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株式会社ライフムーブ様

コンプレックス系商品販売、Amazon戦略の大転換で売上4倍増、徹底的な改革とその成果に迫る

取り組み内容

商品ページ改善/SEO対策/広告運用/セール対策/レビュー対策

株式会社ライフムーブ(以下、ライフムーブ)は、消費者の「美と自信」をサポートするため、ホワイトニング歯磨き粉や口臭サプリ、シワ改善クリームなどのコンプレックス系商品を販売しています。

これまでは自社LPを活用した単品リピート通販で着実に実績を築き上げてきましたが、更なる成長を目指し、楽天市場やQoo10といった主要モールへの参入も進めていました。

しかし、Amazonにおいては後発での参入と戦略不足から、思うような成果を得られずに苦戦を強いられていました。

 

転機が訪れたのは2024年7月、Amazon専門のコンサルティング会社「そばに」の支援が始まったことでした。

わずか半年で売上が4倍以上に成長したライフムーブ。その成功の秘訣について、モール運用担当の日野氏にお話を伺いました。

 

課題山積みのAmazon運用、そして「そばに」との出会い

約2年前にAmazonでの販売を開始したものの、商品ページは最低限の情報しかなく、広告運用もほとんど手つかずの状態だったといいます。

 

「Amazonで販売はしていましたが、正直『売っているだけ』の状態でした。商品ページはタイトルと簡単な説明があるだけで、広告のやり方も全く分かりませんでした。

Amazonで売上を伸ばしたいという気持ちはあったものの、何から手をつければ良いのか分からない状況でしたね。」(日野氏)

 

多忙な日々の中で、Amazon運用に十分なリソースを割けずにいたライフムーブは、運用代行会社の検討を始めたといいます。

複数のコンサル会社に相談するなかで、そばにを選んだ理由について、日野氏はこう語ります。

 

「いくつかの会社に話を聞いたのですが、そばにさんはAmazonシステムへの理解が非常に深く、私たちの状況を最も的確に捉えたうえで、納得のいく回答をしてくれました。

費用面でも現実的で、信頼できる会社だと感じましたね。」(日野氏)

 

プライムデー直前の迅速な施策実行—「ユーザー視点」による商品ページの徹底的な改革

支援が始まったのは2024年7月、プライムデー直前の慌ただしい時期でした。

限られた10日間で最大の成果を引き出すため、まずは商品ページのSEO改善や低評価レビューへの対策、そしてVine施策といった短期的に効果が見込める施策を導入。

こうした取り組みにより、7月11日から17日のプライムデー週間では、総売上407,372円(前月6月の総売上が798,520円)を達成。

そばにのサポートが売上の急成長に繋がりました。

 

「7月にはすぐにセールがあったので、納品数の調整や広告運用を含めた準備をすべてお任せしました。」(日野氏)

 

当初、ライフムーブの商品ページには最低限の情報しかなく、SEOに関する対応も不十分な状態であったといいます。

そばにはまず、この商品ページのSEO改善に着手し、さらにユーザー視点を徹底的に意識したページ構成の改善を進めました。

 

「そばにさんからの改善提案書には、商品の特徴やベネフィット、使用方法、保証内容、競合製品との比較まで、顧客が求める情報がすべて網羅されていました。従来のLP中心の販売では気づかなかった視点での提案をいただけて、本当に驚きました。」(日野氏)

 

▼ライフムーブ様の商品 ホワイトニング歯磨き粉「tavateee(タヴァティー)」

また、商品の魅力をより強く訴求するため、そばには画像制作にも細部までこだわりました。

顧客が「なぜこの商品を選ぶべきか」を一目で理解できるように工夫することで、商品ページのユニットセッション率は6月の3.3%から7月には8.49%へと大幅に向上。

顧客の購買意欲が一段と高まったといいます。

 

「Amazonページを単に見栄えよくするのではなく、顧客目線で『何が知りたいか』をしっかりと考えた提案をいただき、見せ方が大きく変わりました。これまで、顧客が本当に求めている情報を十分に伝えられていなかったことに気づかされました。」と、日野氏は語ります。

 

効率的な広告運用—無駄打ちの排除で売上と費用対効果を最大化

支援開始時点での広告予算は、月にわずか10万円ほどで、キャンペーンの重複や無駄も多く見受けされたとのことです。

しかし、そばにの精密な管理のもとで広告運用が見直されると、ROAS(広告費用対効果)が劇的に向上しました。

6月時点で317%だったROASは、9月には451%まで上昇。

また、Acos(広告費用の売上比率)も6月の32%から9月には22%に下がり、広告予算の拡充に伴って売上効率も大幅に改善されています。

 

「最初は、指名検索を使って広告を打っていましたが、正直なところ、やり方もよくわからず、最低限の運用にとどまっていました。

そばにさんは単に予算を増やすのではなく、効果をしっかり出し続けてくれるので、今は安心してすべてお任せしています。」(日野氏)

 

SEO対策でも、そばにの施策が確かな成果を挙げました。例えば、主要キーワードである「ホワイトニング 歯磨き粉」の検索順位が、7月の153位から10月には44位にまで急上昇。

