURE)」は、グローバル市場への進出を加速させています。
「そばに」の支援による国内Amazonでの成功を足がかりに、世界規模のブランドグロースを地続きで実現していきます。

HISTORIC社の多彩なプロダクト群。Amazonでの売上成長が、ブランド全体の成長を後押ししている
課題 / そばにの取り組み / 効果(まとめ)
| 課題 | そばにの取り組み | 効果 |
| スピーディな売上拡大を実現したい |
投資額に対する予測売上・顧客数を数値化して提案。的確な広告運用と基本施策を徹底 |
導入からわずか3ヶ月で売上約250%成長を達成 |
| 以前の支援会社では自社で考える手間が多く、担当者の負担が大きかった | SEO対策・画像制作をアドバイスし、細かな確認を待たずに自律的かつ迅速に作業を進行 | 自社で考える時間が大幅に減り、社内担当者の作業負担が軽減 |
| コンシューマー向け商材の認知拡大とシェア獲得が必要 | Amazon販売基盤を強化。将来的にはEC全体のプロモーション運用も視野に連携 | コンシューマー層へのブランド認知拡大に向けた強力な土台が構築された |









