ウェステックスジャパン有限会社(以下ウェステックスジャパン)は、世界中から厳選した質の高いベビー・キッズ用品を日本国内に届ける輸入販売会社です。
カナダ人の代表を中心に、これまで培ってきた経験を活かして海外の最新情報をいち早くキャッチ。アイデアに富んだプロダクトを国内へスピーディーに流通させています。
今回は、そんなウェステックスジャパンでマーケティング領域の責任者を務める坪田氏に、そばにとの出会いやAmazonでの成長の軌跡を伺いました。
良い商品を早く届けたいのに…頻出するAmazonのエラーに、時間と手間を取られる日々
日本国内の子育て中の家庭に、快適で豊かな暮らしを提供したい…その一心から、スピード感をもって海外のアイデア商品を輸入販売しているウェステックスジャパン。Amazon参入前から、国内の主要モールでの販売を始めていたといいます。
「当社は、全員で24名という少人数で運営しているため、社員はみな、常に総力戦です。
誰もが自分の専門とは異なる領域も同時にこなしているのが現状で、私自身も、主にはマーケティング、そのなかでも販売プロモーションの領域を受け持つことが多いのものの、一方では商品仕入れや自社プロダクトを企画する際の市場調査、消費者理解といったようなことも行っています。」(坪田氏)
もともと、そばにへの依頼前からAmazonへ参入していたというウェステックスジャパンですが、輸入代理店ならではのトラブルに悩まされていたようです。
「なにをするにも必ずといっていいほどエラーが出ていたんです。
その都度ひとつひとつ、その場しのぎで社内にて解決はしていましたが、 それが正しいやり方なのかどうかもわかっていませんでした。」(坪田氏)
海外からの輸入販売の場合、日本企業へのブランド販売の権限付与や、商品のJANコードの登録がAmazon上で引き継がれていないことが原因でトラブルになることも少なくありません。
またそれが、ウェステックスジャパンが経験したようなエラーを招く要因にもなっています。
「今はそばにさんのアドバイスで、優先度の高い商品からひとつひとつ、証明書を提出するなどして権限の紐づけ処理を行っています。
しかし当時は誰に相談すればよいのかもわからないうえに、当社は少人数でリソースも限られているなかで他モールの運用も並行しており、Amazonだけに多くのリソースをさけませんでした。
結局、課題を抱えたままズルズルと時間だけが過ぎていたのが実情です。」(坪田氏)
そのなかでそばにへの依頼に至ったきっかけは、EC運用関連のセミナーへの参加でした。
「商談をきっかけに何社かと話をしたなかで、事前に分かる範囲で調査を実施し、初回商談時から具体的な改善点をどんどん提案してもらえたのは、そばにさんだけ。
その姿勢ひとつで、Amazonでの実績・経験を惜しみなく発揮してもらえそうだと期待できました。」(坪田氏)
エラーの解消だけでなく、売上アップにつながる施策をどんどん投入!多角的・複合的な取り組みで一気にたたみ掛ける
ウェステックスジャパンは、Amazonでは主にベビーチェアを中心に取り扱っています。
そばにがまず取り組んだのは、商品ページの改修とSEOのキーワード選定です。
「当社はインハウスでデザイナーも抱えていますので、そこと連携を取りながらスピード感を持って進めてもらえたのは嬉しかったポイントです。
そばにさんから画像制作指示書を受け取り、当社にて作成しています。」(坪田氏)
以前は、「商品に関して誤解ないように」との想いから、画像内にテキストを詰め込んでいましたが、そばにの提案を受けて画像内の文字数を削減。
代わりにコンテンツのクリエイティブ枠の見直すことで、これまで画像内にテキストで詰め込んでいた情報を別コンテンツで補完しました。
「キーワードは、当社ではこれまであまり気にしてこなかった部分です。
しかし実際にAmazonでの各キーワードのボリューム目安を出してもらうと、自分たちが思ってもいなかったようなキーワード対策が効果的であることがわかりました。
例えば、これまでは「ベビーチェア」と表記していましたが、実は伸ばし棒ありの「ベビーチェアー」表記のほうが、Amazonでの検索が多いんです。
かなり細かいことですが、こういった対策が積み重なって、今のより良い商品ページへとつながっています。」(坪田氏)
ほかにも、ユーザーからのレビューを分析し、ユーザーが評価する内容を商品ページの訴求に盛り込んだり、費用対効果を考えながら攻めの広告運用や、今まで控えていたFBAを主力商品であえて活用し、配送面を強化し、SEO改善するなど様々な角度から見直しが行われました。
Amazon月商700~800万円から、今では安定して月商1,000万円を超える状態に!次に目指すのは「月商1,500万円を、コンスタントに」
「今、当社が掲げてるのは、「売上1,500万円を、コンスタントに」というところです。」(坪田氏)
そばに依頼以前は、月商700~800万円あたりで推移していたというウェステックスジャパンですが、今では1,000万円を超えることが増えています。
プライムデーのあった2024年7月に至っては、月商約1400万円に到達し(前年比130%)、セッション数も115%以上を記録。
さらなる飛躍に向け、主力商品以外でも売上を上げられる商品を増やしていくことも計画されているそうです。
【そばに依頼後の成果】
定量
定性
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「なにが正しい情報なのか」「誰に聞けばよいのか」が解消!道筋をクリアに示し、併走してくれる“心強い案内人”とともに目指す未来
「Amazonの運用は非常に手間がかかる」という印象があるという坪田氏。
どうやらその理由は、Amazonのヘルプデスクにありそうです。
「Amazonのヘルプデスクは、その時々の担当者によって対応にブレがあるんです。当社としては、どれが正しい情報なのかわかりかねる状況が続いていました。
しかし、Amazonのナレッジをたくさん有するそばにさんに出会ってからは、正しい道筋を簡潔に示してもらえています。
以前と比較すると、工程がかなり効率化されたと実感しています。
当社にとってそばにさんは、しっかりと併走してくれる“心強い案内人”です。」(坪田氏)
将来的にはAmazonの運用を内製化し、自立していきたいというウェステックスジャパン。
現在、その未来に向けて知識やノウハウを蓄積しているところです。
我々も最後までしっかりと、ウェステックスジャパンに併走し続けます。
記事のポイント
課題
選定理由
効果
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