また、「ホームホワイトニング」についても圏外から21位へと大きくランクアップしています。

これらのキーワードで順位が向上したことで、オーガニック検索からの流入が増え、売上の安定化に貢献しています。

さらに、「tavateee」や「タバティーホワイトニング」といった指名キーワードでは、7月以降、常に1位を維持。

ブランド認知度が高まり、購買意欲の高いユーザーの流入が着実に増加しています。

 

▼キーワード順位のモニタリングシート。指名では検索結果1位を維持。

「検索順位が上がったことで、自然に訪問してくれるお客様が増え、売上の安定につながっています。

そばにさんのSEO対策はとても効果的で、ブランド検索の順位が上がり、指名検索による流入が安定したことは、私たちにとって大きな成果です。」(日野氏)

【そばに依頼後の成果】

定量

  • 注文商品売上 4.1倍増(4月:1,226,890円→ 10月:4,981,581円)
  • 販売個数 4.8倍増(4月:198個 → 10月:950個)
  • ユニットセッション率 2.6倍増(6月:3.30% → 7月:8.49%)
  • ROAS 1.4倍向上(6月:317% → 9月:451%)
  • ACoS 10ポイント減(6月:32% → 9月:22%)
  • TACoS 1ポイント減(6月:11% → 9月:10%)
  • 主要キーワード「ホワイトニング 歯磨き粉」の検索ランキング 109位上昇(7月:153位 → 10月:44位)
  • 関連キーワード「ホームホワイトニング」 圏外から21位に上昇(7月:圏外 → 10月:21位)
  • 関連キーワード「歯磨き粉 ホワイトニング研磨剤」 10位上昇(7月:43位 → 10月:33位)
  • 指名キーワード「tavateee」「タバティーホワイトニング」 7月以降常に1位を維持
  • 7月プライムデー期間(7/11~7/17)の売上:407,372円
  • 10月プライムデー(10/17〜10/20)の売上:1,442,040円

定性

  • 商品ページの質的向上によるコンバージョン率の改善
  • 広告運用ノウハウの獲得による費用対効果の向上
  • Amazonセラーセントラルシステムの理解深化による運用効率化
  • スムーズなコミュニケーションによる迅速な課題解決
  • Amazonのルール変更(アテンションシール審査基準など)への柔軟な対応

 

次なる目標とさらなる提案への期待

順調に売上を伸ばしていたライフムーブですが、思わぬトラブルにも見舞われました。

芸能人プロモーションで使用するアテンションシール(商品外箱などに貼るポップシール)付き画像が、Amazonの規約に抵触するという問題が発生したのです。

そばには、原因究明のため、合格画像と不合格画像を徹底的に比較分析を行いました。

その結果、「シールが商品画像から離れすぎているとAmazon審査に落ちやすい」など傾向と対策も提案。

こういった問題を一つずつ解決していくことで、ノウハウも蓄積されていくといいます。

▼アテンションシールの他社事例を調べたシート

「何かわからないことがあっても丁寧に説明してくれますし、レスポンスも迅速なので非常に助かっています。トラブルが発生したときも、その都度親身になって一から見直してくださるので、本当に心強い存在です。」と日野氏は感謝の意を表しました。

 

数々の課題を乗り越え、ライフムーブのAmazon売上は支援開始から3か月で月間500万円を達成しました。

しかし、日野氏は現状に満足することなく、さらに高みを目指していきたいと語ります。

 

「現在の成果があるのはそばにさんのおかげで、本当に感謝しています。次の目標は1000本の販売、その次が売上1000万円ですね。売上1000万円を達成するためにも、具体的な提案と実行支援を期待しています。」(日野氏)

 

記事のポイント

課題

そばにの取り組み

効果

情報不足で魅力の伝わらない商品ページ

ユーザー視点に基づいた商品ページ構成の改善、商品のベネフィット、使用方法、保証内容、競合製品との比較など、ユーザーが必要とする情報を網羅、ビフォーアフター表現の工夫、高品質な商品画像の作成

顧客の信頼感向上、コンバージョン率の改善、購買意欲の向上

予算配分が非効率な広告運用

費用対効果の高い広告運用設計、無駄なキャンペーンの排除、広告予算の段階的増額 (月10万円 → 52万円)、ROAS重視の運用、自社タイムセールの積極的活用

広告費用対効果の向上、売上増加、通常日における売上底上げ

SEO対策不足によるオーガニック流入の少なさ

主要キーワードと関連キーワードの選定、SEOに最適化されたコンテンツ作成

主要キーワードの検索ランキング上昇 、関連キーワードの検索ランキング上昇オーガニック検索からの流入増加

指名検索の活用不足

指名キーワードの最適化

指名キーワード検索で1位、ブランド認知度向上、購買意欲の高いユーザーの流入増加

大規模セールイベントの活用不足

プライムデー、プライム感謝祭といったセールイベントに向けた短期集中施策の実施、イベント期間中の広告運用最適化、Vine施策の導入、低評価レビュー対策

プライム感謝祭・プライムデーにおける売上増加

Amazonシステム知識不足と運用難航

セラーセントラル操作方法の指導、エラー対応、商品登録などのサポート

Amazonシステム理解促進、運用効率化

Amazon規約への対応不足とトラブル発生

アテンションシール審査基準変更への対応、規約に準拠した表現への修正、トラブル発生時の迅速な原因究明と解決策の実施

出品停止リスクの回避<br>安定した事業運営

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